森田町長は取材に「自分も接種現場に滞在して状況把握や改善指示などを行っており、今回の接種が問題とは考えていない」とコメントした。

武漢コロナワクチンを巡る混乱が各地で起こっています。

何としても早くワクチンを打ってもらいたい、そんな人が多いのでしょう。

振り返ると、当初医療従事者に接種すると言われた時には、

安全確認のために医療従事者に先行接種するのか、

医療従事者を実験材料にするのかと批判の意見もありました。

首脳が進んで接種し国民に安全性をアピールした国もありました。

プーチン大統領が自国のワクチンを打たないのは信用していないからとの意見もあったり、

プーチンさんの娘さんは接種後に亡くなったとの噂もありました。

それぐらい、みんながワクチンに不信感を持ち、警戒していたのです。

それが今や、早く打ちたい。我も我もと先を争うような様相です。

 

そこで出たのが平等性、公平性の意見です。

一般人よりも特別だと思われる人を優先して接種することへの不満。

役得だと思って安易に接種してもらう首長たち。

やはり事前に基準を決めておくべきでしたね。

出来れば議会とかで。

その基準に従って接種すれば何の問題も起こらなかったでしょう。

 

いわゆる上層部の方々は予防接種を受けたことがないのですか。

自分の子供に予防接種を受けさせたことはないのですか。

予防接種には問診票が必要です。

既往歴や当日の体温を記入し、医師が不適当と思えば接種を受けられません。

最近は個別接種ですからあまり実感がないかもしれませんが、

以前は学校での集団接種もありました。(インフルエンザ予防接種は1987年まで)

当日熱を出して休んだ子供の分が余ります。

同じように武漢コロナワクチン接種当日に発熱する人が出てくるのは当たり前。

それも貴重なワクチンですから捨てるなんてとんでもない事です。

当然ワクチンが余ることは想定できたはず。

捨てるぐらいなら、予約の人でなくても会場にいる人に接種するべきです。

打ち手の医師でも未接種の方がいるそうですから、まずはその方でしょう。

ただ各地で首長や自治体職員が「役得」みたいに打っているのはどうかと思います。

首長は陣頭指揮を執るのなら仕方ありませんが、万が一に備えて補佐する人はいるでしょう。

上記の森田町長の発言もただの言い訳にしか聞こえません。

その程度でワクチンを打つと言うなら、スーパーにも買い物に行けません。

それに職員50人も医療従事者枠で接種するのはやり過ぎです。

ワクチン接種を受けに来ている人がコロナ感染者だと思っているのでしょうか。

 

この騒ぎで人間性が出てしまいました。

首長に相応しいか否か。

この首長に任せられるのか。

いい判断材料になりましたね。