雪雲やかそけき父の荼毘けむり たけし 2022-01-19 | 今日の季語で一句 雪雲やかそけき父の荼毘けむり たけし 先日のお弔い 遺された子息と荼毘の煙を目で追った おりからの寒気に 今にも雪になりそうな気配だった (小林たけし) 初時雨】 はつしぐれ 冬の初めに降る時雨のこと。時雨とは、もともと晩秋から初冬にかけて少時間降る雨のことだが、「初」を冠することでいよいよ時雨の季節に入ったとの感慨を強くする。さびしさとともに、一すじの華やぎも詠いこめられている。