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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

明日香賞!

2017年09月19日 | なごみ
昨日明日香村で行われた万葉の歌音楽祭で、長年大和五條で音楽活動を続けていらっしゃるエンヤトット一座さんが出場され、見事明日香賞を受賞されました!

おめでとうございます!

今回はうら若き女性陣も新たにメンバーに加わっての参戦!

女性たちは、なんと万葉うたいびと風香の万葉装束!
ミセスふみこのオリジナリティあふれる渾身の衣装です!

エンヤトット一座さんの綴る山上憶良の心が明日香に響き渡ったことでしょう!

くりんとさん、おめでとうございます!


私が出場してた頃の明日香風舞台。

音楽祭が広義の意味での万葉の音楽祭となっていきますように!

手仕事〜本番に向けて

2017年09月17日 | なごみ
リハーサル、そして本番の9月30日といよいよ迫ってきました。

万葉装束はすでに衣装のミセスふみことも打ち合わせ済で準備OK!のはずでしたが、、、。

衿合わせをして見ると、、、、ん!?何だかシャキッとこない。。。

しまった!!!前回から衿芯抜いたままだった!(冷や汗)

慌てて衿芯作り、そして手仕事開始!



重なる時は重なるのね、こちらは本番1週前に出番待ちの着物の半衿手直し。

こんな私でも重宝して頂けることは何時もありがたいことです。

台風前の静かな珍客。


黒アゲハかな。


舞い飛ぶ姿が美しく思わず窓からパチリ。

いよいよです!
9月30日は是非、三重県津市一志町にお越し下さいませ。
心よりお待ちしております!











いざパリへ!

2017年09月13日 | なごみ
飛行機ではありません(笑)

車で行ってきました!(笑笑)

名古屋ボストン美術館で開催中の「パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」。



パリ好きな母は昔旅したモンマルトルの丘を思い出したらしく、来年閉館することが決まっているボストン美術館でパリを体感できると知り、「行ってみたいわ」と。

ちょうど喉の調子が微妙になりつつあって、先手必勝で呼吸器の主治医のところに行きたかったのでこうなれば母を連れて病院に行けばそこから車で5分ほどと一石二鳥。
腰痛悪化の自分ではあるが、母の命の限りもいつ訪れるかわからないので、後悔したくない一心の思いだけが私を動かしてくれる。



来館者のほとんどが女性!

母のみならずやはり憧れるのね。

絵心にはほど遠い私でも、パリジェンヌたちが常に流行を追い求め、身も心も洗練されていく姿に努力を惜しまないパリジェンヌたちの息吹を感じ、いつの時代でも世界の憧れの的となった理由がよく理解できた。

ボストン美術館のあとは、私のお気に入り場所である11F名古屋都市センターへご案内。

名古屋遊覧を楽しんだあと、柿安 三尺三寸箸のビュッフェを堪能。

久しぶりに母のお腹の底から湧き出る笑顔が、何よりのご馳走となった私。

コンサート前で外出は控えたいものだが、それでも弱者となった母のささやかな望みを実現する手助けをすることで、母が明日への希望を持った人生を送ってくれれば介護者である私の幸せともなる。

これからも母とのひとときをも大切にしたい。










心は一志!

2017年09月12日 | なごみ
9月30日に向けた準備もほぼ整い、日々歌の練習中。

心はすでに一志にあり!

ふと2Fから一志方向の空を眺めると、、、、おおっ〜!

見えたのは一志でなく、猛禽の姿!

慌てて一眼を取りに下り、再度駆け上がりまずはパチリ。



何とチョウゲンボウの姿が!

ここ1ケ月ばかり、腰痛悪化。

大波小波を日々乗り越えながらも昨日に至っては明日は歩けないかも、、、と思えるほどの激痛。

10代後半からのお付き合いであるがゆえ、ほぼ赤に近い黄色信号の点滅がよくわかる。

しか〜し。

野鳥の威力恐るべし。

一眼持って、走っていた(笑)


チョウゲンボウの愛くるしいお目目が可愛い!


大サービス!


飛び出しました!


一気に急降下、着地!


ゲッツ!
ショウリョウバッタも食すのね。。。

弱肉強食。

彼らも日々一生懸命生きてます。














上海歌舞団 舞劇「朱鷺」

2017年09月02日 | なごみ
舞劇「朱鷺(とき)」名古屋公演。
どうしても行きたかった。

会場はオアシス21横の愛知県芸術劇場。






全体のステージングが見渡せるようにせり出した2F席前方正面をゲット。

音楽と舞踊のみで綴られた圧巻の舞台。

そして舞台から伝わる現代への警笛と未来へのメッセージ。

カーテンコールは写真、動画ともにOK.
海外アーティストはいつも太っ腹です(笑)


24羽、圧巻の朱鷺。







美しい青年と朱鷺のプリンシパル。幕が閉じるまで朱鷺そのものだった。



ライブ前のひととき。
しばし異次元空間に、、、と思いきや、万葉集、野鳥観察との共通点をも感じずにはいられないひとときとなった。


舞劇『朱鷺』ナビ特別公開 Part 1

どこからともなく

2017年08月29日 | なごみ

母が有松(ありまつ)絞りのブラウスがみたいというので、リフレッシュ方々母とプチ旅に。

近くに居ながらも母は初の有松訪問。旧東海道沿いに位置する有松は江戸の情緒たっぷり。


街道沿いの各家の軒下には有松絞りの暖簾がかかる。

江戸期の建物が残る街道沿いのお店はどこも間口が狭く敷居もあり、車椅子の母が入れるお店はごくわずか。有松絞り会館内は、バリアフリーでトイレも対応しており出入り可能。
街道沿いをじっくりゆったり歩いてのウインドショッピングは、十分に有松絞りを堪能できた。

ここのところ早朝の風はめっきり秋の気配。

今日は母の部屋の短冊と絵の掛け替え。


絵は母の彩石画。母が左麻痺になる前、元気だった頃の作品。



「今は書きたくても左手が効かないからね」ボソッとつぶやいた母の一言に胸が痛む。

短冊は私。

「どこからともなく雲の出て来て秋の空」

ありのままを受け入れる。












喉の管理

2017年08月28日 | なごみ
歌っていると、喉の調子がよくわかる。

只今!絶好調!

可能な限りあと1ケ月、本番当日までこのままであり続けたいと切に願う。

いつ悪化するのかわからない喉の管理に欠かせないもの。

それはマスク!



この暑さにもめげず日々愛用中。

右は普通サイズで作ったもの。

使い込む程に、もう少しすっぽりと口と鼻を覆いたくなって、ならばと大きめで型取りしてチクチクと友人に教えられた通りに手縫いしてできたものが左。アゴの下あたりまで隠れます!

保湿効果抜群!

そうは言ってもこの季節、正直(息)苦しい日も(笑)

喉の管理は試行錯誤の連続です!






9月30日は波多の横山へ

2017年08月20日 | なごみ
あっという間に8月も後半。

9月30日、三重県津市一志町での万葉講演会と万葉歌コンサートに向けて着々と準備を進めています。



9月30日といえば立秋も過ぎた頃。

一志町八太に吹き抜ける初秋の風。

想像しただけで嬉しくなってきます。


会場はコミュニティプラザ川合。

当日は二部仕立て。
第一部の万葉の講演会は「万葉集と皇女たち〜歌に込められた祈り 波多の横山〜」をテーマに、万葉うたいびと風香が読み解く波多の横山を曲作りの過程を追いながらの内容を予定しております。

そして第二部は、万葉歌物語と一志万葉ふるさと讃歌。

特に「一志万葉ふるさと讃歌」は私自身新たな形の取り組みへの挑戦となりました。

さあ、どんな仕上がりになったのでしょう!

今年の秋は、万葉の風を感じに万葉のふるさと「一志(いちし)」に是非お出かけくださいませ。心よりお待ちしております!


さて、資料準備が整いデスクワークはここまで。今朝は久しぶりに早朝バードウオッチング。


まだまだガガブタ満開です。



近所の大学内の植物園。


サルスベリもそろそろ終わり。


セグロセキレイ。


こんなふうに空中で止まってくれたら(笑)


カイツブリの親子。


面白い顔してるのね。






ガマの穂。ガガブタ効果!?水面への映り込みに思わずパチリ。


「可憐」という言葉がぴったり。


空はすでに秋の気配!






















資料作り

2017年08月12日 | なごみ
来月に迫った三重県津市一志町での講演会&万葉歌コンサート。

ようやく講演会配布資料が完成!



光がさしてきた(笑)

介護との両立で煮詰まった私を心配してくれたのか、母がデーサービスに行く日をチョイスして近くの友人たちからのお誘い。
ガーデンにはアーモンドの実が。

友たちの心遣いが何より嬉しい。

帰宅後久しぶりにバードウオッチングへ。

池の一部を覆い尽くしているのは!?

一見万葉集に詠まれているアサザ?

帰宅後調べてみたら、どうもガガブタ(鏡蓋)。アサザ属に納得。


水質浄化作用があるのか池の水が例年より綺麗に見えたのは、なんとも可憐な花でもあるからだろうか。


こちらは早くも秋の気配。


バードウオッチングの成果は、、、口をぽかっと開けたカラスとカイツブリのみ。。。暑い。。。

久しぶりにいとこが立ち寄ってくれた。
お互いが在宅介護中の身。

母の状態を見て「まだ大丈夫よ」と力強く言ってくれた言葉に肩の力がすうっと抜けていく。

介護者であるがゆえの背中を押してくれる言葉。















万葉を歌い紡ぐ〜それぞれの形〜

2017年08月05日 | なごみ
今年は三重県津市でご縁を頂いている私。

万葉を各地の風土で守り伝えていらっしゃる方々から毎年いただけるご依頼は、自信が求めて与えられるものでなく、ただただそのご縁に感謝しています。
ありがとうございます。

万葉を伝える方法は、いろんな形があっていい。

そしてそれぞれが独自性を持って発信してこそ、真のつたえびととなるのではと信じております。

さて、この度1冊の名著を頂きました。



今年刊行された「心ときめく万葉戀歌吟詠集」。
著者は昨年三重県文化功労賞を受賞された加藤龍宗氏。

氏が選んだ万葉100首の相聞歌が吟詠となって綴られています。

一方、私が形にしたのは万葉歌物語「二上山の落日 大伯皇女の嘆き〜斎王として 姉として〜」


心1つに万葉を歌い紡ぐ それぞれの形。

氏の足元にも及びませんが、素晴らしい方とのご縁に改めて感謝した日となりました。

深謝。