慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『対外離脱「脳の電気刺激で対外離脱」』『カナシバリ=レム睡眠』

2024年08月04日 | 医療
🌸魂はさまよう2

脳外科医が明らかにした脳の「対外離脱」部位
 ☆オラフ氏の「医学的発見」
 ☆脳細胞は微弱な電気を流している
 *脳は電気信号で、思考や運動などの脳機能を発動させ調整している
 *筋肉も同じく電気信号によって動く
 *でんかんは、脳の電気信号に異常が起きる現象である
 *てんかんの外科的な治療法として、脳を部分的に切り離す手術がある
 ☆てんかんの手術は電極を差し入れ、刺激を与えた時に
 *言語や記憶に問題が起きれば、そこ うは切除しない 舞
 ☆オラフ・ブランケ脳外科医
 *手術前のルーチンワークとしての電気刺激を行なっていた
 *右側頭葉と頭頂葉と後頭葉の境目の部分に電極を刺し電気刺激をした
 *思者さん「ベッドに沈み込む感じ」「高所から落下する感じ」などと
 *オラフに告げさらに刺激を上げると
 *ベッドに横たわる自分を高い所から見ているが
 *見えるのは足と体幹下部だけと訴えた

 ☆手術チーム
 *「この場所の刺激で体外離脱体験が起きた」と驚き確認した

⛳今まで報告されなかった理由
 ☆側頭葉を原因としたてんかん
 *側頭葉の原因部位を切り離す手術はままある手術である
 *こうした部位を脳外科医が電気刺激する機会
 *21世紀を待たずしてあったかもしれない
 ☆こんな荒唐無稽なことをお医者さんに言っても仕方ないと
 *患者さんが思ってもこの発見には至らないし
 *医者の側が、また何だかおかしなことを言っていると思ったりし
 *目的外の事象をスルーしてしまうタイプの人なら
 *こうした発見には至らない.

 ☆自分の身に起きた出来事を正確に言語化できる患者さんと
 *「体外離脱体験じゃないか」と気づくお医者さんとの間に
 *「論文にして世の中に問うてみよう」という信頼関係があったから
 *初めてこの発見はなされた

 ☆対外離脱「電気刺激による誘発」はあまりに明白だったため
 *数人の患者さんにおける出来事でも完全証明となった
 ☆極めて正確な脳部位を探し当てることができた報告で
 *懐疑の目にさ臨死体験での体外離脱体験
 *文化的・宗教的な観念を元にした思い込みや作り話というわけではなく
 *人類の脳機能を基盤に持つ現象であることが分かった
 ☆死に臨む時に働く脳の場所
 *側頭頭頂接合部なのではないかと推測することもできる
 *その後、体外離脱体験は臨死体験というレアなセッティングよりも
 *「睡眠麻痺」というもっと日常に近い状態で
 *経験されることが多いことが分かってきた
 *睡眠麻痺は、別名「かなしばり」とも呼ばれている

国際語になっていた「カナシバリ」
 ☆睡眠麻痺(かなしばり)
 *寝ようとする時や起きがけに身体が動かせないということに気づき
 *恐怖を感じる状態をさす

 ☆人間は睡眠中、脳幹という古い脳の部分で
 *スイッチを切り替えて、筋肉の力を抜いたり
 *音や光、重力の感覚信号が、意識に上らないようにしている
 ☆かなしばり中には人影が見えるなどの幻覚を伴うこともあり
 *これはレム睡眠での夢と類似していると考えられている

 ☆スイッチが睡眠状態のまま
 *意識の座である大脳などの脳の新しい部分だけが
 *うっかり目覚めてしまうことがあり
 *起きているのに身体は動かせないし
 *現実の感覚入力はない状態になる
 *睡眠によって感覚情報入力が遮断されることで
 *脳の中で偽の知覚情報が生じるのではないかと仮定されている
 ☆現実の感覚入力がない時に
 *脳は「イメージ感覚」を自然に流す性質がある
 *かなしばり経験の頻度は、2人に1人とされる、珍しい現象ではない

 ☆ナルコレプシーとは、自己免疫疾患の1つ
 *極端な眠気による突発的な睡眠、笑ったり泣いたりで
 *脱力してしまう発作、睡眠麻痺などを呈する病気である
 ☆ナルコレプシーのない人を集め
 *寝ているところを無理に起こしてまた寝かせると
 *寝入った直後に夢を見る脳波が出た
 *これがかなしばりの正体なのだ
 ☆「かなしばり」夜中にうとうとしようとすると赤ちゃんに起こされて
 *世話をしてはまたうとうとする、という場合などがあてはまる

                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『死の医学』








『対外離脱「脳の電気刺激で対外離脱」』『カナシバリ=レム睡眠』
(ネットより画像引用)
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『野良猫平均寿命5年』『飼い猫平均寿命15年』『人の自然寿命約38歳』

2024年08月04日 | 生命科学
🌸生活水準を映す日本人の平均寿命

 ☆私たちは今、人生80年超えの時代を生きている
 *日本人の平均寿命は、明治以後120数年の間に約2倍になった
 ☆明治24の平均寿命(0歳の平均余命)男性約43歳、女性約44歳
 *2020年の男性約82歳、女性約88歳

⛳乳幼児死亡率の低下が大きい
 ☆長寿社会実現の背景
 *清潔な社会の実現、栄養や暖房など生活環境の改善
 *医療技術の進歩、健康保険とする社会制度の充実などが挙げられる
 *中でも大きいのは、乳幼児の死亡率の低下だ
 *幼くして亡くなる人が多ければ、平均寿命は大幅に下がる
 ☆乳幼児期を乗り越えた成人の寿命は結構長い
 *1955年時点で20歳を超えた男女の平均余命
 (男性の平均余命約40年、女性約41年)
 *男女の平均寿命がともに60歳を超えたのは1955年である
 ☆知恵を得たヒトは、人工的に寿命を延ばしてきた
 ☆寿命に対する生活水準の影響
 ☆生活環境が厳しい野良猫と、生活が保障されている飼い猫を比較
 *野良猫の平均寿命「5年」、飼い猫平均寿命15年
 *生活水準の差で寿命に大きな開きが見られる

寿命出土した骨で推定
 ☆縄文時代の平均寿命、『寿命図鑑』には、「15歳」との記述がある
 *出土人骨による日本縄文時代人の寿命の推定した
 *他方、平均死亡年齢男女とも「31歳」との報告もある
 ☆江戸時代
 *人数改帳、宗門改帳や過去帳を基にしたアプローチ
 *平均寿命、男性約41歳、女性約37歳
 *この時代も乳幼児の死亡率が高く、平均寿命を押し下げている

ヒト本来の寿命
 ☆ヒト本来の寿命である「自然寿命」は何歳なのだろうか
 *DNAのメテル化の分析から、「自然寿命約38歳」と報告がある

 ☆ヒトの自然寿命ははっきりしない
 *長寿を獲得した私たち、それを祝う文化も育んできた
 *人生の実りの秋を生きる高齢者を大切にする豊かな心を持ち続けた

コラム(長寿の人)
 ☆鎌倉時代に100歳超えの人もいる(寿命には個人差がある)
 *鎌倉時代の皇太后・北山准后は100歳を優に超えたとされる
 ☆歴史上の人物の生涯は長生きした人
 *安倍晴明85歳、北山准后107歳、法然80歳、親鸞90歳
 *天海108歳、徳川家康75歳、真田信之93歳
 *貝原益軒85歳、杉円玄白85歳、伊能忠敬74歳、葛飾北斎90歳
 ☆知恵を得た人類は野生動物と異なり、自らの手で寿命を延ばしてきた
                        (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『老化と寿命の謎』


                 (狐禅寺村乳幼児の死亡率高い)
『野良猫平均寿命5年』『飼い猫平均寿命15年』
『人の自然寿命約38歳』
『老化と寿命の謎』記事より記事画像引用)
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『ジャイナ教』『ヒンズー教』『シヴァ』『オーム真理教』

2024年08月04日 | 宗教
🌸ヒンズー教と密教1

⛳増え続ける神々
 ☆インドでは、バラモン教を批判する形でジャイナ教が勢力を拡大した
 *ジャイナ教の開祖マハーヴィーラは釈迦と同時代の人間
 ☆ジャイナ教の教え
 *マハーヴィーラの前に23人の先駆者がいた
 *開祖は、仏陀とは異なり、苦行を続けそれで悟りに達したとされる
 *教えは生き物を殺さない不殺生の徹底など
 *仏教における五戒に似た戒律を厳格に守り
 *八正道のなかに含まれる正見などを実践しようとする点で
 *初期仏教とかなり共通している
 ☆仏教もジャイナ教も宗教も経典や聖職者を絶対視せず
 *清貧の生活を守ろうと試み・出家の在り方も共通している

インドでは大乗仏教の哲学は難解で、一般の民衆から遊離していく
 ☆バラモン教は、民衆のあいだに広まっていた民間信仰を取り入れ
 *再組織化していく動きが生まれる
 *そのことが、やがてはヒンズー教の誕生に結びつく
 *ヒンズー教の形成は、仏教の刺激を受けてのもので
 *バラモン教を再編成し、より柔軟な教えの体系を作り上げた
 ☆インドでは、6世紀ごろヒンズー教が仏教を凌駕する
 *ヒンズー教に対する仏教の影響は、神像の造像がはじまった
 *仏教において仏像の造像が盛んに行われるようになった
 ☆バラモンの営む祭祀が中心で神像は作られていなかった
 *ヒンズー教になり、神像が盛んに作られるようになることで
 *ヒンズー教は、多神教としての性格をより明確にしていった
 *今日のヒンズー教の世界、多くの神々の像が造られ、信仰の対象である

ヒンズー教の段階の神
 ☆3つの神が信仰を集める(ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ)
 ☆ヒンズー教の神々
 *神話的な家族関係や化身の原理などを通して
 *互いに融合したり新たな性格の神を生み出すことによって
 *ヒンズー教における多神教的な世界を形作っていった
 *シヴァはそのなかでもとくに重要な役割を果たした
 *その信者が数多くの派に分裂して多様な信仰組織を生み出す
 ☆シヴァは、一神教の創造神の地位を確保までにはなっていないが
 *日本のオウム真理教はシヴァ大神を主宰神とした
 *シヴァが破壊を司る神であったことが教団のたどった道を暗示している
                        (敬称略)
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『ジャイナ教』『ヒンズー教』『シヴァ』『オーム真理教』
(ネットより画像引用)
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