慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『病院での怪談』『体外離脱=身体から出る』『めまい症』『錯覚・幻覚』

2024年08月05日 | 医療
🌸魂はさまよう3

「病院の怪談」が多い原因
 ☆かなしばりは強い恐怖を伴うことが多い

 *山小屋で一人で寝ていると、行方不明者が訪ねてきて
 *翌朝、亡骸の居所が分かるなどである
 *山のような極限状態で、恐怖を伴う不思議な現象が見られやすい
 ☆山ほどではないが、病院怪談も多い
 *患者さんが「入院中にお化け見た」と言われることはよくある
 *病院の怖い話はだいたいが研修医や新人ナースなど
 *憤れない若手が、激務の真っ只中に集まった時に語られる
 *入院中の患者さんはなかなか安眠できない
 *夜中の当直で、寝る間もない若手医療者も安眠とはほど遠い
 ☆病院での怪談話(かなしばり)
 *睡眠の強制中断と再睡眠を繰り返すというソフトの方に要因がある
 *「病院だから本物のお化けだ」という証明より
 *「激務によるかなしばり」「寝ばけた人が見間違えた」のほうが
 *怖くなく飛びつきたい仮説である

⛳ヒトの知覚の前提に「地球(重力)」がある
 ☆体外離脱体験は現象
 *置き去りにされた抜け殻の自分を見るという
 *「自己像幻視」に分類されているが
 ☆体外離脱体験の本質は、身体から出て行くこと
 *重力から自由になり浮かぶこと、飛び回ることである
 *重力の幻覚であるとされている
 *天国など、魂が行くべきところが高いところである概念からだ
 ☆日常生活では、地球の重力で引っ張られていることを感じない
 *私たちが重力から解放されることが基本的にはない
 *重力がかかる方向上下軸というのは、地球で暮らす限り覆せない
 *水の中に入ると、浮力で地球の重力が身体にかかる影響が軽減される
 *ヒトはずっと水に浸かっていることもない
 *船で波に揺られたり飛行機に乗ったりした後
 *しばらく地上でも浮遊感を覚えるくらいだ

「めまい症」という病気
 ☆何もないのに浮遊感や回転感、引っ張られる感じなどが生じる病気
 *脳や、耳の中にある半規管と耳石器から前庭神経という
 *重力を感知する器官の問題で生じる状態で
 *「めまい症」は「錯覚」に分類されている
 ☆錯覚というのは正常な知覚入力がある中で
 *実際の人力とは異なるように解釈される現象を指す
 *知覚情報が一切ないところに、誤入力される現象は「幻覚」
 ☆体外離脱体験で、浮かび上がったり飛んでいったりするのは
 *前庭覚中枢を巻き込むからなのではないかと考えられている
 *前庭覚障害の患者さんでは、体外離脱体験や離人症症状が多い
 ☆「体外離脱感」
 *めまい症のある群で5割
 *めまい症のない群(健康な人)で4割が起きた報告もある
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死の医学』





『病院での怪談』『体外離脱=身体から出る』『めまい症と対外離脱』
(ネットより画像引用)
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『活性酸素』『ミトコンドリア=外来者』『オートファジー』『SOD』

2024年08月05日 | 生命科学
🌸生活水準を映す日本人の平均寿命

 ☆老化の12の特徴を示した最新の情報(国立長寿医療研究センター)
 ☆老化の生物学的背景は複雑で、老化現象や老化に伴う病気
 ☆老化は、これらの老化の特徴が組み合わされて起きる

⛳副産物としての「酸素毒(活性酸素)」
 ☆私たちは、栄養素からエネルギー(ATP)を作るため
 *呼吸で取り込んだ酸素を燃やしている
 *これを担っているのは、細胞にあるミトコンドリア
 *エネルギーを生み出す過程で、副産物とし活性酸素が生じる

 ☆活性酸素はいくつかの物質の総称
 *遺伝子の本体DNAや細胞を傷つけ
 *タンパク質の恒常性維持機能などを障害する
 *老化や慢性炎症、がんなどの病気を引き起こす「酸素毒」である
 ☆活性酸素は、心筋梗塞、脳卒中など
 *一時的に血流が途絶える虚血に伴う再灌流
 *心理的・肉体的なストレス、有害物質などによっても生じる
 *活性酸素、主に生存に欠かせないエネルギーを得る過程で生み出される
 ☆活性酸素は免疫反応で感染予防の役割を担うほか
 *細胞の分化、細胞間のシグナル伝達などに関与していて
 *単に″悪者″としてかたづけるのは不適切だ

活性酸素は、多くの病気に関与する
 ☆活性酸素は、しみ・しわなど見た目の老化に加え
 *がん、緑内障・白内障、糖尿病、アルツハイマー病・脳梗塞等の病気
 *活性酸素が生じることから発生する
 *それを除去する抗酸化薬の投与が健康保険の適用になっている
 ☆活性酸素は、筋萎縮性側索硬化(ALS)にも関与していて
 *進行抑制に抗酸化薬が用いられている

⛳ミトコンドリアという外来者
 ☆ミトコンドリアは、酸素を使ってエネルギーを生み出す細菌が
 *進化の過程で私たち真核生物の細胞に入り込んで共生した″外来者”
 *細胞の核とは別に独自の遺伝子を持っている
 ☆ミトコンドリアは、分裂や融合に加え
 *細胞内のタンパク質を分解するオートファジーの一種でもある
 *ミトコンドリアは、加齢とともに機能不全が起こり
 *活性酸素が増える一方、エネルギー産生は低下する
 ☆活性酸素を消去し体を守る酵素
 *スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、グルタチオン等
 *抗酸化物質の働きも、加齢に伴い減り
 *活性酸素の増加を引き起こす
 *SODを欠損させた細胞では、細胞老化に似た変化が起きる
 ☆活性酸素を除去するとされるビタミンA・C・E等
 *抗酸化物質が話題になって久しいが
 *サプリなどでの摂取に対する効果・影響の評価は定まっていない
 ☆過剰な活性酸素発生を防ぐには、運動は健康に不可欠だ
 *過度のストレスや食べすぎもよくない
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『老化と寿命の謎』




『活性酸素』『ミトコンドリア=外来者』『オートファジー』『SOD』
(ネットより画像引用)

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『ヒンズー教の性的な力=解脱』『ヒンズー教と密教』『サードゥ』

2024年08月05日 | 宗教
🌸ヒンズー教と密教2

⛳ヒンズー教の性的な力への信仰
 ☆ヒンズー教
 *輪廻や業などバラモン教からさまざまな宗教的観念を受け継ぐ
 *仏教などの影響を受けつつ、新たな組織化、体系化を推し進めていく
 *ヒンズー教では、宗教的な実践としてヨーガが重視された
 ☆ヨーガの技法で身体のなかに眠っている性的な力であるを覚醒させ
 *会陰から頭頂まで身体の7箇所にある「チャクラ」を開き
 *解脱を果たしたり、呪術的な力を身につけたりすることができるとした
 *ヒンズー教独自の技法であり
 *仏教にも影響を与え、密教の形成を促すことになった
 ☆ヒンズー教に特徴的なこは、牛が信仰の対象になっている
 *牛はシヴァの乗り物で、ヒンズー教徒は牛を食用にすることはない
 *ヒンズー教では牛が神聖であるがゆえに禁忌の対象
 ☆ヒンズー教が形成され、民衆の信仰を集めることで
 *仏教はしだいに劣勢に立たされていく
 *仏教は、再興をはかるためにヒンズー教の信仰を取り入れて
 *形成されたのが「密教」である
 ☆密教は神秘主義的な仏教の教えであり、真言密教とも呼ばれる
 *密教以外の一般の仏教は「顕教」と呼ばれる
 ☆中国や日本には、この中期密教までが伝えられた
 ☆インドでは、その後も密教はさらなる展開を続け
 *ヒンズー教に接近し、意図的に通常の倫理道徳にさからうことで
 *日常を超えた世界に行き着くことをめざす後期密教が形成されていく
 *後期密教、中国や日本には伝えられなかったがチベットには伝えられた

密教が仏教を消滅させた
 ☆仏教がヒンズー教を取り入れ密教を形成した
 *その勢力を盛り返す上で効果的であった
 *密教では、経典を通して教えを伝えるだけではなく
 *複雑な儀礼を実践することによって神秘的な力を呼び出し
 *それによって現実を変容させることができると説かれた
 *さらには、ヨーガの行法を用いることで身体を変容させ
 *修行者は霊的な力を備えることができるようになる
 ☆密教はヒンズー教から多くのものを取り入れて成立しただけに
 *ヒンズー教のなかに溶け込んでいってしまう危険性があった
 ☆仏教がその誕生の地インドから消滅していった原因は
 *仏教が密教という形態を取ることでヒンズー教に接近し
 *その区別がつかなくなったことが大きく影響した
 ☆仏教が空の立場を強調したのに対して
 *ヒンズー教はあくまで実在論の立場をとり
 *ブラフマンとアートマンの一体化を説く六派哲学などが隆盛を迎える
 ☆12世紀頃に、インドでは仏教がヒンズー教のなかに吸収された

⛳ヒンズー教と対立関係のイスラム教
 ☆16世紀、イスラム王朝であるムガル帝国がインドに成立
 *イスラム教の影響が強くなっていく
 *ヒンズー教は、経済的な発展が著しい現代のインドにおいても
 *生きた信仰として機能している
 ☆ヒンズー教には、出家して修行し「サードゥ」と呼ばれる苦行者も多い
 *特異な修行を売り物にしていたりする者もいる
 ☆インドの独立に貢献したガンジーは「非暴力」を掲げた
 *その思想はヒンズー教の不殺生の考え方に由来する
 ☆ヒンズー教は民衆の生活に深く根差し
 *多様で混沌とした宗教世界であるだけに
 *インドの近代化には多大な困難が伴う
 ☆今日のインドには、仏教に改宗する人間が生まれている
 *彼らはカーストによる差別を嫌って
 *平等思想を説く仏教に引かれたのだが
 *そうした人たちがあらわれるのは、ごく最近になってからだ
                        (敬称略)
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⛳出典、『世界の宗教がざっくりわかる』






『ヒンズー教の性的な力=解脱』『ヒンズー教と密教』『サードゥ』
(ネットより画像引用)
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