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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

犬養万葉記念館リニューアルオープン 万葉歌コンサート

2014年10月16日 | ライブ
犬養万葉記念館が11月1日にリニュアルオープンされます。

先日お知らせしたように、その一環で万葉歌を歌わせて頂けることになりました。
ただただありがたいことです。

時間が決まりましたので、改めてお知らせ致します。

        
          【万葉歌コンサート】


  日  時  平成26年11月3日(月・祝)
        午後1時〜2時30分頃まで

  場  所  奈良県高市郡明日香村岡1150
        犬養万葉記念館

  アクセス  近鉄「橿原神宮前」駅東口または「飛鳥」駅より奈良交通明日香周遊バス乗車。
       「明日香観光会館前」下車、徒歩ですぐです。

        

  ご来場、心よりお待ちしております。







万葉歌コンサートのお知らせ

2014年10月07日 | ライブ
来る11月3日(月・祝)に、明日香村において万葉歌コンサートを行ないます。

今回は、犬養万葉記念館リニューアルオープンに伴っての一環のもので、ありがたいことに出演させて頂けることになりました。

8月出演の三輪山に引き続いて、まさに夢舞台。

お声をかけて頂けるのは、本当にありがたいものです。

今回は、飛鳥の風土を歌った万葉歌、新曲も用意致しました。

明日香での万葉歌は、3年ぶり。ワクワクしております。

どうぞこの秋は明日香へ。

皆様お誘い合わせの上、ご来場頂ければ幸いです。
心よりお待ちしております。


    
       ♪万葉歌コンサート♪
     

    と き: 平成26年11月3日(月・祝)

    ところ: 奈良県高市郡明日香村岡1150

         犬養万葉記念館内

        *詳細は後日




第53回 桜井市夏季大学 御礼

2014年08月25日 | ライブ
大神神社 大礼記念館で行なわれた第53回桜井市夏季大学。

多くの方にご来場頂きまして、ありがとうございました。



皆様のおかげで何とかステージを無事に終えることができましたこと、心より深く感謝し御礼申し上げます。

ありがとうございました。

つたない私の講演にも耳を傾けて下さり、更に会場の皆様にご協力を頂いて会場一帯となっての楽曲や、更なる後半、万葉歌物語では熱心に映像を見つめ聴いて下さってと、皆様の熱心なお姿に身の引き締まる思いの中、万葉歌お届けさせて頂きました。

まずは、深くそして厚く心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

桜井市観光協会様、桜井市役所の皆様、大神神社様、忍阪区の区民の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

また万葉故地、名張歴史読書会の皆様や、一志町語り部会の方々他、多くの方が思いを寄せて下さって駆けつけて下さいました事は、万葉うたいびと冥利につきます。
重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。


尚、今回の歌物語他、映像作品制作にあたりましては、本当に多くの方々にお力添え下さいました。
こうした方々のおかげで今回の作品が出来上がり、昨日を迎えられたと終演後、こみ上げてくるものがありました。

写真、書家、イラスト、モデル、万葉装束、万葉アクセサリー、楽曲制作などなど、それぞれの分野で第1線でご活躍の皆様にお力をお貸し頂けた事も、より良い作品とすることができたと思っております。

影に日向に支えて下さったこと、感謝しております。ありがとうございました。

皆様のおかげです。ありがとうございました。














万葉歌物語「二上山の落日 大伯皇女の嘆き~斎王として 姉として~」

2014年08月01日 | ライブ
8月24日の奈良県桜井市夏季大学において、万葉歌で味わう「記紀万葉さくらい」と共にお届けするのが、標題にある

万葉歌物語
  「二上山の落日 大伯皇女の嘆き~斎王として 姉として~」。

古代史ファンなら知る人ぞ知る、大伯皇女と大津皇子にちなんだ楽曲を、語りと万葉歌でお届け致します。

「現世の 人なる我や 明日よりは 二上山を 弟世(いろせ)と我(あ)が見む」(万葉集巻2-165)
「磯の上に 生ふる馬酔木を 手折らめど 見すべき人が ありと言はなくに」(万葉集巻2-166)

万葉歌をはじめて、最初に選んだ句がこの歌でした。
が、今思い出してもお恥ずかしいまでに未熟な楽曲で、結局、自分の胸にしまい込んだお蔵入り楽曲となったのです。

そして、昨年夏に思いがけず再チャレンジの機会を得ました。

今年5月に三重県名張市で行なわれた夏見廃寺1320年祭への出演依頼でした。

いつかは、再度取り組みたい歌群でしたので、迷わず万葉歌物語として仕上げる旨の提案をさせて頂き、当日は映像と共にお届けさせて頂けたことは何より万葉うたいびと冥利につきるものでした。

さて、今回は、大津皇子の邸宅(訳語田(おさだ)の家)のあった奈良県桜井市が舞台です。

その歌物語は、全9曲の構成となっており、万葉集からは全9首を用いた楽曲5曲を、そして懐風藻からは大津皇子の歌2首を用いた楽曲2曲を、内1曲は、万葉集と懐風藻とを併せて制作した楽曲に仕上げております。ちなみに残る2曲は歌物語として入れ込んだオリジナル曲です。

大学で文化財歴史学科を専攻しました。
卒業した今、気がつけば古代から近世までを一応勉強したことになるのですが、学業の成果はおいておいて、どの時代背景にも共通することが1つあります。

それは原文にあたること。

今だからこそ表現できる形。

そんな形にも注目して頂ければと思っています。

8月24日は桜井市大神神社、大礼記念館でお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。


(猛暑の中でも湿地帯で涼しげに星形の花をつけるシロバナカモメズル)

(こちらは紫色、コバノカモメヅル)


(久しぶりの猛禽、ノスリ)


第53回桜井市夏季大学

2014年07月17日 | ライブ
桜井市観光協会様主催の桜井市夏季大学に出演させて頂く事になりました。

万葉集発祥の地、『桜井』で歌わせて頂けることは、万葉うたいびとにとってこの上ない幸せを感じております。
会場は、東の三輪山、大神神社 大礼記念館と夢の舞台です。

今回の演題は『記紀万葉さくらい』と『二上山の落日 大伯皇女の嘆き~斎王として 姉として~』の2本立てです。

後半の二上山の落日…については、映像も併せた万葉歌物語でお届けを致します。

記紀万葉のふるさと桜井、東の三輪の地で、西の果(は)つる二上山を歌わせて頂きます。

事前申し込みが必要となり先着順となるそうです。この機会に是非ご来場下さいませ。




大伯皇女の嘆き~斎王として 姉として~

2014年05月03日 | ライブ
万葉歌で綴った「大伯皇女の嘆き~斎王として 姉として~」を終えて。

昨夜はさすがにバタンキュー。
一夜明けた今日。

心地よい疲れの身体もろとも引きづりながら帰った万葉衣裳のスーツケースの整理からはじめた。

そういえば、着替えもそこそこに気がついたらスーツケースに入ってたような、、、。記憶が定かでない。
そう思いながら恐る恐る開いてみたら、万葉装束が綺麗に畳んでいれてあった。

そうだ。リハから本番の着替までお手伝い下さった方だ。
名張読書会のメンバーで地元にお住まいの着付けの先生がやって下さったのだ。

深い心遣いを持ち帰った私。ただただ感謝。


さて、今回の歌物語への新たな挑戦。

皆様からは終了後温かいお言葉を頂けたのは本当に何より嬉しくありがたい。
御礼申し上げます。ありがとうございました。

今回は上野誠先生と初めてご一緒させて頂く機会に恵まれたのは、一重に奈良大パワーのおかげであり、名張が結んでくれたご縁だったと深く感謝しております。
また先生ご自身の講演の中で、思いがけず中濱先生共々舞台に上がらせて頂けたのは恐縮で、何より先生の深いご配慮ありきと重ねて御礼申し上げます。

万葉うたいびととしては、次回へのステップアップに向けて、色々な課題も見えた今回のステージ。
また今日から新たな取り組みに向けてスタートです。


歌物語形式でお届けした「大伯皇女の嘆き~斎王として 姉として~」

語りはあくまで史実に基づいた内容で、万葉集の題詞や日本書紀、懐風藻の記述も時折原文そのままを引用して古語の美しさもそのままに感じて頂く事ができたように思っております。

創造はいらないと先日ブログに書きましたが、上野先生の講演の中でこうした言葉がありました。

文学的創造。

そう。これだ。

本人の作り話でなく、この「文学的創造」こそが私の万葉歌の現代語訳の部分なのかもしれない。

語りだけでなく今回は映像にもこだわってみました。
そこに一番気がついて下さったのが、上野先生でしたね。
ありがたいことです。

現地現物にこだわりぬいた今の私らしい作品ができました。

最後のエンドロールには、今回携わって下さった皆様のお名前を入れさせて頂いたのですが、それ意外の方々にも本当にお力添えを頂いたなあと終わって一夜明けた今、つくづく感じております。

名張歴史読書会の皆様、そしてご学友のご縁で全面的にご尽力頂いた竹中さん、奈良大関係者の皆様、全国万葉協会さん、映像、万葉装束、万葉アクセサリー。更にデジタルイラストで、天紙風筆の歌で雲の鳥を描いてくれたのは20代の若きホープ。美術の先生でした。またこの歌で、10代の若きモデルに登場してもらったのは、歌のままに黄葉(もみぢ)の錦織りなしていた昨秋です。
私のお習字の先生も力を貸して下さって、大津皇子の懐風藻の漢詩を毛筆で描いて下さり、深みを添えて下さいました。
さしば(顔を隠す道具)は、古代衣裳の第一人者、山口千代子先生のところで作って頂きました。
音の世界では、プロシンガーの森智彦氏、そしてプロピアニスト吉田幸生氏、両氏には大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。
そして何より、昨日足をお運び下さった会場の皆様、本当にありがとうございました。

こうして思い返しても、つくづくと沢山の人たちにお力添え頂いたおかげで務め上げる事ができたステージだったと深く感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。
深謝。


(「名張の山を」を歌う)


(いよいよ歌物語)


(暁露(あかときつゆ)の歌の場面。古語の美しさを引き立てるべくこだわりぬいた映像、お楽しみいただけましたでしょうか)


(磐余の池を映像で復元。上野先生が、ズバリ堤の上から見た景色を再現した映像と指摘して下さったのが何より嬉しい~!)


(大津皇子が見た西に沈む太陽。舞台ではぼんやりとその外核を映像で表しました。文献から得た考察によると漢詩に織り込まれた深い意味。古代において太陽は皇位の象徴ともみなされていたという。そうすると昨日会場にお越し頂いた方は、ここでよりおわかりいただけたかと。夕日と太陽との言の葉の違いにも今回は歌の歌詞の中でこだわってみました)


(「何しか来けむ」の場面。何しか来けむ、何しか来けむ」と繰り返した大伯皇女でした)




(二上山の映像は見る人の心を震わせてくれました)


(そして夏見廃寺)


最後は夏見廃寺にある犬養孝先生揮毫による万葉歌碑で。自分で撮った写真です。犬養先生に届いたかしら。


我が奈良大学、文学部教授、今や万葉学者の第一人者、上野誠先生による「大津皇子の夢、万葉の夢」講演会。


皆様、ありがとうございました!

追伸

主催者サイドの名張歴史読書会の会長さんはじめ皆さんから、DVD化はいつですか。と温かいお言葉を頂きました。

いつか形にしたいと思っておりますので、今しばらくお待ち下さいませ。

















御礼。

2014年05月02日 | ライブ
本日の万葉歌コンサートには、全国各地よりたくさんの方々にご来場頂きまして、心より御礼申し上げます。

おかげさまで無事に終えることができました。

また奈良大学関係者の方々も多くの方が足をお運び下さいましたこと、重ねて御礼申し上げます。

ありがとうございました。

まずはとり急ぎ御礼まで。

万葉歌コンサートのお知らせ

2014年03月10日 | ライブ
来たる5月2日(金) 三重県名張市にて「夏見廃寺創建1320年祭 大津の皇子の夢 万葉の夢」が行なわれます。

当日は、奈良大学文学部国文学科 上野誠教授による万葉歌講演、大阪教育大学非常勤講師、中濱純子氏による古楽器の音の再現など豪華な内容です。

その中で私の万葉歌コンサートもお楽しみ頂けることになりました。

当日は、「大伯皇女の嘆き~斎王として 姉として~」をテーマに万葉歌物語をご用意させて頂いております。
チケットは当日券のみ。
この春は是非、名張へお越し下さいませ。

尚、会場の駐車場はご利用できませんので、公共交通機関をご利用下さい。

会場へのアクセス:名張駅西口より徒歩10分。


     



第2回忍坂街道まつり 万葉歌コンサート。

2013年11月11日 | ライブ
心配していたお天気にも支えられて、昨日無事に万葉歌コンサート終えることができました。

まずはご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました!
また、忍阪の皆様大変お世話になりました!ありがとうございました!
箏の素敵な演奏ともコラボさせて頂きまして奥井氏、貝本氏ありがとうございました!
結のみなさん、演奏支えて下さってありがとうございました!
殿村さん、PAまでありがとうございました!
岩田さん、バースデーソングもナイスフォローで皆さん喜んで下さいました!
小倉さん、パンチのあるドラムでリズム刻んで下さってありがとうございました!

前日気象庁のホームページで13時~16時まで100%雨だった予報が、雨なしでコンサートができるとは誰が想像することができたでしょうか。
皆さんの思いがまるで通じたかのように、コンサート終了後、区民の皆さんの片付けに目処がついた途端降り出しました。

全6曲お届けした万葉歌は、遠くは徳島県からも足をお運び頂いた方もいらっしゃった会場の皆さんの温かい心に支えられてお届けできたように思っております。

本当に皆さんのおかげです。
会場の皆さんと交流できたひと時は私にとってかけがえのない大切な時間となりました。

ありがとうございました!



明けて本日。
奈良テレビの番組内で放映されたそうです。

みなさんありがとう!