木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

レンティング陽~チームAKIRA

2014年02月16日 | オリンピック
レンティング陽(あきら)選手。
日本のクロスカントリーの選手だ。
本日の男子40kmリレーの4走に出場予定だったが、日本チームが3走までで周回遅れとなり、失格。
せっかくソチまで行ったのに、滑走することなく、オリンピックを終えた。
あまりにも理不尽な結果だ。
夏のオリンピックの陸上のリレーでバトンを落とした日本チームが悔し涙を流したシーンは印象的だったが、今回はテレビに映されもせず、放送では名前すらほとんど告げられなかった。
日本チームは1走で遅れ、その後、少しは挽回したが、終始最下位を独走してしまった。
16チーム中、失格は日本だけで、世界の壁は厚かった。
クロスカントリーは日本ではマイナースポーツである。
日本でのマイナースポーツに対する環境は過酷だ。
レンティング陽選手は、チームAKIRAというものを作っている。
一般のスポンサー公募だ。
一口1000円で、誰でもスポンサーとなれる。
レンティング陽選手は、「1000円のスポンサーを1000人集めるのが目標」と言う。
そのスポンサーも既に800人を超えている。
こういった試みはいいと思う。
宝くじを買うのもいいかも知れないが、レンティング陽選手と一緒にオリンピックの夢を見るのもいい。
興味ある方は、ぜひ下記のブログを見て、スポンサーに応募して頂けたら、と思う。

TEAM AKIRA

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アーネル・ピネダ~ドント・ストップ・ビリービング

2014年02月16日 | ロックマニア
アーネル・ピネダという名前を知らなくとも、ジャーニーというアメリカのロックバンドを知っている人は多いだろう。
1980年に「セパレイト・ウエイズ」「ドント・ストップ・ビリービング」「オープン・アームス」など数々のスマッシュヒットを生み出したバンドだ。
ボーカルのスティーブ・ペリーは、1987年にバンドを脱退。
その後、ボーカルは何人か変わったが、ジャーニーは現在も健在のバンドである。
現在のボーカルがフィリピン人のアーネル・ピネタである。
アーネルはスラム街に育ったが、唄うことで辛うじて生計を立て、フィリピンではいくつかのバンドを結成し、ある程度のヒットも出していた。
2007年、YOUTUBEでアーネルの唄う姿を観たジャーニーの二ール・ショーンは、その歌唱力に衝撃を受け、すぐにオーディションを行うことにした。
何だか映画の「ロックスター」を地でいったような話だが、事実である。
その後、アーネルはジャーニーの正式メンバーとなった。
ときに、アーネル40歳。
アメリカンサクセスとも言えるが、アーネルが夢を諦めていたら、こんなサクセスストーリーは生まれなかった。

オリンピックでは、夢を叶えた選手の陰に、多くの夢を叶えられなかった選手がいる。
どんな優秀な選手も夢を諦めてしまえば、決して夢は叶わない。
「Don't stop bilieving(信じることを忘れないで)」
アーネルは今日も唄い続けている。

アーネル・ピネダが唄うDon't Stop Bilieving

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