2代目のデリカ・バンに設定された乗用モデルのスターワゴン。
ベースのデリカ・シリーズがモデルチェンジしたコトにより、
1986年に2代目に進化しました。
90年のマイナーチェンジでヘッドライトをプロジェクター化
当時はスキー・ブームやアウトドア・ブームなどの後押しもあり、
RV(レクレーショナル・ビークルの略)車と呼ばれるクルマが
流行りました。
現在のようなFFベースのミニバンではなく、
キャブオーバーの商用バンをベースにした乗用ワゴンなんですが、
大径タイヤやグリルガードで武装し、
今でいうクロスオーバーSUVっぽく仕上げた
スターワゴンの外観は、独自の凄みがあり、
商用バンともうまく差別化されていました。
直線基調の四角い昔ながらのワンボックススタイル。
特に4WDの標準ボディはホイールベースが短く、
デカいタイヤを履かせて背の高くなったフォルムは、
どこか玩具っぽい風貌で、愛着の持てるモノに
スキーに友人のスターワゴンと2台で行ったときに
向こうはワイワイ楽しそうに思えたり、
(キャブオーバーなんで運転席はやや疎外感が)
ボクのクルマがチェーンを装着しても進めない深雪でも
オールシーズンタイヤでグイグイ進む走破性に
羨ましく思ったモノです。
スキーと言えば、デリカ冬の風物詩ことCHAMONIX(シャモニー)。
(ちなみに夏はジャスパー)
1994年に後継のデリカ・スペースギアにバトンタッチしたあとも
グレードを整理しながら1999年まで製造が続けられました。
2007年に発売された現行のデリカ D:5のデザインに
スターワゴンのDNAを感じるコトが出来ます。
>スターワゴンのDNAを感じるコトが出来ます。
スペースギアまでは縦置きエンジンのFRベースなのでDNAは繋がってるかと思いますが、
D:5は初代アウトランダーとかギャランフォルティスと同じ横置きエンジンのプラットフォームに大きいボディを載せただけの
『名前だけ』シリーズです。←言い切ってますね。
こと三菱に関してはちょっとうるさいかも(汗)
GTOとか、FTOも初代ギャランGTOやギャランFTOと何の繋がりも感じられませんでしたし。
インテグラ、ハスラーなんかも、付ける名前がなくて、しぶしぶ昔バイクに付けていた名前を引っ張って来ましたって感じです。
社内OEMとでも言いましょうか。
あのOEM車だけは、買う人の気持ちがわかりません。
ランエボはXで終わったので、インプレッサにスリーダイヤを掲げてOEMのエボXIが出ても絶対に買いません。出ないでしょうけど。
三菱に手厳しいですね(笑)
DNA云々の話はデザイン限定でお願いします。
『名前だけ』シリーズ、デリカD:2やD:3なんてのもありますね。
インプレッサベースのランエボXIはさすがにないでしょうね。
ランエボファンにそっぽ向かれるのは目に見えてますしね。
>デリカD:2やD:3
情けないですね。
OEMって、右の物を左に流してるだけというか、
他人の褌で相撲を取っているというか、
ものづくりに携わってる者としては腹立たしいです。
OEM、お嫌いですか。
ラインナップの手薄なところに、
効果的な商品を補充するって意味では、
商売的に正しい選択なのかもしれません。
しかし自動車メーカーが自分のところで
作れるモノを他所から買うっていうのは、
やっぱりおかしいですよね。