一昨日、イノシシが暴れたわが裏山でその穴をマイ植木で補修したところだったが、その上の方には灌木が倒された広場が作られ、 イノシシの別荘らしきものがあるのを発見する。このままだと、大雨が来たとき土砂崩れの原因になる危機感を感じた。
一昨日植えた樹木が掘り出されていた。なんとも、むごいことをするイノシシではないか。「あんたの掘った穴を直してやったんだぞ」とつぶやいたが、本人の姿はなかった。「しょうがないなー」と、その樹木を他の穴にまた植えこんだのだった。というのも、あちこち穴があるからわざわざ掘る必要がないくらいなのだ。
ジャングル状態になっていた森の中に、ポカッと空が見える広場が作られていた。つまり、周りの灌木が倒されていたというわけだ。なんという破壊力だろう、とあきれて感心する。幹がでかい棘だらけのカラスザンショウが近くにあるので、「カラスザンショウ広場」と命名しようか。とか何とか言って、ため息をつく。もう少し上に登ってみる。
すると、深い穴が見えてきた。画像左側には何本かの根っこごと倒された残骸があった。深さ約1m、奥行き3mくらいはあったと思う。ここなら、涼しいし、適度な風もある。目の前は自分が開拓した広場がある。下界の人間の動きも見て取れる。イノシシは意外に人間と近い所に宿泊している。しかし、繊細なので人間にはなかなか見つからない。きょう、バタフライガーデンに水やりしていたら、数か所にわたって穴が掘られていた。穴の広さはバスケットボール一個分だ。すべて、アジサイの樹の前だった。そこに、ミミズでもいたのだろうか。
今までの経験からこれから、大攻勢に出てくる気配がある。早く防獣柵を再構築しなければとあせるが、この炎天下がヤル気を削いでしまうのだ。