（配布パンフより転載）
昨日に続いて、やっと本題の「ホイッスラー展」です。
実は、ホイッスラーという人は全く知らない画家でした。
先日の腰痛治療で整体に行ったとき、そこで、無料招待券を2枚頂いたのです。場所は横浜美術館でした。
横浜、独身時代と新婚時代で、10年弱ほど過ごした地ですが、今のマンションに越してからは一度も行っていなく、
もう10年以上は行っていないので、久しぶりに出かけようと、喜んでキップいただきました。
パンフで、ざっとは見ていましたが、ホイッスラー、アメリカの人です。アメリカといえば、ウォーホルに代表される
現代作品のイメージがありますが、19世紀の人ということもあり、いたってオーソドックスな作品となっています。
解説にもあるように、クールベの影響を受けたこともあり、初期の作品、特に風景画は細密な作品となっています。
大作もありましたが、エッチング手法を中心とした版画の小品が多く展示されていて、これらがそれぞれの時期の作風を
よく表しています。
とても、買えないのでしょうが、小品、どれもいいもので、一つほしいと思いましたね。
最大の売りは、「ジャポニスム」ということでしょうか。
ホイッスラーが手掛けた、フリーア美術館（アメリカ合衆国首都ワシントンD.C）内にある「ピーコックルーム（孔雀の部屋）」の
様子の映像が流れていましたが、この部屋は実際に是非観てみたいと思いました。
さて、久しぶりの横浜でしたが、みなとみらい駅に行くのは初めてでした。ランドマークタワーは2，3度桜木町から
行ったことはありましたが、そのころはまだみなとみらい地区の開発中の時期でした。
みなとみらい駅から駅ビルを抜けて、横浜美術館が目の前に出現しますが、お洒落な建物とともに、この広い空間、
これ自体が芸術ですね。
いつまでものんびりしていたい、居心地のいい空間、また訪れたいと思います。
