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「今生の別れ」は死別だけではなし

2023年12月15日 | 障がいのある人
 カミさんにメール。友人の夫からです。そのファミリーは障害のある息子と3人家族です。年齢的にも我が家と同様です。
近年両親ともに病を得て、介護が息子のみならず全員必要となる。両親が不自由になる過程で息子はグループホームに入所させている。
メールでは、すでに母はねたきりで声掛けにて多少反応があるくらいの状態です。メールをくれた父も一寸先が見えない。万一に自分が倒れたら息子の生活面倒は身近に誰もない。そこで「青年後継人制度」に助けを求めた。
この制度はこうした親なきあと自己決定できぬ障碍者や、身寄りのない認知症の人などが利用する制度です。後見人は家裁が決定する。以後は被後見人の身の振り方、金銭管理等を一切することとなる。親とても自由にすることはできない。そして管理の対価は払うこととなる。したがって被後見人にある程度の資産がなければなりたたない。
カミさんの友人の父親はいつでも息子には会えるものの、「今生の別れ」の覚悟をも抱いてその手続きをしたことでしょう。それを思うと、はらわたがズキンとなる。

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