建築現場への納品でした。
受取人は2人の組み立て業者さんです。以前にも会った人ですが、その時は助手として働いてました。今回は独立していました。その彼との雑談です。
このユニットの組み立ては2人作業が前提という。時々この運送をするが、荷受の職人さんは6~8割が一人作業です。
2人なら早く済むでしょうねと問うと、1~2時間の差だよと。1人だと仕事を急ぎ雑にならざるを得ない。丁寧さがなくなるという。工事に瑕疵が出やすくなり、クレーム物件の再工事もありという。
なぜ見積りが2人作業なのに1人が多いのか?
それは工賃が見合わないから・・という。しっかり2人の工賃がでていれば2人で丁寧に作業できる。
最近ニュースにて企業の内部留保金が500兆円を超えたを聞く。この金額の多くは、こうした作業者への工賃のけずりも多く含まれているのだろうか。本来は作業者へ回るべく金だ。加えて最近のインフレには見合わぬ給料です。この「内部留保」を労働者に還元せぬのなら課税というかたちで社会に還元できぬのか?
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