拉致家族が緊急集会 一括帰国の期限設け、「極限の制裁」発動要望
北朝鮮による拉致被害者の家族会と支援団体「救う会」、超党派の「拉致救出議員連盟」が22日、東京都千代田区で緊急集会を開いた。昨年7月に北朝鮮で拉致被害者らの再調査が始まったが、被害者帰国につながる成果はなく1年が過ぎたのを受け、家族会などが初めて開催した集会。日本政府に対し、全被害者の一括帰国の期限を設定し、実現しない場合には制裁を極限まで強めると北朝鮮に通告することを求めた。
田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(77)は集会の冒頭、「われわれは肉体的にも精神的にも疲れているが、命がけでこの問題に向き合っている」と被害者家族の思いを説明。「早く解決できるよう、オールジャパンで良い結果を喜び合えるよう、全力を注いでいただきたい」と訴えた。
集会には山谷えり子拉致問題担当相も出席。北朝鮮による再調査の報告が遅れていることに関し、「日朝協議の重い扉は開いたが、1年経っても結果を出せていない。誠に遺憾だ」とした上で、「結果を出すために戦い抜いていく。日本政府は全被害者を救出するため、一致団結してありとあらゆることをやっていく」などと強調した。
ほかに、救う会の西岡力会長や拉致議連の平沼赳夫会長(次世代の党)ら与野党議員も出席した。
昨年の今頃期待をしていました。
何らかの進展があると。
夏の終わりから秋の初め…。
期待していました。
全員でなくても何人か戻ってくると。
しかし見事裏切られています。
一抹の不安が現実のものとなっています。
そもそもあのストックホルム合意の内容が変でした。
突然、遺骨問題や日本人妻問題が拉致問題と同列、
いいえ、拉致問題が一番最後に書かれていました。
それだけ拉致問題が軽視されていたのです。
拉致事件は戦時中や戦後間もなくの問題ではありません。
戦後30年経った平時の日本で起こった事件です。
それも国家による犯罪です。
北朝鮮のトップが認めた犯罪なのです。
今更 調査とはチャンチャラおかしい。
ふざけるな、って言いたい。
それを騙された振りなのか、国交正常化を優先したのか
「再調査する」と言われ、
「はい、わかりました。お願いします」と答えた?伊原氏。
あまりにもお粗末。
あまりにも拉致問題を軽視し過ぎです。
もう被害者家族は我慢の限界です。
政府に対して
●北朝鮮に全員一括帰国の期限を示す。
●実現しなければ制裁を極限まで強めると通告する。
と、求めました。
もう騙された振りはいいです。
北朝鮮は拉致被害者の居所を全て把握している筈です。
機嫌を損ねないよう宥めすかしての交渉はもう限界です。
ハッキリ言って、日本は強く出ないと舐められているのです。
「戦争反対」と言っている左翼たち。
この現状をどう思っているのでしょう。
拉致問題が何十年も解決できない政府をもっと批判すべきです。
日本国民の主権を侵害されているこの事件、
北朝鮮で救出されるのを何十年も待ち続けている日本国民がいる事実。
拉致事件は武器を使った戦争ではないですが、
国家による他国民の拉致は戦争と同じぐらい国に対する攻撃です。
「戦争反対」と言っている左翼集団たち。
「アベ政治を許さない」と言っている野党、学者集団、その他芸能人・文化人たち。
拉致被害者を未だに取り返せない今、なぜ訴えないんでしょう。
日本政府に、「もっと北朝鮮に強く抗議しろ!」
「いい加減にしろ!! 国民の命を蔑ろにするのか!!」
北朝鮮や朝鮮総連に
「早く日本国民を戻せ!!」
安保法案反対で騒ぐなら、なぜ今までも、そして今現在も
「拉致問題解決せよ!」
「朝鮮総連出ていけ!!」 と騒いだと聞いたことがありません。
安保法案反対の集団たちの思想、誰が主導し誰が扇動しているのか
彼らの行動を見て、私達はそういう事を考えるべきです。