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"狂犬" ディック・マードック

2016年03月10日 | プロレス

夢中でプロレスを見てたころ、新日の常連外人と言えば、
ディック・マードックでした。

「狂犬」や「テキサス・スーパーロデオマシーン」などの異名を持ち
外人レスラーの中で常に2番手、3番手が定位置でした。


これはマードック自身がトップを張るコトに意欲がなく、
「上手いビールが飲めればそれでいい」っていう性格を反映していたそうです。
(母国アメリカでもそれは変わらず
NWAの世界チャンピオンにもまったく興味をしめさなかったとか。)


実力は多くのレスラーが認めるところであり、
特にケンカ強さでは定評があったそうです。
(時折り見せるナックルパンチやエルボーなどは
危険な場所を狙って放つことも)

暴れん坊で、いたずら好きで、ムラっ気の強いマードックおじさん。
トンパチ(破天荒)と呼ばれていたそうですが、
人懐っこい笑顔で憎めないキャラクターだったそうです。


そんなマードックの得意技は、
垂直落下式と呼ばれるブレーンバスター



直訳すれば「脳天砕き」なんで
マードックのが本来の姿なんでしょう。

トップロープからのカーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)




そして忘れてはならないのが、
エプロンサイドで繰り広げる半ケツ


マードックと言えばタッグの名手としても有名で、
若き日に全米にその名を轟かせた
ダスティ・ローデスと組んだテキサス・アウトローズ。


スタン・ハンセンと組めばテキサス・ロングホーンズと呼ばれ


アドリアン・アドニスとはスーパーバイオレンス・コンビ


のちにWWFでノースサウス・コネクションとして活動


マスクド・スーパースターとの玄人好みのするコンビも。


当時は猪木vsマードック戦を見ても
「どうせ最後は延髄斬りで猪木が勝つんやろうな」と
安心しきって見ていましたが、


勝ち負けだけじゃないプロレスの魅力を
マードックは見せてくれたような気がします。

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