たーさんの世界(意地悪じーさん)

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社長自慢

2012年10月20日 | Weblog
今度の会社の社長(僕より5歳先輩)は、昔はバイクが好きで暴走族の親分をして柔道でも国体の選手だったのだそうです。

会社は自分で起こしたもので、今では小さくても経営基盤もしっかりして無謝金経営会社としてやっていますが、一番早く出勤するのは社長で、一番遅く退社するのも社長で、また一番出勤率がいいのも社長です。

かと言って、社員にハッパをかけてこき使うタイプの社長ではなく、社員や職人さんたちが自発的に一生懸命に仕事をする雰囲気の会社の社長です。

社長は朝六時半に出社しますが、社員や職人さんたちは7時前後に出社します。(因みに僕は6時45分です)

朝会社に着くと、時には社長はバックホウに乗ったりして何かしている事がありますが、社員や職人さんたちは、手伝える人は手伝うし、雑談している人はしているような雰囲気が実に自然です。

タイムカードはあるとはいえ、時には忘れる人もいるので、時々社長がその人たちのタイムカードを打っている姿も見えます。

今度の国交省の仕事では、社長が石積みをする担当らしいのです。



国交省の現場で嫌がらせの苦情が入って、現場担当者が悩み社長に電話が入ったときに僕は近くで聞いていましたが、社長は役所の言いなりになって書類をいくら書いても無駄だから、早く帰って酒でも呑んで寝るように説得していました。

しかし担当者はだいぶマイっているらしく、社長のいう事があまり理解できなかったので、最後に社長は電話口で『がんばれ~』と心から叫んでいました。

この問題も、社長はじめ皆の努力で良い方向に向かって動き始めたようなので、おかげさまで担当者の顔色もよくなってきました。


前の会社の社長は、ただ自分のストレスを社員にぶっつけたり、現場での仕事を知らないので、まるで大企業の経営者みたいな言い方で社員にプレッシャーをかけたり、何しろ話にならない大馬鹿野郎でしたが、ただ給料だけはきちんと払って貰えただけは感謝しています。


前の会社の社長も今度の会社の社長も、僕にはいろんな面でいい教師になります。


僕は自分の色を最大限に出して、今の会社で働こうと思います。

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