午前中に母の用事を済ませる、11時前に実家を出発、大和路線でJR難波へ、地下鉄四つ橋線で肥後橋下車、丁度12時過ぎ土佐堀川沿いの遊歩道を歩いて国立国際美術館へ向う、途中ベンチで昼食のおにぎりを川を眺めながら頬張る、以前より空も綺麗でおにぎりが美味しく食事をしました。
国立国際美術館では奈良国立博物館の「友の会員証」をチケット売り場で提示して団体料金で入場券を購入、前売券より100円安くなる、入場すると先ず一巡して作品目録に見たい作品をチェック、二順目は時間をかけて鑑賞、作品の中には日本国内で所有されている作品も多く、過去の展覧会で見た作品も数点あった、素描もあって気楽に鑑賞出来ました。
館を出て土佐堀川沿いを地下鉄淀屋橋駅方向歩く、途中小さなクロッキー紙「中ノ島中央公会堂」や日銀大阪支店を素描する、ここは昭和38年ごろ「橋と中央公会堂」を油彩F50号で美術学校の卒業制作したことを思い出しました。
地下鉄で天王寺へ移動、白日会展は近鉄百貨店阿部野橋店9回アート館で開催されていました、今回一般の部で入選された方から案内状を頂いて鑑賞することになりました。
先ず会場に入って感じたことは人物画についてはオランダ等の宮廷絵画を見ている様で芸術と言うより技術職人の作品が正しいのでは、ルノアールの自由な色使い、筆使いの印象派の作品を観た後のためか、何かノビノビとした生命力を感じさせてもらえず返って息苦しく感じました、宮廷画家と同じ古典を感じました、誤解のない様に言って置きたいと思いますが全ての作品は作家の力作ですので。
途中に具象風の作品が数点あり気に入った作品もありました。
楽しい一日を過しました、母は異常なしでした。