釣りバカはただのバカ!

崖っぷち人生を送るT-REXの釣りブログ

グラスロッドなら、川村光大郎のこれ!? ダイワ スティーズ ライトニング66 インプレ! SC C66ML-G 

2024年07月01日 00時08分18秒 | ロッド・リール
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 大人気アングラーの川村光大郎氏。氏が監修したルアーもタックルも人気ですが、確かに良い物作りは職人気質を感じます。で、今回は巻物用グラスコンポジットロッドのティーズ ライトニング66です。ライトニングといえば、以前記したようにライトニングⅡという竿を3本も所有している変態T-REXからみたライトニング66とは!?

 スティーズシリーズの中でライトニングと銘打った竿は過去3種類あったと思いますが、いずれもローモデュラスという低弾性カーボンを使った巻物ロッドです。そしてこのライトニング66もローモデュラス採用のハードベイトロッドなのですが、他のライトニングとの違いはSVFグラスを採用しているということ。

 以前記事にしましたが、T-REXがハードベイト用ロッドで最も好きなブランクがローモデュラスです。カーボンとグラスの中間のような使用フィールがたまらなく好きなのです。巻くだけでなく、操作系の使い方にも無難に対応してくれますからね(*^^*)だのに、コータローったらそれにグラスをフュージョンさせてしまったですと!?(;・∀・)
 
ライトニング66は気になってはいましたが、グラスロッドは今まで何本も使ってきたものの結局は使わなくなってしまったので様子見だったんですが・・・

 コータロー監修の巻物ロッドということで、発売当初はそこそこ売れていたようですが、中古で出回るのも早く、その価格も低めでした。というわけでスティーズヲタクのT-REXでも最初はスルーしていましたが、自分が気になったものはとりあえずT-REXに買わせて人柱にさせるIさんにそそのかされて買ってしまったのです(;´Д`)

 まっ、ほぼ未使用品が2.2万だったのでもし気に入らなければ売り払うかナマズ用にしようと考えていましたが、いやいやいや、これ、イイっすよ!!ただし!T-REXはハードベイト用ロッドだけで15本以上所有していて、その中から状況に合ったものを3〜5本程度ボートに積み込む中の1本としてはという意味で、いつでもどこでも常に持っていく類のロッドではありません(;^ω^)

 いろいろな状況を想定して持って行きたいタックルの中で、持っていける3〜5本のハードベイトロッドとしては、巻きはもちろん動かして使いたい場合が同じ位の割合であります。そういった場面ではやはり低弾性カーボンの方がより幅広く使えると言えます。ただ逆を言えば、巻きに特化するのであればグラス、もっと言えばピュアグラスのがいい場面も多いです。

ティップ部はSVFグラスでしっかりと曲がり込み、ベリーからバットは低弾性カーボンのローモデュラスでねっとりと曲がってくれるためそんなにダルさは感じません。

 そんなマニアな使い分けをしているT-REX目線で良き1本!というわけで、持ち込める竿の数が少ないオカッパリを想定すると、う〜ん・・・といった感じでしょうか。。だからこそ、買ってはみたものの早いうちから手放す人がいたのかも!?いや、もちろんオカッパラーの中にもガチのクランカーがいるかもしれませんが、そういった方には相当いい竿となるでしょう(*^^*)

 ふぅ~・・・だいぶ脱線しましたが、そんなことが前提の使用感と思って下さい(^_^;)まず、持った感じ、振った感じはグラスを謳えどメインはローモデュラスカーボンと思われるため、ほとんど嫌なダルさは感じません。もちろん上記した他のライトニング達やカーボン率の高いグラスコンポジットロッドよりは軽快感は薄れますが、その分しっかりモッチリ感はでてます。

 なので普段低弾性カーボンやグラスを使ったことのない人からしたら、慣れるまで少々時間を要するかもですね。とはいえ素材とテーパーのバランスが良いので、巻物専用機としてちゃんとそれらしい機能を感じられつつ、使用感も違和感がないレベルを保っている絶妙なセッティングと言えます(*^^*)で、実際使用して激しく気に入ったところが3点あります。

画像ではわかりませんが、『川村ブラウン』とかいうカラードブランクも超~カッケ~(≧▽≦)

 まずはキャストフィール!正直こういった竿の特性上、ロングキャストやアキュラシー性は求められません。。もちろんライトニング66とて同様です。でもね、こいつはティップのグラスが弱い力でも曲がり込むもののベリーからバットのローモデュラスがいい仕事して、軽くティップを回してのロールキャストがビシバシ決まるわけですよ!これはショートキャストメインのT-REXにはサイコーなわけです(*^▽^*)

 そして、異常なまでに疲れない!すでに1日酷使してキャストも巻くのも腕が痛くてどうしょうもない状態でライトニング66に持ち替えると・・・あら不思議!?今までもう痛すぎて帰ろうかとすら思っていた死んだ腕でのキャストも巻きも全くの無痛だったのです!まぁ、こんなの常識ですが、軽い竿は疲れないはウソですよ!リアルコントロールがメインのT-REXが言うんで間違いないです(^_^;)

 最後は、根掛かりが異常に減った!です。T-REXはエクストラハイギアのリールにPE+ナイロンリーダーのセッティングでやっているので、他の組み合わせではわかりませんが、タイニークランクやシャッドでもしっかり泳いでる感じを伝えてくれ、魚はもちろん他の触ったものが何かすら大体わかります。
 
シャッドやタイニークランクまで余裕で対応!懐の深さもグラスの美点ですよね!ヽ(´▽`)/

 なのでコンタクトしたものに対し、それ相応の対処をすることで根掛かりロストをしなくなりました。まだこの竿では1個もなくしてないですね。よくあるじゃないですか、グラスだとグ〜ッとなりそのままガッツリ引っ掛かったり、カーボンだといきなりガツンと掛かってしまいにっちもさっちもいかないこと。。それがライトニング66だと僅かなゆとりがあるので、完全に引っ掛かる前に対処しやすいんですよ!

 で、皆さんが最も気になるであろう、グラスにするとバラシやショートバイトが激減するの??ってことですが、以前から述べているように、自分はそうは思いません!!もちろんこの竿だってバラシやショートバイトはメチャクチャ多いですよ!そりゃ高弾性ロッドと比較すれば多少減るのかもしれませんが、過度な期待は禁物です!気分的な問題だと思っています(;^ω^)

 というわけでT-REX的には魚を逃さないためというよりは、上述したメリットが気に入ってこのロッドを使っているわけですが、まとめとしましてはSC(ショアコンペティション)と銘打ってはいるもののガチなハードベイター以外は、複数本ロッドを持ち込めるボーターが状況がハマりそうな時に出撃させるのがこいつの強みを活かせていいんじゃないかと思った次第です。まぁ、でもさすがコータロー、メッチャいい竿なのは間違いありません!(*^▽^*)
 
10g前後のクランクには最高の使用感ですo(^▽^)oこの日はほぼ1日クランクを巻き続けましたが、疲労感は最小限に抑えられてると思います(・∀・)

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