山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ヤマホタルブクロが咲いたよ

2015-06-30 19:45:59 | 植物
 やっと「ホタルブクロ」が咲いた。
 他の地域ではとっくに咲いているのに、なかなか芽が出ないので毎年心配していた。
 植栽した場所が砂や粘土や石の多い荒れ地だったので環境も悪いせいもある。
 しかし、ほかの雑草にめげず芽を出し、今年もなんとか花を咲かせてくれた。

         
 わが家のホタルブクロは、「ヤマホタルブクロ」らしい。
 見分け方はガク片をみるのだが、実物を見るとなかなか同定に確信が持てない。
 
                     
 近くの国道にはホタルブクロの群落が崖沿いに咲いていた。
 昨年より個体が多くなっている。
 しかも花の色合いが微妙に違う。
 ただし、狭い道なので車が来ると危険な「国道」なのでなかなか近寄れないため、「ヤマホタルブクロ」かどうかはわからない。

              
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英雄アキレスが推奨した「ヤロウ」の傷薬

2015-06-29 22:24:31 | 植物
 畑の一角に「ヤロウ」=「西洋ノコギリソウ」が元気よく花を咲かせている。
 白いだけかと思っていたら、赤・ピンクも咲き始めた
 黄色い花もあるらしい。

                            
 ギリシャ神話の英雄アキレスが負傷した兵士にこの「ヤロウ」の効能を説いたという。
 葉を揉んで擦り込むと止血や傷口に効くらしい。
 生命力も強そうなので、秋には株分けして隣の荒れ地に植えてみよう。

     
 薬としての用法のほか、ハーブティーにしたり、若葉をサラダにしたり、茹でて和え物にしてもいいとのことだ。
 ハーブが畑の中に少しづつ増え始めている。

 花の彩りといい、飲食の心身への心遣いといい、さらにはその生命力といい、もう少し活用を考えていきたい。
 
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セミ・バッタ・チョウ・クモのそろい踏み

2015-06-28 21:25:46 | 生き物
 
 和宮様の帽子にセミが止まった。
 畑にいらっしゃったのできっと、「ニイニイゼミ」が土中からやってきたのに違いない。
 きょうはヒグラシの鳴き声を今年初めて聞いた。

                       
 陽射しが強いせいか、「メスグロヒョウモン」♂は日陰を探しているようだった。
 屋根下にしばらく涼んでいた。
 人間も蝶も同じ気持ちなんだなー。

                          
 庭で「アブ」を見つけた。
 カメラを向けながら近づくと口にアリを咥えているようだった。
 いままでアブだと認識はしていたが、「ムシヒキアブ科」という仲間の一員らしい。
 子ども用の図鑑で調べると、「ツマグロヒゲボソムシヒキ」というアブらしいが確信は持てない。

  
 茶畑のなかに何かが飛んだ。
 そっと近づいたらトノサマバッタに似ている。
 本人は茶の木の枝と一体の術を行使したようだったが、当局はそれを見逃さない。 
 ただし、そのバッタが「クルマバッタ」か「クルマバッタモドキ」かの同定は当局でもできない。

              
 支柱づくりをまた始めたら、その枝に「コガネグモ」がどうどうと住んでいた。
 足を二本ずつそろえているのが特徴だ。
 なんだか、ブラックサンタのおじさんのようで親しみやすい。

 さまざまな生き物が地球を謳歌している。
 人間だけが生きるのにあくせくしている。

     

     
 
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白と青紫の花の競演

2015-06-27 18:55:08 | 植物
昨年購入したハーブの「マロウ(ウスベニアオイ)」の花が咲いている。
 花はいかにもアオイ科らしい形をしている。
 古代ローマでは葉や茎を食用にしていたという。

                
 ドライフラワーにした花でハーブティーにすると、色が変化するというが、まずは生の花で試したらさほど変わらなかった。
 花の量が足らなかったのとやはりドライではなかったからだろう。

                                  
 裏庭のアジサイの花が見事に咲いている。
 一時は花が咲かなくて心配していたが、やっと定着したようだ。
 日本のガクアジサイをこのような西洋アジサイに品種改良したプランターたちの努力がすごい。

     
 わが家の入り口近くに咲く「ヤエクチナシ」(アカネ科)の芳香が通る人を迎えてくれる。
 この八重咲きはまるでバラのような気品がある。
 「クチナシ」の花より大きい。

                           
 畑の中に雑草と交って「オカトラノオ」(サクラソウ科)の白い花が咲いている。
 以前は雑草と一緒に草刈り機で刈り取ってしまってたびたび和宮様から叱正を賜ったのだった。
 いまは粗末な柵をしているので刈り取られることがなくなった。
 それにしても、この尻尾は虎の尻尾にしてはかわいらしい。

 というわけで、荒廃地だったところに畑と花が出現した。
 ツツジの苗も少しずつ道草山から移植したり、近所から小さな苗をいただいたりしながら増えてきた。
 あと5年後ごろは紅葉を楽しむことができそうだと皮算用している。
 それを見るまでは生きていくことにする。
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小さな蜂に刺される

2015-06-26 21:12:13 | できごと・事件
 キウイフルーツの実が膨らんできた。
 例年より多く実ってきている気もする。
 そのため昨日、小さすぎる実を摘果し、伸びきった枝を整枝する。
 作業中、小さな蜂に刺された。

         
 そのときは特に痛いわけでなかったし、スズメバチではない小さな蜂だったので、作業を続けていた。
 しかし、寝る直前、刺された右手がどんどん熱をもち痒くなってきた。
 刺されてすぐには「インセクト・ポイズン・リムバー」で毒を吸い取ったつもりだったが、
 どうも刺された箇所が数か所だったようだ。

  
                       
 手袋を二重にして保冷剤を上下に入れて冷やす。
 日常生活には支障ないが痒いのが気になる。

 いよいよ痒い時節に突入となった。
 蚊取り線香は作業中の常備アイテムともなっている。
 
 
 
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枝豆・サツマイモの若芽を食べた容疑者は?

2015-06-25 21:32:29 | できごと・事件
                        
 イノシシほどひどくはないが、枝豆とサツマイモの苗がときどき食べられていた。
 すぐに寒冷紗をしなかったので少しずつ新芽がなくなっていた。
 これを食べた犯人は、と推理する。
 近くの桑の実・葉も食べられていたので、その高さから考えると、「シカ」と「しか」考えられない。

            
 遅まきながら寒冷紗で覆う。
 すると、次の日から被害はなくなった。
 イノシシだとすべてが破壊されることがあるが、シカは道草をしながら食べるのを楽しんでいるように思える。

                          
 先日、購入した「サクランボ・佐藤錦」を植える。
 果樹はなかなか育たない地域であることはいままでの失敗からわかっていた。
 突風と寒さ、石ころと粘土質の土壌、が大きな壁だ。
 さらには、イノシシやシカも出現する。

 植え込んだ梅は鹿によって皮をはがされ生育が悪くなかなか花が咲かない。
 つまり実を結ばない。
 それを越える栽培技量が問われていることは言うまでもないんだけどね。
 まずは、シカ害から守るガードをがっちりやってみることにした。
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焚き火でジャガイモ茹でた

2015-06-24 21:08:59 | 野外活動
 支柱づくりで大量に出た竹の枝・雑草・生ごみを焚き火で燃やす。
 飛び火しないよう慎重に少しづつ燃やしていく。
 おかげで山のようにあった残骸がすっかりきれいになる。

         
 もちろんただ燃やすだけではない。
 畑でジャガイモを収穫してからそれを茹でる。
 毎日食べても2週間くらいはもつ量を茹でたので和宮様が難色を示される。

                   
 ついでに、焚き火で出た炭に「消壺」の消し炭を七輪に入れて、はと麦茶を沸かす。
 少ない炭の量でもすぐにお湯が沸いた。
 直火専用のやかんが活躍している。

   
          それにしても、「消壺」のエコな機能に感心する。
 赤貧の子ども時代にも「消壺」があった。
 そこにはつねに消し炭が入っていた。
 
                     
 幼少のオイラの仕事は近所から薪を拾ってくることだった。
 ついでに、空襲あとに散乱する鉄釘などの鉄クズを拾ってきて、屑屋さんに売ることだった。
 まもなく、都市ガスが導入されていく。
 つまり、便利にはなったが、お金がかかるというジレンマがのしかかる。
 便利になればなるほど生活は苦しくなるという法則は、現代でもいまだ変わらない。

 
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夏野菜をついに収穫へ

2015-06-23 22:31:28 | 農作業・野菜
                        
 ナス・ピーマン・パプリカの実ができつつあった。
 これらの最初の実は、多少小さくても早めに収穫するのがいいらしい。
 和宮様が毎日のようにカメムシを捕獲してきたので、実も葉も申し分ない。

     
 ピーマンは収穫したその場でかじってみた。
 甘みは今一つだったが、まさにピーマンらしい味だ。
 ナス・ピーマン・パブリカを和宮様に炒めていただいた。
 新鮮な初物はやはりうまい。

                   
  
 ズッキーニも最初はウリハムシの猛攻を受けたが防虫網でなんとか防御したせいか、収穫となる。
 実はまるでキュウリだ。
 とてもカボチャの仲間とは思えない。
 
 和宮様がフランスの野菜料理「ラタトゥイユ」を作る。
 掘り上げたジャガイモを茹でて一緒にいただく。
 いいね。
 ズッキーニはまるでナスの味がする。
 いよいよ夏野菜を堪能できるチャンス到来だ。  
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ゴーヤの合掌型支柱を立てる

2015-06-22 22:09:32 | 農作業・野菜
 竹林から竹を切り出す。
 山の斜面から竹を運び出す作業だけで背中はびっしょり。
 竹林を整備することも考えて、密集している竹・折れている竹・やや古くなった竹だけを伐りだす。
 それらを支柱にしていく。

                          
 設計図は描けないが、作りながら支柱の配置を決めていく。
 ロープワークが役に立つ。
 ひもは春に使ったひものリユースを貫く。

           
 まともな竹は1本もなかったが、全部デビューしてもらった。
 したがって、みたくれは悪いがなんとかゴーヤのツルをカバーできそうだ。 

                                 
 ゴーヤの反対側はインゲンが植えてある。
 和宮様は「インゲンはツルなしインゲンであるぞよ」とのたまって、笑いをこらえる。
 舌打ちしたがもうあとのまつり。
 
 造園職人の気分で一日を過ごす。
 まずは作業が一コマ進んだことを満足すべし。
 和宮様は、トウモロコシの追肥と草取りを7時30分くらいまで頑張る。
 夏至の日ですね。               
 
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梅仕事一段落

2015-06-21 21:17:24 | 食彩・山菜・きのこ
 先週収穫してきた梅と連日格闘する和宮様。
 「梅肉エキス」を作るうえで、「梅割り器」が大活躍。
 小さな力で梅を一瞬にして割れる優れもの。

                                
 以前はいろいろな用具を使って割っていたが、とっても手間がかかる。
 作業を効率的に遂行するにはある程度の道具というものが必要だ。

                        
 割った青梅をフードプロセッサーで液状にする。
 初めて梅肉エキスを作った人はフードプロセッサーがない中で作ったのに違いない。
 酸っぱい梅を食べられるようにする先人たちの好奇心に感心する。

               
 水分がなくなるくらいドロドロになるまで梅肉スープを煮詰める。
 梅仕事は忍耐である。
 ゴールを目指して今を貫く。

    
 ついに梅肉エキスが完成。
 市販で買えば○万円に近い量だ。
 段ボールひと箱分が小さな瓶に詰まっている。

                         
 同時並行で作っていた「梅シロップ」も完成。
 こちらは少し熟成した梅を使う。
 本番の夏には「梅ジュース」となる。

 きょうは雨模様だったが、トマトハウス内で伸びたトマトの枝の誘引を行う。
 また、トマト・インゲン・枝豆・ゴーヤの追肥もやっと行う。
 毎年追肥をきちんとやれなかったのでまずはホッする。
    


 
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