
昭和57年(1982年)に放送された
『宇宙刑事ギャバン』(東映・テレビ朝日)

70年代に活況を呈した特撮ヒーローは、
80年代に入り不遇の時代を迎えました。
長らく続いたウルトラマンや仮面ライダーのシリーズも相次いで終了し、
スーパー戦隊シリーズが孤軍奮闘しているそんな状況でした。
そんな逆境の中、新たに始まった『宇宙刑事ギャバン』。
従来のシリーズに頼らない新しいヒーローとして企画され、
真空蒸着技術を用いてつくられた金属質のボディはキラキラと輝き、
新時代のヒーローに相応しい未来感を漂わせていました。


ギャバンは銀河連邦警察から地球に派遣された宇宙刑事で
地球では一条寺 烈を名乗ります。

演じるのはJACの大葉健二さん
2枚目半のキャラクターが魅力です。
ギャバンの助手を務めるミミーには叶和貴子さん

当時すでに名前が売れた女優さんだったんで、なんで?って感じでした。
放映当時中学生になっていたボクは、
特撮ヒーローに夢中になる年齢ではありませんでしたが、
ギャバンのメタリックな質感や大葉健二さんのキャラクターなど、
結構楽しんでみていました。
その後、宇宙刑事シリーズは、同一世界を描いた
『宇宙刑事シャリバン』

シャリバンの赤いメタリックボディのカッコいいコト。
『宇宙刑事シャイダー』と続き、

シャイダーはあんまり見ていませんでした。
また、それらを含めメタルヒーロー・シリーズと呼ばれた作品は、
1998年の『テツワン探偵ロボタック』まで17作続き、
『燃えろ!!ロボコン』を挟んで平成仮面ライダーシリーズへと
移っていきました。
宇宙刑事の地球上での捜査車両がどうしてジムニーなんでしょうねぇ。
二代目ジムニーの初期CMといえば、『タフ&ニート』でしたよね。
アーティストが『幸福の黄色いハンカチファミリア』のCMも歌っていたトランザムだったとは意外です。
♪スニーカーに履き替えて さぁ出かけよう ファミリア
ですね。
幸福の黄色いハンカチファミリアには思い出があります。
昭和52年の映画なのに、二年後の54年の秋、中一の文化祭で松竹座という映画館を貸し切りにされて『幸福の黄色いハンカチ』鑑賞しました。
武田鉄也が薬局でコンドームを買うシーンで笑い声がでましたが、おぼこかった私は何に使う物なのか、何がおかしいのか理解できませんでしたよ。
中学生を繁華街の映画館に現地集合させるなんて、今で思えば大胆極まりないですね。
翌年の秋は体育館でK2登山のドキュメンタリー鑑賞でした。
やっぱりPTAが黙っていなかったのでしょうか。
>宇宙刑事の地球上での捜査車両がどうしてジムニーなんでしょうねぇ。
ギャバンの話は1行のみ(笑)
『幸せの黄色いハンカチ』と言えば、この映画が大好きな母に連れられて
武田鉄矢さん主演の『俺たちの交響楽』との二本立てを見に行きました。
赤いファミリアが若者の象徴のように輝いていましたね。
>中学生を繁華街の映画館に現地集合させるなんて、今で思えば大胆極まりないですね。
田舎育ちなんで、繁華街の映画館へ行くのはちょっとした冒険でした。