ブログにアップして買った気になる。

ブログタイトルとは内容がかなり違ってきましたが、ほしいモノ、好きなモノなど綴っていきたいと思います。

『鴨川ホルモー』 万城目学 著

2018年04月14日 | 読書

2006年に刊行された万城目学さんのデビュー作
『鴨川ホルモー』(産業編集センター 刊)

これまで万城目学さんの作品は、
『鹿男あをによし』(2007年 幻冬舎 刊)


『プリンセス・トヨトミ』(2009年 文藝春秋 刊)


『偉大なる、しゅららぼん』(2011年 集英社 刊)


『悟浄出立』(2014年 新潮社 刊)

と読んでるのですが、

デビュー作の『鴨川ホルモー』には手を出していませんでした。
多分、タイトルの「ホルモー」という言葉から「ホルモン」を
想起していたせいだと思われます。

で、読んでみると、これが面白いコト!
今まで読んだ万城目作品の中でも一番面白かったです。

キャラクターの秀逸さ、
あり得ない話がさもありそうに思える巧さ、
ホルモーという競技(?)も実に考え抜かれています。
そして何といっても底抜けの馬鹿馬鹿しさが最高です!

すっかり『鴨川ホルモー』の世界観にはまり、
もっと読みたいとの欲求からスピンオフの
『ホルモー六景』(2007年 角川書店 刊)にも

手を出してしまいました。これがまた面白かったです。

『鴨川ホルモー』がデビュー作というのにも驚愕です。
しばらく「万城目ワールド」から抜け出せそうにありません。

コメント    この記事についてブログを書く
« アルファ ロメオ GTV 1994年 | トップ | 『白い戦士ヤマト』 高橋よし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事