山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

アジサイの挿し木を急ぐ

2017-06-30 20:24:01 | 植物
 梅雨にぴったりのアジサイが畑の隣で華やかに咲いている。
 尊敬するジイヤからいただいた挿し木のアジサイが立派に成長している。
 日本原産とはいえ逆輸入の西洋アジサイだけど。

                       
 道に寝そべっている枝を剪定したり、再びジイヤからいただいた枝で挿し木づくりを急ぐ。
 なにしろ、雨の多い今の時期が挿し木のチャンスだから。
 隣の師匠からも「墨田の花火」のアジサイの枝をいただいて挿し木にした。

     
                         
 梅雨の合間に庇の下でアジサイの挿し木づくり。
 というのも、集落の国道沿いにアジサイロードを作るのが狙いだ。
 国道の法面にはみんなで定植したアジサイがすでに咲き出している。

     
 おまけにその一部をわが玄関にも飾らせていただいている。
 挿し木が一人前になるには3年くらいかかるけど。
 問題は冬の寒さと夏の暑さをいかに乗り切るかだ。
 
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山里はまだまだ樹木の宝庫

2017-06-29 21:22:21 | 植物
 先月から目立つ「マタタビ」(マタタビ科)はいまだ健在だ。
 崖下によく目撃するがなかなか近くでは見られない。
 そんなとき、身近に見られる場所を発見。

                       
 遠くから見るとまるで花のようだが、近づいてみると模様が一様ではないのが魅力的だ。
 実は猫が大好きであるのが有名。
 深山マタタビは葉がピンクにもなる。

    
 やや日陰の所にはヤナギに似た「ヤナギイチゴ」(イラクサ科)を発見。
 葉はまるでヤナギだけど、ヤナギではなかった。
 7~8mmほどの橙色の実を食べたらイチゴの味がした。
 それでこの名前が生まれたんだ。

                        
 切れ込みのない葉ではあったが、コウゾかカジノキか定かではないが丸い実も発見。
 まだ食べごろには早いようなので食べるのは次回の楽しみに。
 和紙の原料になる樹木だ。                                    
                                                     
 目の前で「ジャケツイバラ」の莢を発見。
 これも近くで見られるのは珍しい。
 実はサヤエンドウに似ているマメ科だ。
 山里の林縁ではいろいろな顔を見せてくれる樹木の存在が魅力的でもあるー。
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湧き水復活でほっこりだ

2017-06-28 22:30:26 | できごと・事件
 
 しばらく雨が降らない「梅雨」気候だったので、国道わきの湧き水がちょろちょろしていて心配していたのが先週。
 水汲みに来る人の姿も見られなかった。
 それがなんと。

                      
 今週の雨のおかげで湧き水が復活していた。
 さすが、潤いの国、ジャパン。
 自然循環の仕組みが確認できた瞬間だ。
 この自然の恵みを汚してはならぬと改めて思うきょうの雨だった。

                           

                          
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キャベツが爆発!?

2017-06-27 19:01:34 | 農作業・野菜
キャベツが無事収穫期を迎えた。
 重さもずっしりと手応えがある。
 小さな苗を購入してから育てたものなので個数は少ないが。
 最近は種を撒くより苗を買ったほうが効率的であることがわかった。

                    
 収穫の途中で、いちばんでかいキャベツが爆発していた。
 梅雨の雨を浴びながらも好天がしばらく続いてきたせいだろうか、水分たっぷりの内側の成長が
外側を破壊してしまったようだ。
 ずっしり重いのでさっそくそれを味噌汁に入れていただく。
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トマトハウス復活へ

2017-06-26 18:46:23 | 農作業・野菜
 梅雨本番!
 トマトはすでに赤ちゃんの実が生まれていた。
 あわててハウスづくりを開始。
 脇芽の大きいのは挿し芽にし、延びた枝は誘引する。

                     
 5月上旬に作ったハウスは突風であっけなく倒壊した。
 その後遺症でなかなか手つかずだったが、やっと腰を上げる。
 今回は突風や台風対策としてパイプ2段の低さで作ることにする。

 整枝や収穫には腰に負担はいくが、突風で倒壊した時の被害を考えると今年はこれでいく。
 まずは復興のために小さなハウスを建てた行為自体を良しとする。
 そう思えたのは「時間」が癒してくれたようだ。 
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蝶・蛾の祖先という「生きた化石」だって!?

2017-06-25 22:40:14 | 生き物
 畑の途中に「ポピー」の花が突然咲きだした。
 わずかな寄付をしたときもらった種を撒いたものだった。
 その花に「ヤマトシリアゲムシ」がいた。
 蝶や蛾の祖先だという「生きた化石」だそうだ。
 蝶でもなく蛾でもなく、あまり注目されていないアウトローなんだ。

    
                           
 翅が開くのをしばらく待っていたがなかなか広げてくれない「ウラナミシジミ」。
 シジミは種類が多いうえに小さいのですぐにはなかなか同定できない。
 翅の裏側が確かに波状だ。

          
 シジミチョウの中でもこの「ベニシジミ」はわかりやすい。
 なにしろ濃いオレンジ色が差別化できている。

                             
 「エダシャク」の仲間らしいが、なかなか同定ができない。
 葉の陰でじっとしている目だたない存在だ。
 梅雨の狭間、チロチロ飛び出す昆虫が勤務中です。          
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初めてパクチーを食らう

2017-06-24 20:56:53 | 農作業・野菜
 畑のパクチーは白い花が満開となっていて、「早く食べろよ」とせかしてくる。
 生で食べてみるがまだ飛びつくには至っていない。
 パセリとかセロリが登場した時の感覚かな。
 栄養価が高くて抗酸化作用があり、体内の重金属を排出してくれるデトックス効果も注目されている。

                        
 焼きそばの上に散らして食べてみる。
 なかなかいける。
 もともとは香辛料のコリアンダーなんだから、今のところサラダにするほどではない。

   
                          
 畑で今いちばん収穫できるのは、チヂミホウレンソウと春菊だが、薹が立ってきている。
 関係各位に食べてもらっているがそれでも食べきれない。
 作るのに追われ、食べるのも追われ、人生にも追われ、スローライフはかくも忙しい。

          
 やっと、ピーマンができ始めたが、カメムシがたかってきて汁を吸うので実の大きさが小さい。
 舞鶴市の万願寺で作られたという京野菜の「万願寺とうがらし」を初めて収穫する。
 味はまだピーマンとの違いが判らないほどだが、これからの収穫が楽しみだ。
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うまいっ!「糀プリン」

2017-06-23 20:48:31 | 特産品・モノ
 先日、サービスエリアに寄った際に購入した「糀プリン」。
 珍しいので食べてみたらチョー旨かった。
 生産元は、伊勢市神宮前にある江戸時代から続いている老舗の「糀屋」。
たまり醤油と糀とのコラボで深い旨み・甘さとなっているようだ。

 ちなみに、「麹」は、米・麦・大豆などを作ったとき使う中国産漢字。
 「糀」は、米で作ったときのみ使う明治生まれの国産漢字、という。
 米についた白い菌糸の様子が確かに伝わってくる。 
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梅500個分の「梅肉エキス」

2017-06-22 20:44:08 | 食彩・山菜・きのこ
 今年の梅仕事は「梅肉エキス」が中心だと和宮様は宣言。
 確かに、梅肉エキスは血流改善や免疫力アップや抗癌効果など効能は多彩だ。
 採りたての硬い青梅が基本材料。

                         
 種を取り出すのがひと苦労だったが、シンプルな「梅わり器」が大活躍。
 これが一番確実。
 なかなか入手できないが、「道の駅」などで売っていることがある。
 土鍋に梅肉を投入してゆっくり煮込んでいく。

    
 和宮様はいのちを削る思いでついに梅肉エキスが完成。
 消毒した瓶に水あめのようなエキスを入れる。
 ひと瓶におよそ100個強の梅が凝縮されている。
 買えば高いわけだ。

      
 
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雨だったから「梅ジュース」づくりだよ

2017-06-21 21:03:01 | 食彩・山菜・きのこ
 お昼頃は激しい雨だったため、近くの国道は通行止めとなった。
 もちろん、畑作業はできないのでこれ幸いと、先日収穫した梅でジュースづくりを始める。
 楊枝でへたを取ってからアク抜きのために水に漬ける。

 保存瓶の中をお酒で消毒してから約2.5kgの梅を入れてから、氷砂糖ときび砂糖を入れる。
 隠し味は今回もコンブ。
 夏にはこれが元気の原動力となる。
 
 
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