
東野圭吾さんの『雪煙チェイス』(2016年 実業之日本社文庫 刊)を読みました。
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス。 (「BOOK」データベースより)
『白銀ジャック』(2010年 実業之日本社文庫 刊)、

『疾風ロンド』(2013年 実業之日本社文庫 刊)に続く

雪山シリーズの第3弾。
東野圭吾さんにしては、あんまり考え込むコトもなく
気軽に読める作品でした。
ミョーに詳しい法学部の友人波川の面白がってるような
アドバイスに従ったのがそもそも間違いのような気がします。
証人探しに向かうときに「無実を証明するために云々」と
ひと言書き置きをするなりしておけば、
信じてもらえないまでも余計な誤解は招かなかったんではないかと。
ま、それではドラマにならないんですけどね。
舞台となるのはどうみても野沢温泉な里沢温泉スキー場。
野沢温泉は学生時代に一度だけ行ったコトがあるんで懐かしかったです。
(Tバーリフトとか円盤を股に挟むリフトとかもうないんでしょうね。)
渡辺謙さん主演でドラマ化された『白銀ジャック』(2014年 テレビ朝日)

阿部寛さん主演で映画化された『疾風ロンド』(2016年 東映)

今回も映像化されるんでしょうね。
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