慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「生物進化のスイッチ」「レトロトランスポゾン」「恐竜・鳥類のゲノム」

2023年06月19日 | 生命科学
🌸なぜ小さな恐竜も絶減したのか2

⛳進化のスイッチの入る状況(レトロトランスポゾン活性化)
 ☆生き物が変化する環境に適応するには
 *ゲノムを変えたり、遺伝子発現の制御を変えたりするのが必要
 ☆その変化が功を奏すかどうかは偶然に左右される
 *変わらなければ環境変化に適応できない
 ☆ゲノム崩壊というリスクを引き受けて
 *生物は、偶然に勝ったり負けたりする中で、
 *ある種は生き残り、ある種は絶滅していく存在です
 ☆進化のギャンブルのスイッチを入れたのは誰か?
 *ゲノムのレトロトランスポゾンに何かあると思う
 ☆環境が変化すると
 *レトロトランスポゾンがDNAのコピー&ペースト始める
 *つまり、ゲノムが変異を許した状態になる
 ☆熱以外、宇宙から降ってくる放射線や太陽の紫外線
 *重粒子に当たるとレトロトランスポゾンは活性化する
 *放射線等が出るような環境の変化があったとき
 *進化のスイッチが入るのかもしれない

恐竜が絶減するまでのストーリー
 ☆巨大隕石が落下し環境が急激に変化した
 *この変化によって、生物の数が極端に減少
 *大きな生き物が体を維持する食べ物を得ることができなくなり絶減
 *恐竜も、多くの種が消えていった
 ☆同時に多くの生物は進化のギャンブルのスイッチをONにした
 *ゲノム上ではレトロトランスポゾンが飛び回り
 *レトロウイルスも生殖細胞のゲノムに入っていく
 *恐竜はゲノムの改変をうまく止めることができず
 *ゲノム構造が混乱し、恐竜の繁殖率が低下し種が絶滅していった
 *実際、レトロトランスポゾンが活性化すると精巣が萎縮する
 ☆すべての恐竜が進化のギャンブルに負けたわけではない
 *一部の恐竜だけはゲノム改変がうまくいき
 *環境変化を乗り越えて、今の鳥類に進化していった
 ☆ほ乳類は生き残り、恐竜もいなくなって
 *ほ乳類は、環境で優位なポジションについて大繁栄した
 ☆ほ乳類大きくてもネズミやリスぐらいの大きさだっが
 *マンモスやクジラなどの巨大な種が現れた
 *又、コウモリなど、空を飛んたりする種も現れた
 ☆恐竜は、ほ乳類よりも先にゲノムを改変して大きく姿を変えてきた
 *隕石衝突後のゲノム改変、コントロール不能になる程大きかった
 ☆ほ乳類の隕石衝突後の改変は、コントロールできる範囲内だった
 *ほ乳類は、ゲノムの改変を数多く許し進化を遂げた
 ☆ほ乳類、今はゲノムが崩壊しないようにブレーキをかけている
 ☆進化の成功者だった恐竜は、先に大進化していた分
 *隕石衝突後のゲノム変化をコントロールできなかった

恐竜絶滅の手がかりは鳥類のゲノムにある
 ☆恐竜の進化や絶滅の謎を解く手がかりは鳥類にあると思う
 ☆鳥類は、恐竜の遺伝子を引き継いでいる
 *鳥類のゲノムの中には絶減してしまった恐竜の遺伝子もあるはず
 ☆恐竜は多様性に富んでいた
 *陸上だけでなく、海の中を泳ぎ、空を飛んでいた
 *サイズも、大きいものから小さいものまで、さまざまあった
 ☆恐竜はどの様にして多様化したのか
 *どの様に、ゲノムを増やして変えることができたのか
 ☆恐竜の末裔である鳥類のゲノム
 *ほ乳類のゲノムは、10%ほどが内在性レトロウイルス
 *鳥類のゲノムは、3%ほどしか内在性レトロウイルス検出されない
 ☆1億年以上前に鳥類のゲノムの中に入った内在性レトロウイルス
 *恐竜時代に恐竜のゲノムが鳥類に入った
 *内在性レトロウイルスが現代の鳥類にきれいに残っていた
 *内在性レトロウイルスは何らかの役割を今も有している可能性高い
 ☆恐竜の絶減メカニズムを知れば
 *ほ乳類である私たちそれを回避することができるかもしれない
 ☆恐竜は、適者生存の戦いに負けたから絶滅したのではない
 *繁殖率の低下も絶減に関与している
 ☆絶減を研究することは、人類の絶減を回避することにも役立つ
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『なぜ私たちは存在するのか』












「生物進化のスイッチ」「レトロトランスポゾン」「恐竜・鳥類のゲノム」
(ネットより画像引用)
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「HFT」「フロントランニング」「裸の空売り」

2023年06月19日 | お金
🌸革命の震源地「金融業界」(2)

 ☆既存の金融市場における不平等なアクセスの問題
 ☆既存の金融市場における不平等の7つ記載する

①不平等の理由(証券会社への口座開設)
 ☆株の取引き証券会社を通さないと注文ができない
 *株の取引をするためには、
証券会社に口座を開設しなくてはならない
 ☆株を買うときには、この口座に入金して
 *証券会社に対して注文をする
 ☆注文を受けた証券会社は、この注文を東証のような取引所につなぐ
 *条件が合えば注文が成立する
 ☆インターネットが発達した今は状況が異なる
 *証券会社を通さなくても東証のような取引所に
 *個人が直接口座を開設して注文を出すことが可能です
 (技術的には可能という意味)
 ☆証券会社を通じてしか取引ができない仕組みが続いている理由
 *証券会社などが資格を持っている為
 *取引参加者にも金融商品取引業者にも個人もなれない
 ☆個人が株の取引を行うには
 *証券会社を通さないといけないのが日本の決まり
 ☆現在でもこうした仕組みがとられている理由
 *「投資者保護」という観点からです
 ☆「投資者保護」をとってみても、インターネット技術が発達した今
 *異なったやり方で現在と同等水準以上の保護を達成する方法がある

➁不平等の理由(取引時間の制限)
 ☆取引時間が限られているのも昔から変わっていない
 ☆昼休みに株取引をしたい投資家はいるのに実現できない理由
 *デジタル化が十分に進んでおらず
 *手作業による処理が必要な業務が多いという裏事情がある
 ☆ニューヨーク証券取引所も昼休みこそありません
 *取引時間が限られている点では同じです

③不平等の理由(決済の遅さ)
 ☆株の取引は注文が成立してもすぐ決済されない
 ☆株券が電子化されていても2日かかる
 ☆電子化された今日では
 *技術的に決済は遅くとも数時間以内に完了可能
 *昼休みに取引をしたい個人投資家は多いはずです
 ☆決済も早い方が便利だが
 *証券取引所は顧客満足度に欠ける仕組みを変えられずにいる

⛳④不平等の理由(中央集権的機関による介入)
 ☆証券市場には「目に見える手」によるコントロールが存在する
 ☆中央集権的機関が恣意的に取引を停止できる
 ☆例:ゲームストップ事件の件
 *ロビンフッドが取引を勝手に止めることができた
 ☆日本でも東証が「売買停止」を行うことができます
 ☆「投資家を保護する」という名目で売買停止が行われますが
 *逆の見方で、売れていたのに売れなかったという人も存在する

⑤不平等の理由(情報格差がある)
 ☆一般の個人投資家と金融機関などのプロの投資家の間
 *大きな情報格差が存在する
 ☆証券会社など取引所に直接参加できる会社
 *売り買いの注文状況を、リアルタイムで表示する「板」全部見れる
 ☆個人投資家が見られるのは
 *直近の値段から上下何本という限定されたもので、情報格差が存在する
 ☆証券会社や機関投資家等のプロ投資家が知っていることを
 *一般の個人投資家は把握していない状況が生じることもありえる
 ☆インサイダー規制がありますが
 *「プロは知り、一般の投資家が知らない情報」が存在する

⑥不平等の理由(高速取引の登場)
 ☆情報格差による不公平感は、HFTにより高まっている
 ☆過去の統計に基づいて株を自動売買するプログラムを開発し
 *「アルゴリズム取引」ともてはやされている
 ☆プログラムが洗練されていくと、数多くのHFT業者が台頭した
 *彼らが、プログラムに相場情報を取り込むスピード
 *取引所に注文を出すスピードと競うようになった
 ☆株価に影響を与える報道がされたとき
 *売りや買いの方向性を瞬時に判断して
 *高速回転で取引ができるHFTに個人投資家の取引
 *大きく左右されるようになった
 ☆取引所はこれを規制せずに、加担している
 ☆ケーブルの長さ、数cmの違いでも注文を出すスピードに差が生まれる
 *取引所のシステムサーバーになるべく近いところに
 *自社のサーバーを置きたいというニーズが出てきた
 ☆取引所のサーバーラックの近くに別のラックを用意し
 *HFT業者に使わせてあげる「コロケーション・サービス」の登場
 *ラックの利用料は取引所のサーバーに最も近いところが最も高額です
 *個人投資家の利益を蚊帳の外に置くものでした
 ☆顧客がどの銘柄に「買い」「売り」を入れているかの情報を知った上で
 *自分が先回りして「買い注文」「売り注文」を出す取引行為
 *「フロントランニング」の違法行為です
 ☆HFT業者などがこの違法行為を犯したとしても
 *第三者がこれを証明するのは容易ではない

⑦不平等の理由(裸の空売り)
 ☆空売りは株を借りてきて売るのが通常です
 *取引所の決済が2日後に設定されていることを利用して
 *ヘッジフアンドの注文を受けた証券会社
 *持っていない株まで売ることができる
 ☆2日後には株を調達して返済する必要がある
 *それができなければペナルティが待っている
 *しかし、ペナルティよりも空売りによる儲けが上回れば
 *この規制に意味がない
 ☆「裸の空売り」と呼ばれ
 *証券会社とその上客であるヘッジファンドなどだけが可能
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『仮想通貨とWeb3』







 「HFT」「フロントランニング」「裸の空売り」
(ネットより画像引用)
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東武鉄道「生え抜き社長」誕生

2023年06月19日 | 企業
🌸東武鉄道「脱世襲経営」で改革成るか

 ☆スカイツリーを成功させた根津嘉澄氏の後を担う新社長
 ☆東武鉄道問題は山積みだ

東武鉄道根津家支配の幕引き
 ☆東武鉄道の社長が24年ぶりに交代する
 ☆創業家である根津家3代目の嘉澄氏
 *世襲経営の幕引きを意識し、今回の社長交代はその準備とコメントした
 ☆東武鉄道は、根津家が本当の創業家ではない
 *東武から支援を頼まれた初代根津嘉一郎氏が社長に就き再建に尽力
 *その後、東上鉄道との合併にも成功し
 *関東の私鉄で一番長い路線を築いた
 ☆初代の長男で2代目嘉一郎氏
 *営団地下鉄との相互乗り入れをまとめ
 *夢だった都心への直通を実現させた
 ☆2代目嘉一郎氏の次男の嘉澄氏が社長に就任した
 *長男公一氏は、東武百貨店の社長に就いていた
 *兄弟どちらが優秀ということではなく
 *父・嘉一郎氏が適性を見て決めた

⛳受け身の経営に批判が集中し
 ☆3代目嘉澄氏は、バブル崩壊の後始末に追われる日々だつた
 ☆減損処理が終わった頃、さらなる悲劇が起こる
 *東武伊勢崎線竹ノ塚駅近くの手動式踏切で
 *保安員の遮断機誤開によって4人が死傷する事故が発生した
 *ラッシュ時は1時間に数分しか遮断機が上がらず
 *以前から問題になっていたにもかかわらず
 *東武鉄道は開かずの踏切を漫然と放置
 ☆受け身の経営に終始してきた根津社長、激しい批判にさらされた
 ☆3代目嘉澄氏に光が射したのは
 *東武鉄道が手がける東京スカイツリーの完成
 *東武鉄道はコロナ禍のマイナスを最小限に抑えることができた
 ☆とうきょうスカイツリー駅に直結する押上駅の1日の乗降客数
 *東京スカイツリー開業前の倍以上
 *好循環はお荷物になりかけていた浅草駅周辺にも及んだ
 ☆根津社長の深謀遠慮が実を結んだ

東武鉄道、原点の街づくりに尽力すべき
 ☆嘉澄氏が社長だった24年間
 *全体的に世襲経営が陥りやすい守りの姿勢が目立った
 *日光線、伊勢崎線、野田線等の低収益路線も大きな改善はなかった
 ☆新型特急「SPACIAX」(東京~東武日光)を運行する
 *人口減少で鉄道の利用客は減少が続く
 ☆鉄道各社は客単価アップが喫緊の課題である
 *都筑新社長の手腕が問われる
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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東武鉄道「生え抜き社長」誕生
『THEMIS6月号』記事他ネットより画像引用)
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