竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

春眠の海にジュゴンとたわむれる たけし

2022-03-08 | 今日の季語で一句


春眠の海にジュゴンとたわむれる  たけし


春の朝寝をむさぼっている感じが出ていればとの句
2014年作の原句は<春眠や>だった
(たけし)




春(三春)・生活・行事
【春眠】 しゅんみん
◇「春睡」(しゅんすい) ◇「春の眠り」 ◇「春眠し」
春の夜や曙の眠り心地のよさは格別のものである。唐の孟浩然の詩に「春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聴く、夜来風雨の声、花落つること知んぬ多少ぞ」とあり。

例句 作者

春眠の覚めつつありて雨の音 星野立子
春眠の覚めてさだかに遠き人 中村汀女
春眠といふ晩年の玉手箱 岡田京花
春眠の出口で人にはぐれけり 大畑真喜
春眠をぬけてま白き昼に出し 上田五千石
金の輪の春の眠りにはひりけり 高浜虚子
春眠のわが身をくぐる浪の音 山口誓子
春眠や自飯器すでに保温中 桑谷友峰
春眠の中をふはりと出てゆきぬ 平井照敏
腕白う伸べて春眠覚めやらぬ 日野草城
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