「除名」に慎重論広がる=首相、幹事長に対応一任―民主(時事通信) - goo ニュース
消費増税法案の衆院採決で民主党から大量の造反者が出たことを受け、野田佳彦首相は26日午後、国会内で輿石東幹事長らと政府・民主三役会議を開き、今後の対応を協議した。その結果、首相と幹事長に処分などの対応を一任。民主党内では、法案に反対した57人を除籍(除名)した場合、同党が衆院でも半数を割る少数与党に転落することから、除籍や離党勧告などの厳しい処分には慎重論が強まっている。
民主党ではこれまで、個別法案への反対を理由に除籍された例がない。輿石氏は記者団に「民主党が政権を維持していくためには、党を割らないということでなければならない」と指摘。民主党幹部は「誰も処分するとは決めていない」と慎重に検討する考えを示した。
[時事通信社]
野田首相は消費増税法案に政治生命をかけると言っていましたが
大量造反者が出たことをどう受け止めるのでしょう。
普通なら党首として、党をまとめることが出来なかったら
それなりの責任をとるでしょう。
与党として法案を提出したのに大量の造反者。
特に問題なのは、反対票や棄権をした議員には党役員も含まれることです。
鳩山由紀夫元首相は最高顧問でありながら反対を公言していましたね。
この事を突っ込みたかったんですが、最高顧問が反対ではまずいと思ったのか
採決直前の昨日午前に最高顧問を辞めると輿石氏に電話連絡したとか。
ただ、副代表の山岡賢次氏や常任幹事の川内博史氏は反対票を投じています。
やはり民主党ってまだまだ政党として未熟だと感じます。
法案提出前の代議士会なんて、学級崩壊状態だったのには驚きでした。
野田首相が最後のお願いとして、選挙前の街頭演説みたいに絶叫気味で演説していたのに
学級崩壊状態の議員には通じなかったようです。
野田首相の人事が拙いのは皆さんよくご存じのとおりですが
幹事長に輿石東を指名したのは誤りでしたね。
反対票を投じても処分しない意向を示していたんですから
学級崩壊状態のクラスがまとまる筈もありません。
このままではこの混乱状態はまだまだ続きそうです。
与党としての体をなしていないのですから、空中分解そして消滅への道を歩んでほしいところです。
もういい加減、民主党政治に辟易しました。
傷が深くならないうちに解散総選挙をしてもらいたいです。
こんな史上最悪の政党にこの国の将来を任せるわけにはいきません。