10/31(日)
台風がくるということで、本日の予定はなくなってしまった。されば遊びにいこうと曇天であるが、滋賀県へでかけた。まずは多賀大社にいく。七五三で着飾った親子、婚礼の写真を本殿前にて撮ってたりで、華やいだ気分を味わいました。門前のお店で昼食をとる。
次は湖東三山の西明寺と、金剛輪寺へいく。この二寺は百済寺とあわせて秋の紅葉の名所である。残念ながら本日は紅葉の兆しはまだまだでしたが・・・。
西明寺の伽藍とくに三重の塔は美しい姿でした。本堂は鎌倉時代で国宝、堂内の十二神将像はみていても楽しい。印象的たったのは、天台宗であるにもかかわらず、親鸞の若き像があったことです。以下解説者の話です。
親鸞は念仏弾圧にて越後に流罪になりました。京から琵琶湖を経て北陸に渡る際、かって比叡山にて修行した時の友が、この西明寺にありましたので、今生の別れに寄ったとのことです。その友が親鸞のその時の姿を木造にしたものです。その像は極寒の越後の地へ流刑ですから、厚い襟巻きをした姿でした。
金剛輪寺は雨になりました。本堂への道は難儀でしたが、紅葉を促す雨なんでしょう、苦にもならずゆっくりとした時をすごしました。
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