名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

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門戸厄神・東光寺

2015年05月08日 | 仏法

5・8(894回)

 昨日、西宮市までの引越し。今回の客さんは3月にも依頼がありました。その時に「門戸厄神」(もんどやくじん)が近くにあり、訪れてみたかったが、時間がなかったのでいけませんでした。今回は寄る。
 「厄祓い」で有名なところらしい。高野山真言宗「東光寺」、本尊は薬師如来・愛染明王です。
 

  真宗「門徒のもの知らず」・・・という言葉がある。自分のことでもある。
「なんまんだぶ」の信徒は世間の常識・・・大安・仏滅・方角とか「物忌み」を気にしない、「穢れ」意識がないし神棚も置かない・・・など。

 「門戸厄神」へ厄祓いのためには参拝しないということです。この東光寺は空海さま(弘法大師)ですので、「南無遍照金剛」と称えるのでしょう。ところが、真宗門徒はどの寺院神社にても「南無阿弥陀仏」です。阿弥陀一仏だけに帰依する。
 昔から、このような信心と世間との軋轢はあったようです。蓮如さま(15世紀)の「おふみ」にも何度も言及されている。

 「神社・諸仏を軽んじてはならない・・・諸宗を誹謗しない・・・守護・地頭を疎略にしない」・・・等。
当時にはこの逆のことが横行したんでしょう。諸仏・神社を声高に批判し、時には支配者に楯突いて一向一揆を幾度もなした。
 これらを戒め、他力の信心(なんまんだぶ)を内心にふかく定めよ・・・と。