木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

大きな夢~ロンドンオリンピック競泳選考会に思う

2012年04月08日 | 日常雑感
どんなに大きな夢を抱いたところで、夢が叶わなかったなら、最初から夢など持たなかったほうがよかったのだろうか。

そもそも夢って何だろう。
「NHKのど自慢」を見ていても「鐘を5つ鳴らすのが夢でした」という人が出てくる。
娘の結婚式で「こんな日が来るのが夢でした」と語る父親もいる。
社内のゴルフコンペで優勝するのが「夢」の人もいるだろうし、会社でいえば規模を問わず社長になることを「夢」としている人も多いだろう。
目標と夢はどう違うのか、と聞かれたとき、目標は現実的なもの、夢はもっと大きなもの、と答える人がいるかもしれないが、夢を達成可能なものとして、自分の身近に引き寄せている人にとっては、目標が夢とかなり近づいている。
子どものころ、お腹いっぱい好きなお菓子を食べたいと思った人もいるだろうし、「大人買い」としてその夢を叶えた人もいるはずだ。
でも、このような夢を叶えたとしても本人が満足するだけで、他の人にはちっとも感動を与えない。
他の人が驚くような夢を誰もが持つことはできるが、人は夢に対して努力している姿勢に感動するのであって、夢そのものに感動するのではない。
「大人買い」のように誰にでも達成可能な夢に対しては、誰も感動しない。
オリンピックに出やすい国へ行って、安易に出場を狙うのは、単に打算であって、夢とは呼べない。

元来、夢に期限はない。
高校野球で甲子園出場が夢の選手は、高校を卒業してからでは甲子園には出られない。
年齢制限や期限が区切られた夢もある。
でも、夢は内容が変わって行くだけだ。
甲子園に出場できなかった選手も大学やプロ野球、あるいは実業団野球で活躍できる可能性もある。

オリンピックに出場できたということで、夢が完結してしまうのならば、未完の夢で、To Be Continue(続く)と更なる次の章に突入していくのがいいという考えもありかも知れない。
夢は達成が困難だからこそ、輝くものだから。

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ハギトモ~無念・オリンピック出場ならず

2012年04月08日 | 日常雑感
水泳のロンドンオリンピック選考レースの最終日。
先ほどフリー女子50m決勝が行われた。
ハギトモは5位で、残念ながらオリンピック出場ならず。
アナウンサーが最初は3位と告げたほどの僅差だった。
50mフリーは派遣標準記録が厳しく、男子・女子とも個人派遣はゼロという結果になった。
フリーに限らず、今日は個人出場がゼロで終了してしまい、寂しい大会終了日となってしまった。

あまりにがっかりして、本日はこれ以上は書けず。
とりあえずは、お疲れさまでした、とハギトモの健闘を讃えたい。


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ハギトモ50mフリー、明日の決勝へ

2012年04月08日 | 日常雑感
ハギトモ50m予選は3位にて通過、明日の決勝に駒を進めた。

ハギトモが昨日の朝、自分のブログを更新して一昨日の100mフリーについてコメントを書いていた。
「全然相手になりません。まだまだ足りないね」と弱気とも捉えられる発言をしているのが気になる。これが自分を発奮する意味で言っているのならいいのだけど。
復帰後のベスト記録を出したのだから、調整も、精神状態もかなりいいはず。
とにかくも、50mも「最後まで粘ります」と抱負を語っているだけに、今日の50mフリー決勝に期待!

ハギトモのブログ「いつも笑顔で」

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