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hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

北欧旅行(番外編):事件です!

2018-08-12 08:18:08 | 旅行

(運命の航空券)

 海外旅行で一番困るのは何でしょうか?

 一つはトイレでしょうか? 日本の快適なトイレに慣れていると、不便です。お風呂も、洗い場がほしいですね。
 それとやはり、言葉ですね。
 ということで、【北欧ミニ情報』北欧4か国の言語、これはすべて違い自国の独特の言葉です。一般に知られるようにフィンランドは蒙古系の民族ということで、他の三カ国とは全く違うということです。スウェーデン、ノルウェー、デンマークはゲルマン系の民族で、似た言語のため、相互にある程度は理解できるものの、それぞれ違った言葉ということです。

 ということで、北欧4か国、現地の言葉での会話、よほど語学力のある人でないと無理ということです。もっとも、欧米一般にそうらしいですが、北欧でも英語はどこでも通じますからご安心ください。いえいえ!と言えるのは、英語がある程度使える人のことですね。
 海外旅行、添乗員さん付のツアーなら、飛行機などの搭乗、入出国手続き、ホテルのチェックインなどすべてサポートしてくれるので、やっと旅行が出来ていますが、これが自分でとなったらお手上げです。

 そんな英語???な私に事件です!
 それは、ストックホルムからベルゲンへの飛行機で起こりました。冒頭の写真がその事件の航空券です。搭乗券に「GROUP2」とありますが、これは搭乗順ということで、私以外のツアーメンバーは3か4でした。つまり私は早い搭乗順です。最初に1の人が呼ばれ、1人だけで、すぐ2の搭乗となりました。並んだのはたった3人、外人さんがまず通りました。残る2人の内1人はツアーメンバーで鎌倉の奥さんの方、その奥さんが先に搭乗手続きに、するとゲートの女性が「Do you speak English ?」と言ったような気がしました。奥さん「a little」と答えると、無事パス機内へ、そして私、同じく「Do you speak English ?」と言われて、『a littleまでは話せないな~』ということで、「too bit」と答えたら、同じように何やら合格、無事パスでした。

 
 (ストックホルム空港) 

 ところが、これが無事ではなかったのです。外人さん、奥さんと並んで座った席は「非常口」の席、ということで飛行機によく乗られる方はご存知のように、非常口の席は緊急時のサポートをする役もあって、海外の飛行機では当然、英会話能力が必要ということになるわけです。
 二人で並んで座ると、今度はすぐに、客室乗務員が来て、また二人に同じ質問、「Do you speak English ?」奥さんまた「a little」と、そして私はもうどう答えてもこの場面から逃れられないと覚悟を決めて、「a little」と答えました。すると、乗務員さんが長い言葉を話しました。どう言ったかは覚えていませんが、どうやら全ての荷物を上の荷物入に入れ、手元に何も持ってはいけないと、luggageだかbaggageの単語と手振りから言っているようでした。リックは荷物入に入れたので、手元のサイドバックをこれもかと、目で合図をすると、そうだというので、それも荷物入に。その後何か役割の説明でもあるのかと、身構えていると、プチ英会話はそこまでで終了、無事開放されました。
 奥さんは手元にひざ掛けを持っていて、これもダメかと聞いていましたが、どうやら駄目だったようでした。乗務員さんが「何にも持ってはいけない」ということを言っていたのは何となくわかりましたが、奥さんに聞くと「首に巻くならいい」と言われたとのこと、私にはその部分は分からなくて、どうやら奥さん、結構英語は強そう、これならこの後も安心とホッとした次第です。
 結局、手元に何も持てなくて、ベルゲンまでの1時間半は奥さんとの雑談となりました。

 今回の北欧旅行、プチ英会話は結構ありました。フィンランドのスーパーで買い物をしてると、自動レジでカードしか使えないと言われたり、ホテルではキーをロックしてしまったり、一番多かったのは帰りのフィンランドから成田までの飛行機の中でした。行きは日本人の乗務員さんでしたが、帰りは外人さん、ほとんど食事の時で、飲み物は、食事は、お代わりは良いか?などで、その都度水、コーヒー・ブラックで、魚など単語の羅列でしたが、この程度なら何とかなりました。
 大事件ならやはり添乗員さんの搭乗いや登場でしょうね。

 小事件、プチ英会話、これも旅のいい思い出、ということですね。

 番外編、つまらないお話にお付き合いしていただいた方、大変失礼しました。次はノルウェーのベルゲンです。少しお待ちください。






 



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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言葉・・ (屋根裏人のワイコマです)
2018-08-12 09:56:25
最近は、英語が世界中で通用して・・
海外旅行では強い味方のようですね
私は殆ど話せませんし理解できません
なので、いつも外国への仕事は通訳が
ついてくださいましたので、助かりました
でも 飛行機の中とか 一人での対応・・
ならば・・戸惑ってしまっている自分を
想像すると、空恐ろしくなります。
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ワイコマさん (hiroべ)
2018-08-12 12:19:49
よく言われることですが、高校まででも6年間、大学まで行けばさらに
2年間も勉強しているのに、英語どうして日本人は話せないのでしょうね。
私もダメです。
引退してから時間に余裕があって、NHKの英会話教室を週に3回程度は
TVで見ていますが、さすがに見ているだけではダメですね。
今回の旅行でも単語の羅列で文章になりませんでした。
やはり実践が大事ということでしょうね。
来年も出来れば何処か海外にと思っていますが、また単語羅列英会話
となりそうです。
返信する
同じ事件が・・・ (ぴあ野)
2018-08-12 17:53:31
今年の冬、フィンランドのイバロ空港から
ヘルシンキ行きの国内線飛行機に乗るときに、
同じことがありました。
・・・といっても、わたしではなく、他人様。

私のすぐ前に、ロシア人か、北欧か、とにかく白人のオジさんが英語はできないと答えたところ、
席を替わるように言われました。
家族と離れることになったオジさんは激怒、十代の娘さんも、抗議。
「だって、アンタ、英語しゃべれないって言ったじゃん」・・・しっかり聞きましたよ、わたし。
最後は、オジさん「This is my seat!]」と絶叫を繰り返すばかり、完全にぶち切れていました。
おかげで、搭乗が大幅に遅れ・・・まいりました。

最後に・・・「フィンランド人が蒙古系」アジア系という説は、広く流布していますが
現代では学問上、否定されているそうです。
(ちなみにハンガリー人がフン族のアジア系という説も同様。)
言語的にはほかの北欧国がインド・ヨーロッパ系なのに対し、
フィンランドはウラル語族ですが、「アジア」ではありません。
エストニア語に最も近いそうです。
アジア=未開地、フィンランドも北欧諸国では独立が遅れ、経済発展も遅れていたために、
アジア系であるとする説が流布した節もあると
石野裕子『物語フィンランド史』(中公文庫)で読みました。
学問は刻々変化していくものですね・・・
長々と失礼いたしました。
返信する
ぴあ野さん (hiroべ)
2018-08-12 20:04:44
あらあら、席にそんなにこだわる人がいるんですね。
その人、私より英語は強そうです。
鎌倉夫人の手前と私も見栄を張らず、noと言えばよかった
のでしょうが、それだと思い出は出来なかったということですね。

フィンランドの言語の話、ご丁寧な解説ありがとうございます。
私が高校時代には、フィンランド人はフン族の後裔と習いましたが、
それは否定されていると何処かで聞いたことがあります。
現地ガイドからは、ウラル語族でモンゴル系の祖先を持つ、
それで、フィンランドの人は、アジア系と言われることを嫌っている
との説明がありました。
現地ガイドも正確ではなかったようですね。
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