1986年から翌87年に放映された
『スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇』(フジテレビ)
斉藤由貴さん主演の第1作
南野陽子さん主演の第2作
大ヒットした人気シリーズの3作目です。
前作で評判のよかった3人体制が今回も採用されました。
あらたに風魔忍者の末裔という設定も加わえられました。
主人公は浅香唯さん演じる「九州一の大スケバン」の唯
「3代目スケバン刑事 麻宮サキ」を襲名します。
大西結花さん演じる、唯の長姉「折り鶴の結花」
武器は金属製の折り鶴。
中村由真さん演じる、唯の次姉「リリアンの由真」
リリアン棒と糸を使って戦います。
3人とも下の名前は本名がそのまま役名になってます。(芸名ですが)
三姉妹という設定もあって、家庭内のシーンや
姉妹喧嘩など
ホームドラマやコメディの要素も多くなりました。
暗闇機関の今回のエージェントは、般若のお面を被って登場。
正体は唯の担任教師の依田。
萩原流行さんに般若のお面って(笑)
同じくエージェントの城戸礼亜役に元おニャン子クラブの福永恵規さん。
ちなみに2人の名前は映画『スターウォーズ』のヨーダとレイア姫から取られたとか。
イメージを覆すシリアスな演技が評判となった斉藤由貴さん。
正統派アイドル的な見た目と土佐弁のギャップが可愛かった南野陽子さん。
3作目は、前2作とは違うタイプの無邪気な可愛さを持った浅香唯さんを起用して、
またまた大ヒット。
ちなみに浅香唯さんが一番好みです!
通常、こういうシリーズものは第1作を超えられないのが通説ですが、
3作目で最高視聴率の21.3%を叩き出しました。
大人気を誇った『スケバン刑事』シリーズですが、
原作とかけ離れた内容に原作者の和田慎二さんが激怒されたそうで、
3作で『スケバン刑事シリーズ』は終了するコトとなりました。
後続番組の五十嵐いづみさん主演の『少女コマンドーIZUMI』(1987年)や
小高恵美さん、小沢なつきさん、石田ひかりさんの『花のあすか組!』(1988年)、
中山美穂さん、仙道敦子さんの『セーラー服反逆同盟』(1986年 日本テレビ)など
同じようなコンセプトの番組がつくられましたが、『スケバン刑事』ほどの
人気を獲得するコトはできませんでした。
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