竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

腕白の神の子になる太鼓台 法夢子

2014-08-11 | 
腕白の神の子になる太鼓台 法夢子




竹とんぼ第12回例会たより」Vol7.最終回
今回もあまり評価をいただかなかった管理人
難しいことを易し易しいことを面白く/面白いことを深く
なかなかうまくいきません

表題句は祭りの山車車での当少年
日頃のわんぱくの面影をみせずに真剣な所作振る舞い
子供は「神様のさずかりもの、神様のお使い」なのだ



焼烏賊を片手に茅の輪くぐりおり  法夢子


「磯宮や茅の輪の先に躓きぬ」
原句を推敲してみた
茅の輪に躓くはまずい との句会での私的に納得
今時の携帯ではこんな若者はたくさんいる


青稲や素足の長き中学生  法夢子

窓外から見える稲田はいま青い稲ご真っ直ぐに伸びている
稲穂も膨らんできた
す足の長い中学生の少女に重なった

一族の声やいっとき盆の月<  法夢子/strong>

「高木声いくつも交じり盆の月」が原句
高木声が分からない」とのアドバイスで推敲してみた
農村の長男夫婦も都会ぐらしが普通になって久し
二人居の老夫婦には賑やかに過ぎるいっとき
二人暮らしの寂しさよりも、この賑やかさの忍耐が辛い
たくさんの土産をもたせて送り出しまでのイットキ
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