竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

ままならぬ動体視力つばめ来る たけし

2022-03-13 | 今日の季語で一句


ままならぬ動体視力つばめ来る たけし

今年も燕がやってきた
毎年やってくるようになって15年はゆうになる
燕の寿命は知らないが
何代にもわたって来ているのだろう
声を目でええ追うが動体視力がままならない
(たけし)


春(仲春)・動物
【燕】 つばめ
◇「つばくろ」 ◇「つばくら」 ◇「つばくらめ」 ◇「乙鳥」(つばめ) ◇「玄鳥」(つばめ) ◇「燕来る」 ◇「初燕」 ◇「飛燕」(ひえん) ◇「朝燕」 ◇「夕燕」
ツバメ科の鳥。いわゆる燕尾状の2つに割れた長い尾が特徴的である。飛行が早く、飛びながら口を大きく深く開けて、昆虫類を食べる。日本には春飛来し、人家に営巣して、秋、南方に去る。玄鳥。つばくら。つばくらめ。初燕。

例句 作者

燕の飛びとゞまりし白さかな 松本たかし
浮御堂浮いて燕を通しけり 石田勝彦
軒先の壺のいろいろ燕来る 児玉喜代
燕のゆるく飛び居る何の意ぞ 高浜虚子
来ることの嬉しき燕きたりけり 石田郷子
藍壺に泥落したる燕哉 正岡子規
夢殿に今年の燕来てゐたり 米澤吾亦紅
つばくろの反転信濃は青き国 木田千女
球場に万の空席初燕 今井 聖
山の端に乙鳥をかへす入日かな 其角

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