木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

名古屋考③

2008年05月29日 | 私的名古屋考
名古屋には、平和公園という147ヘクタールにも及ぶ広い公園がある。ロケーションは市中心部とは言えないものの、それでも、名古屋駅からでも地下鉄に乗って17分。近くには人気のある街、星ヶ丘も近く、十分に都市部である。この公園は桜などでも有名だが、何と言っても凄いのは、19万基とも言われる墓が集中していることだ。墓地としての歴史は浅く、名古屋市内に点在していた墓をここに引っ越しさせたのは、昭和22年から32年のことだという。278カ所にあった墓を半ば強制的に移動したというから、その意気込みは凄い。名古屋では、現在、緑が丘公園というところにも、36000基の墓を建てており、集中させるのが好きなようだ。都市部にこれだけの数の墓が一カ所に集中しているというのは、珍しいことでなないだろうか。
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