海洋でガス産出 LNG輸入より3倍高く 商業生産、コストの壁(産経新聞) - goo ニュース
メタンハイドレートの生産試験は成功したものの、今後は大幅なコスト削減という高いハードルが待ち構える。いまの技術では高値で知られる日本の液化天然ガス(LNG)の輸入価格と比べても3倍以上の開きがあるとされる。商業化には革新的な技術開発が不可欠だ。
メタンハイドレートは海底の下に固体で存在するため、原油や天然ガスのように井戸を掘っても自ら噴き出さない。今回の試験では、地層の圧力を下げることでメタンハイドレートをガスと水に分解して取り出す「減圧法」を用いた。
1カ所の井戸から採れるガスの推定量は従来型のガス田の10%程度とみられ、商業生産には井戸の数を増やす必要がある。
生産コストは天然ガスの取引単位である100万BTU(英国熱量単位、天然ガス25立方メートルに相当)当たり50ドル程度とみられ、シェールガスの生産が本格化した米国内の価格(3ドル程度)や、日本のLNG輸入価格(15ドル程度)と比べても相当に割高という。このため、既存の天然ガスと競争できる程度までコストを下げられるかが事業継続の課題となりそうだ。
太平洋側のメタンハイドレートは、商業化する為にはコストがかかり過ぎだとのこと。
そうです、当然です。
海底深い地層の中に不安定に存在するのですから。
それに比べ、日本海側のメタンハイドレートは海底表面に露出しているし
結晶化しているので低コストで採掘できます。
それなのに、政府は動きません。
既得権益を守る為なんでしょうか。
それとも太平洋側に巨額の予算をつぎ込んだメンツがあるからでしょうか。
一番は日本の利益になるにはどうすればよいか。
原子力以外のエネルギー源獲得を考えると、
自然エネルギーに頼るより、ずっと安定しているメタンハイドレートにもっと注目すべきです。
低コストで次世代エネルギーを得るにはどうすれば良いか。
原子力に代わるエネルギーは何か。
リスクが少ない自前のエネルギーを考えるとこれ程適格なものはありません。
韓国が竹島周辺でメタンハイドレートを採掘すると言っています。
日本が日本海のメタンハイドレートに手を付けると、韓国を刺激するから政府は動かないのでしょうか。
日本海で発掘すると、ますます韓国は竹島を手放さなくなるからでしょうか。
日本の領海です。
どんな横やりが入ろうと、資源確保の為動くべきです。
コストがかかり過ぎる太平洋から手を引くべきです。
昨年には自民党新藤議員が調査船に同行され、
日本海側のメタンハイドレートについて勉強会を開いているようです。
自民党政府になり、何らかの動きをしてくれると期待しています。
と言うのも、安倍首相が選挙直前の総裁の時、関西テレビの「アンカー」に東京のスタジオから出演され
青山さんから、メタンハイドレートについての提案に
安倍さんは「自前のエネルギーだから挑戦していきたい」とはっきり言われています。
また自治体も動き出しています。
昨年9月、海洋エネルギー資源開発促進日本海連合が作られて
翌月10月に政府に要望書を提出しています。
今年1月には兵庫県や、和歌山県がそれぞれ青山さんの研究所と共同で
メタンハイドレートの調査すると発表しています。
低コストで使えるエネルギーが日本近海にあるのですから、
太平洋側には見切りをつけて、日本海側にシフトしてもらいたいです。
(和歌山県紀伊半島沖には太平洋ですが比較的安定した結晶状の物があるらしいです)
特に福井県ももう少し積極的に調査に加わり、原発からメタンハイドレートにシフトする事を考え
原発が無くなったら、職を失う県民の為に雇用確保の手段も考えておくべきだと思います。