山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

雪景色を再び遊ぶ

2014-02-15 19:19:11 | 風景
 けっこう積もった雪を少しは雪かきもして、それとなく歩いてみる。
 すると、子どもたちの姿には感心する。
 一人用の隠れ家に足が……。

                          
 低学年の兄妹がそれぞれ隠れ家を作っていた。
 表面のブツブツに驚愕して写真を撮らせてもらった。
 半日以上かかって作ったのだろう、その夢がすばらしい。

   
 作り方を聞いてみたら、ガチャガチャの入れ物に雪を詰めてそれを装飾にしたと言う。
 こういう経験はきっとおとなになっても活かされていくのだろうと確信する。
 近くにおばあちゃんが微笑ましく見守っていたのがまた美しい。

                   
 ときどきこんな滑り台がいくつか見られた。
 どちらかというと女の子が多い。
 ゲーム機を捨て、スコップを持って雪を積み上げる意味はとても深いと思う。

                     
 わが家のロウバイがまた雪化粧をした。
 午後にはすっかり雪が消えたが、気品は保持したままだ。


 ソチ冬季オリンピックでは、フィギュアで羽生結弦が日本人初の金メダルを獲得。
 気になるのは、ソチの歴史を触れるマスコミが少ない。
 150年前帝政ロシアがソチの少数民族チェルケス人の9割近くを虐殺・追放した歴史がある。

      

 4・50年間続いたというその「カフカス戦争」で約40万人のチェルケス人が亡くなったという。
 スキー競技会場はかつてその虐殺現場だったという。
 プーチン率いるロシアも力ずくで他国や少数民族を凌駕する統治はいまだ変わっていない。
 そんな歴史をふまえたオリンピック会場であることを忘れてはならないとつくづく思う。


 
コメント
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