切株に小さき胴吹きあたたかし たけし
朝詣を兼ねての散歩の途路
春日を浴びながら切株に座す
その切株に小さな花がまさに咲かんとの気配
生きた春を感じた
(たけし)
春(三春)・時候
【暖か】 あたたか
◇「春暖」(しゅんだん) ◇「あたたけし」 ◇「ぬくし」
暑すぎもせず、寒くもなく、程良い気温。春の快い温度。
例句 作者
暖かや飴の中から桃太郎 川端茅舎
磯に出て今日の孤りは暖かき 北 登猛
あたたかや子無き夫婦の箸づかひ 神﨑 忠
あたたかし脚組み替へて待つことも 草間時彦
あたたかく乳児の歯にぞ噛まれゐる 神田綾美
肩に手をかけて話せば暖かし 大場白水郎
昨夜の雨溜めて仏足石ぬくし 竹内牧火
暖かといふそれだけで足ひをり 能村登四郎
一夜寝て暖か佐渡の置畳 石川桂郎
暖かし赤子は泣いて世に生る 保坂リエ
暖かや飴の中から桃太郎 川端茅舎
磯に出て今日の孤りは暖かき 北 登猛
あたたかや子無き夫婦の箸づかひ 神﨑 忠
あたたかし脚組み替へて待つことも 草間時彦
あたたかく乳児の歯にぞ噛まれゐる 神田綾美
肩に手をかけて話せば暖かし 大場白水郎
昨夜の雨溜めて仏足石ぬくし 竹内牧火
暖かといふそれだけで足ひをり 能村登四郎
一夜寝て暖か佐渡の置畳 石川桂郎
暖かし赤子は泣いて世に生る 保坂リエ
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