慶喜

心意気
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「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

トッドの語る日本の天皇・女性・歴史(1)

2022年07月07日 | 日本人
🌸トッドの語る日本の天皇・女性・歴史(1)

 ☆日本の女性天皇の登場は、中国の父系文化の反発でもあった

核家族が「最も原始的」
 ☆トッドは「家族類型」で家族を5つに分類する
 ☆「絶対核家族」(英米を中心)
 *子供は早くから親元を離れ、結婚すると独立した世帯を持つ
 *遺産相続は親の意思による遺言で決定されることが多い
 *親子関係は自由で、兄弟間の平等は重視されない
 ☆「平等主義核家族」(フランス・スペイン、イタリア)
 *結婚すると独立するのは英米型と同じ
 *相続は、子供たちの間で平等で、男女差別なく遺産を分け合う
 ☆「直系家族」(ドイツ・日本・韓国)
 *長子が跡取りとなり、彼だけが結婚したとも父の家に住む
 *長子が全て相続し、親子関係は権威主義的で兄弟間は不平等
 ☆「共同体家族」
 *男の子供が全員、結婚後も親の家に住み続ける家族形態
 *父親の下に兄弟の家族もみな同居する
 *家族が1つの巨大な「共同体」となる
 *相続は平等、親子関係は権威主義的
 *ユーラシア大陸の中央部の広大なエリアに分布
 *「共同体家族」最も新しい家族体系
 *核家族は「最も原始的」な家族体系
 ☆「外婚制共同体家族」(中国、 ロシア、北インド)
 *イトコ婚を認めない
 ☆「内婚制共同体家族」(アラブ地域、トルコ、イランなど)
 *イトコ婚を認める
 
日本は「極東」ではなく「極西」
 ☆核家族の英米や直系家族の日本やドイツ
 *ユーラシアの周縁に位置している為の家族システム
 ☆日本史とヨーロッパ史に類似点が多い
 *日本の文字の採用は、7世紀でゲルマン圏の文明に近い
 *日本で長子相続がはじまるのは鎌倉時代の半ば以降
 (フランスで直系家族が現れるのが13世紀の終わり)
 ☆明治以降の日本が、西欧のキャッチアップに成功した要因
 *もともとの並行関係があったからではないか
 ☆日本は「極東」ではなく「極西」だ
 *日本は昔からヨーロッパだったのではと思えるとトッドは語る
 ☆日本の平安時代の朝廷はごく少数の例外
 ☆日本は、それ以外は野蛮な暴力的な社会だった
 *平安時代の日本と同時期のヨーロッパのように野蛮な時代だった
 ☆日本・ヨーロッパ並行説は、平安期にも成立している

直系家族と軍事組織
 ☆日本とヨーロッパの歴史の大きな違いは戦争の頻度
 *ヨーロッパ地域は、絶え間なく紛争の地、暴力の地、衝突の地
 *日本は外からの侵略も、内部での大量殺毅も経験していない
 ☆日本は非常に好戦的な国というイメージの国
 *先の大戦、日露戦争の驚き、武士のイメージが重なりあった結果だ
 ☆日本の歴史を眺めると、日本は好戦的国家でない
 ☆日本とヨーロッパの類似性での仏教
 *浄土真宗をはじめとする鎌倉新仏教
 *プロテスタントの台頭に非常によく似ている
 *それが、農民運動(一揆)につながる点も共通している
 ☆鎌倉時代、武士の家では長男には後を継がせて武士にする
 *次男は高野山に上って僧侶になる
 ☆直系家族に多いパターン
 *武士の家以外でも、家を継がない次男、三男、軍人、聖職者になる
 ☆有名な『三銃士』の主人公ダルタニャン
 *直系家族の地域フランスの南西部の出身
 *その地域は勇猛果敢な武人を輩出することで知らている
 ☆日本は12世紀から近代に至るまで、軍事政権
 *中国は武官よりも文官が上
 ☆直系家族的と軍事組織のあり方は関係がある
 *結果として、近代日本が効率の良い軍隊を作り上げた
 ☆中国は共同体家族になる前直系家族の時代
 *直系家族時代の中国、絶え間ない戦乱の時代でもあった
 ☆中国は、共同体家族になり、戦争能力の多くを喪失した
                      (敬称略)                                     
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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医師自身が経験した「認知症介護のコツ」

2022年07月07日 | 認知症
🌸医師自身経験した医師母親の認知症介護

 ☆90歳越え母親の「認知症介護のコツ」

母は大正生まれの凛とした女性
 ☆日頃から、格好よく死にたいと口にしていた母
 *母の希望とは異なり、心が壊れそして天国に逝きました
  ☆自宅で母を入浴させるのは一大イベント
 ☆母は家内に風呂で一緒だったオヤジさんは誰だったかね?と尋ねた
 *母の頭の中の息子の記憶は子供の頃のイメージが強い
 ☆認知症では新しい記憶から薄らいでいく

認知症の進行防止
 ☆認知症は病気ですが、本人にはあまり自覚がない
 ☆認知症進行防止には
 *基本的に会話が大切
 *指先を使うことも大切(料理、お裁縫、楽器の演奏、盆栽など)
 * 歩くことも大切で、毎日の散歩を励行する

認知症が始まると、本人は悟られまいと取り繕う
 ☆認知症が始まると
 *自分が壊れている姿を隠し上手に繕うようになる
 ☆母は読書が大好きでした
 *読書は認知症の早期には進行防止に役立つ
 *ある程度進むと読書ができなくなるが、それを隠したいのです
 *でも母はそれらの本を読んでいると語っていた

認知症患者に叱っても致し方ない
 ☆火の不始末、鍵のかけ忘れなどなどが起こる
 ☆筆者は母を叱責し母はしょげていました
 *そんな叱責は実は無意味でした
 ☆叱ってもできないのが認知症
 *叱っても決して認知症は改善されない

最期の過ごし方を話し合っておくのも必要
 ☆認知機能が低下し始めたら、将来を語っておいたほうがいい
 *母は「食べられなくなったら点滴もして欲しくない」と語っていた
 ☆認知症が進み、転倒し寝たきりの生活になる
 *食事を口に運ぶ生活が始まりました
 *最後は水もトロミをつけて飲ませました
 ☆その後、痩せてある日の朝、母は旅立ちました

認知症の介護は大変
 ☆介護者は人に「助けて」と言うことが大切と思う
 ☆人にはちょっと迷惑をかけてもいいと思っている
 ☆自分一人で解決しようと思わずに「ヘルプ」と叫んでください
 ☆人にちょっと迷惑をかけていると思うと、人の迷惑も許せる

介護施設は元気なうちから通う
 ☆認知症が進めば、介護施設にお世話になるのも必要
 ☆母も介護施設をたくさん利用しました
 ☆介護施設には元気なときから通ったほうがいい
 *介護施設にお世話になる段階ではないと頑張るよりも
 *将来を見据えて、早くから介護施設を利用すれば
 *本当に困ったときにもスムーズに利用できる

日頃から感謝して生きる
 ☆遠くの親戚「医療を施してください」と無責任なことを言う
 ☆本当に介護をしている人は、天国に送ってあげたい
 ☆ 医療は産業です。患者は顧客です
 *「お任せします」と家族が言えば
 *医療サイドは、倫理観と経営的視点から長生きさせる
 ☆筆者は胸を張って言います
 *「何もしないでください。天国に逝く時です」
 *亡くなると、嫌な思い出はすぐに消えます
 ☆人はみんな死にます
 *日頃から感謝して日々を生きていきたいと思っている
                      (敬称略)                                     
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医師自身経験した医師母親の認知症介護
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中国の刑罰に見る残虐性2

2022年07月07日 | 歴史
🌸中国の刑罰に見る残虐性2

「剥皮(はくひ)」
 ☆「剥皮」の刑(人間の皮を生きたまま剥ぎとる刑)
 ☆もともとは顔の皮を剥ぐものだった
 *明代には全身の皮を剰ぐようになった
 ☆明の初代皇帝の朱元章
 *剥いだ全身の皮の中に草を詰めて、「人皮草袋」と名付けて
 *役所などの前に置き、見せしめにした
 ☆「剥皮」の刑も、皮をすべて剥ぎとる前に罪人が死ぬと
 *刑吏も「剥皮」の刑に処せられ、剥ぐほうも命懸け

「車裂(しゃれつ)」
 ☆「車裂」は人間の首、両手、両足に縄をかけ
 *五台の車で引っ張って、引きちぎる刑
 *車を使わず、馬や牛に引かせることも多かった
 ☆漢の武将彰越も、謀反の罪をでつちあげられて
 *劉邦により「車裂」で処刑されている
 ☆日本ではなぜか劉邦はスケールの大きな英雄として人気は高い
 *多くの作家が劉邦の本当の姿を描いていないから
 *劉邦は義理人情に極めて薄く、疑り深く、残忍な性格
 ☆「車裂」の処刑方法
 *ヨーロッパや日本でも行われていた
 *日本では「八つ裂き」と訳されている

「烹煮(ほうしゃ)」
 ☆「烹煮」は「釜方で」の刑
 *日本でも石川五右衛門が「釜茄で」の刑で殺された
 ☆中国では、秦の時代から日常的に行われていた
 *秦の後の項羽と劉邦
 *この方法で何人もの敵を殺している
 *中国では、それ用に作られた釜や鍋があった
 ☆「烹煮」は基本的に湯を使ったが、油を使った例もある
 *「烹煮」で処刑された罪人の体
 *しばしば食用にされたようだ
 *人肉を食べる習慣は中国の伝統的なもの

「剖腹(ほうふく)」「抽腸(ちゅうちょう)」
 ☆「剖腹」は罪人の腹を裂くという刑
 *多くの王や皇帝もこの刑を頻繁に用いた
 ☆「抽腸」は腸を引き出すという刑
 *肛門から鉄の釣を突っ込み、大腸を引っ張り出す
 *一本の長い腸が全部抽出されたとの記録もある
 ☆謀反の疑いをかけられた者への拷問
 *厳しい尋問にあう(拷問)
 *「死んだほうがまし」の様な拷問を受け、罪を告白する
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株価急落がコワい銘柄(ミーム株)

2022年07月07日 | 
🌸株価急落がコワい銘柄(ミーム株)

世界的な株価下落
 ☆米国やユーロ圏物価高騰を食い止めるため
 *中央銀行が金融政策の引き締めを急いでいる
 ☆米国FRBのパウエル議長などの発言
 *株式市場の下落の代償を払ってでも
 *物価の上昇を阻止することを鮮明にしている
 ☆金融政策の転換で懸念される事
 *世界的な株価の下落リスクの上昇
 ☆米国の“ミーム株”銘柄は危ない
 *コロナ禍が発生する以前の価格水準を上回っている
 *ミーム株は個人投資家などが徒党を組んで買い上げた株

群集心理に押し上げられたミーム株
 ☆ミーム株の代表銘柄
 *米国のゲームストップ(ゲームソフト)
 *米国のAMCエンターテインメント(映画館運営会社)等
 ☆ミーム株は、SNS上で個人投資家が銘柄を紹介
 *共感した個人が同様のトレードを行い株価が上昇した銘柄
 *“ミーム株を買えば儲かる”という強気な考えが伝染した
 *ゲームストップ等は多くの問題を抱えている
 ☆FRBの追加利上げで米国株価は下げた
 ☆ゲームストップ株は割高に見える

多くの投資家が先行きを楽観
 ☆ウクライナ危機をきっかけとする世界経済のブロック化等
 *脱グローバル化が加速しはじめた
 ☆資源価格は高騰
 *原油、天然ガス、石炭などのエネルギー資源
 *食糧、肥料などのモノが不足し価格が上昇
 ☆人手確保のために賃金も増加
 *連鎖反応的にインフレが進行している
 ☆インフレ退治のためにFRBやECBなど
 *金融政策を引き締めざるを得なくなる
 ☆ミーム株価の推移
 *ある程度株価が下げたところで買いが出る
 *短期目線で利得の確保を目指す投資家は多い
 ☆金利が上昇より
 *多くの投資家がリスクオフに動いている
 *世界的に株式市場は大きく不安定化している
                      (敬称略)                                     
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