桜を存分にたのしみました。みなさんはどうでしょうか。運送屋にとってのこの時期に花見などしてるやつは運送屋にあらず・・なんでしょうが・・・
…明日あるとおもう心のあだ桜 夜半(よわ)に嵐のふかぬものかわ
親鸞聖人が得度する夕によんだうたといわれてます。今日みるこのさくらはまだ明日もあるだろう・・・という心はあやういものです夜半に風ふいて散ってしまう。いのちに明日ということはない・・・得度するに明日でよいということはないという意です。
お経の文字は糸偏に「巠」で、つくりの文字はたて糸を意味するといいます。いきていくにはたて糸がないと方向が定まりません。いくら努力して横糸を織り込んでも、縦糸がなければ布は織りあがりません。みなさんも空しい努力にならぬようたて糸をもとめましょう。
山の端に かげかたむきて悔しきは むなしく過ぎし月日なりけり・・・とならぬように。
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