【北京共同】非核化などを巡る米朝実務協議で北朝鮮首席代表を務める金明吉巡回大使は7日、協議が続くかどうかは米側次第だと重ねて強調、「米国がきちんと準備できないなら、どんなひどい出来事が起きるか分からない」と強くけん制した。
金明吉氏はスウェーデンのストックホルムで5日に開かれた米朝実務協議に出席、6日に帰国の途に就いた。経由地の北京空港で記者団に対し、米側が実務協議で膠着打開に向けた代案を示せなかったと指摘、「とても腹立たしく考えている」と語った。
米側が2週間後の再協議に意欲を示していることについては「2週間でできると思うか」と否定的な考えを示した。
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「どんなひどい出来事が起きるか分からない」
ひどい出来事?
「言う事を聞かないと、どうなるかわかっているだろうな。」
そう言いたいのでしょうか。
脅しですよね。
完全に北朝鮮の事をトランプさんは見誤りましたね。
金正恩に会って、「こんな若造、どうにでもなるわ」と軽く見たのではないですか。
北朝鮮はそんな生易しく考えたら火傷をする相手です。
金正恩は確かに、ふくよかな体型に穏やかな顔立ちです。
しかし異母兄を毒殺し、叔父を殺害したのです。
特に叔父は火炎放射器を使って殺害したとも言われています。
また気に入らなければ収容所送りに、公開処刑。
無慈悲そのものです。
また金正恩の周りには先代、先々代に仕えてきた長老たちもいます。
今回の実務協議後の北朝鮮大使は「腹立たしい」と米国を非難しています。
米国と北朝鮮の立場が逆転した発言です。
それだけ北朝鮮は米国を舐めてかかり、
トランプさんは金正恩を舐めた結果、どうなったかと言うと
時間的余裕を手に入れた北朝鮮はミサイル開発をどんどん進めています。
米国が気が付いた時には既に遅しで、大陸間弾道ミサイルの完成、
もしくは先日のミサイル発射の様に潜水艦などからの水中発射の完成でしょう。
日本にとっては脅威ですが米国にとっても脅威です。
そして世界中の国にとっても脅威となりつつあるのです。
短距離ミサイルは構わないと言い放ったトランプさん。
米国は国連加入国です。
ミサイル発射は安保理決議違反だと理解できていないのでしょうか。
ボルトンさんが解任され、ますます北朝鮮の暴走は止まらないでしょう。
どこかで北朝鮮の図に乗った態度を改めさせない事には取り返しがつかなくなります。
また日本は拉致被害者を取り戻さねばなりませんが、米国頼みでは埒があきません。
もっと日本の政治家もマスコミも当事者意識を持ってほしいです。