木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

オールウェイズ スマイル

2010年10月02日 | 日常雑感
昨夜、焼肉屋に行った。
据えられた小型のコンロで自分で勝手に焼く。
肉はおいしかった。値段も安い。生ビールもよく冷えている。
それなのに、客は他にいない。
これは穴場だ、と喜んでいたが、ビールを重ねるうちに、段々居心地が悪くなってきた。
というのも、店の奥で店主が腕組みをしたまま突っ立っているからだ。怖い顔をして外を睨んでいる。
こちらを睨みつけている訳ではないのだろうが、なんだか背中越しに視線を感じて、早々に立ち去った。
次は近くにある友人のタイ料理店をちらりと覗いたら、入れないくらい賑わっていた。
この店は微笑みが絶えない。
商売繁盛の神様は、しけた顔が嫌いなようだ。

最近、仕事が忙しくて、ついつい眉間にしわを寄せていることが多い。
だけど、真面目に仕事をすることや、沢山の仕事をこなすために、始終しかめっ面をしている必要はない。
忙しい人ほど、暇をみつけるのがうまい、と聞いたことがある。
忙しくても、余裕があるようにふるまえてこそ、仕事の達人になれるし、幸運の神様も立ち寄ってくれるのだと思う。

女子テニスの伊達公子選手が試合中に一番気にかけていることが「オールウエイズ スマイル」だという。
試合中には、思うようにならないこと、アンラッキーなことが沢山ある。
そんな中、不幸に見舞われても笑っていられるか。
伊達選手のコーチが「非常にメンタルの幅が広くなった」と評価していたが、苦しいときほど、明るい表情をしていることが、打開策につながるように思う。
言うほど、簡単ではないのだけれど。


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コメント (4)
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