山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

路地裏にスコップ響く雪の朝

2014-02-09 18:56:58 | できごと・事件
 昨日の夕方はぼた雪舞ってあっという間に銀世界が塗られていく。
 人々も外を出ないため人間の足跡が消えた。
 雪が吹き荒れるなか、やる気十分の娘たちが雪かきを買って出る。

 
                 
 雪かきしながら「カマクラ」もどきを作っていく。
 娘が小さいときカマクラを作って、その中に七輪を持ち込んで餅を焼いて食べたっけ。
 近所の子らを誘ったが、まったく反応が悪かった記憶がよみがえる。

                            
 たまにの降雪は子どもの心に希望を灯すチャンスなのに。
 雪を愛でる幻覚は都会からどんどん失っていく。
 本格的なカマクラを作るにはまだまだ雪が足りない。

     
                          
 きょうの午前中は近所のおじさんたちが自分のところ以外も除雪してくれた。
 いままでよく見えなかったおじさんたちの心意気を発見することもできた。

 日中は天気がよくなってきたので、雪がどんどん解けていく。
 裏のローバイに積もった雪も消えた。

 ときどき自然は人間に「生活の原点」をもどすことがあるが、過ぎてしまうと忘れてしまうのが人間の弱さだ。
 
 
コメント
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