気ままにスケッチ

82歳まだ生きています、絵の制作はなかなか構想が浮かびません、思考能力が? 尚コメントは事前承認の許可制です。

爽やかな日本画

2011-08-29 06:59:23 | 美術鑑賞記

爽やかな日本画「伊藤髟耳の世界」展 奈良県立万葉文化館~9月25日(日)まで開催中

昨日28日に鑑賞に行ってきました。

午後から館内に入って絵を鑑賞していますと運良く美術講演会があって「伊藤髟耳」氏が会場で聴講の方々に制作過程や描く動機などについて説明されてる場に遭遇しました、お話の最後の方で油彩と日本画の発色の違いや絵の鑑賞方法~正面からだけでなく斜めからも、離れた位置からも観てほしい、良い絵には力を感じるもので制作者は気長に描く努力をする必要があると話されていました。

十二神将等の描かれた過程、その絵の中に十二支も描かれていて事を知ることが出来ました。

 

楽しい一時を過ごすことが出来てよかったです、帰りスケッチでして帰ろうかと思いましたが暑さに負けてしませんでした。


特別展「天竺へ」

2011-08-04 06:31:16 | 美術鑑賞記

昨日は午後から奈良国立博物館で開催されています特別展「天竺へ~三蔵法師3万キロの旅」を観に行きました。

国宝の玄奘三蔵絵を旅する第1室は絵巻物を観ながら中国天安から天山山脈を超えて今のアフガニスタンやパキスタンから天竺へ、途中の出来事や修行の様子、各国の国主との交わりなどを絵物語に仕立てられていました、絵巻の絵も綺麗でした、これを元に西遊記が作られたそうです。

常設展の仏像館に行くと写真やスケッチが出来る仏像もあります係員に申し込めば出来ると表示してありました、次回博物館行く時はスケッチしたいと思います、サイズはA4ぐらいでペンか鉛筆で水彩等の使用は不可だそうです。


万葉文化館へ

2011-07-11 06:25:35 | 美術鑑賞記

昨日は朝7時に蓮で有名な奈良市の喜光寺へ行って蓮を素描しました、1年振りに描きました、でも9時ころには描くのを止めました、暑くって汗が出るは出るは、お茶等の飲料水を持って行くのを忘れたのも精神的に堪えました。

カメラマンの方が多かったです。

その後実家に行き何時もの母の用事を済ませる、昼食後明日香へ。

何年か振りに高松塚古墳の複製を観る、約30年前に見ているが大きかったと思っていたが案外小さかった。

その後奈良県立万葉文化館へ現在開催中の「現在日本画 中島千波 畠中光享」展を鑑賞、中島千波の「祭田の櫻」と題した大作は3D画像を観ている様な錯覚を覚えました、また畠中光享の作品も仏に由来した大作が展示されていて見ごたえがありました、いずれの作品も両氏の確かな素描力がなせる作品と思いました。


写真展 小川晴暘と奈良 飛鳥園のあゆみ

2010-09-28 18:50:40 | 美術鑑賞記
写真展 小川晴暘と奈良 飛鳥園のあゆみ
 -小川光三・金井杜道・若松保広-
奈良県立万葉分化館で開催中に行って来ました、大変良かったです。
特に興福寺の阿修羅像や、桜井市の聖林寺の十一面観音は撮影者によって表情が違いました阿修羅像は実物を描きたいと思っていますので予備知識として大変役に立ちました。

「飛鳥園は、1922年(大正11)写真家小川晴が、美術史家で書家・歌人としても知られる会津八一の熱心な勧めを受け、仏像など文化財の撮影を行うため奈良に創業されました。以来88年間にわたって奈良とほとけたちを撮り続けてきました。本年はの没後50年目にあたります。本展は暘にはじまる飛鳥園の歩みと、父暘の跡を継ぎ仏像写真の第一人者として活躍する小川光三、飛鳥園出身の文化財写真家金井杜道、現在も飛鳥園に所属する写真家若松保広の写真に焦点を絞り、紹介します。」(万葉文化館の紹介文章を引用)

素描は写真を元に阿修羅像を解剖しました。

京都の企画美術鑑賞へ

2010-09-27 07:22:17 | 美術鑑賞記
昨日も母の調子が良かった、朝から京都へ出掛けました、目的は無料招待券の企画展を観に行きました。
①東大寺の近現代の名品(京都高島屋)
②高島屋百華点(京都市美術館)
③古代メキシコ・オルテガ展~マヤへの道(京都文化博物館)
東大寺展も高島屋百華展も近現代を代表する画家・書家の作品が展示されていました、東大寺展では平山郁夫氏の「大仏開眼供養記図」を再び観る事が出来ました、今年の春に奈良県立万葉文化館での「シルクロード~奈良への道・平山郁夫展」で素晴らしいと思った一作を再び観る事が出来て良かったです。
マヤへの道展では古代の人々の想像力の素晴らしさが造形作品で観る事が出来ました。

私が気に入りました石造等を素描してきました。

安野光雅が描く「日本のふるさと奈良」展に行く

2010-09-26 06:40:47 | 美術鑑賞記
「日本のふるさと奈良」展は10月3日(日)まで大阪高島屋7階グランドホールで開催されています。
昨日午後から会場に行って来ました、沢山の方が入場されていました。
入場券売り場で千円札を手に持って並んでいると後ろから肩を叩く人がいた、振り向くと60歳ぐらいの女性の方が「入場券が1枚余っているので使ってください」と差し出してくれた、見知らぬ人であるが有り難く頂いた、「ありがとう」とお礼を言ったが誰だろう?

安野氏の水彩画は優しくて暖かさを感じました、展示の内容は平城遷都1300年記念で氏が産経新聞に50数回にわたって連載中の「日本のふるさと 奈良」60点、明日香村を描いた画集から30点、絵本平家物語20点の計110点の原画が展示います、私自身も明日香や斑鳩・西ノ京等描いた重複した場所が何箇所もあって楽しく鑑賞することが出来ました。
水彩画を描かれる方で奈良に興味のある方は同じ場所を描かれるのも良いのでは、安野氏も「明日香村の画集」のあとがきに「描いているときの、この充足した気持ちを伝えられないのは残念ですが、画の好きな方はぜひスケッチをして、この感じを共感していただきたいと思います。」と書いておられます、興味のある方は自然豊かの明日香でのスケッチをお勧めします。

画像は母の通院時の人物素描です。

フランダースの光

2010-08-02 07:13:20 | 美術鑑賞記
昨日は姫路市立美術館で開催されています「フランダースの光」ベルギーの美しき村を描いた作品などが展示されていました、マズマズ良かった。

ベルギーも暫らくして印象派の影響を受けた様でその作品が沢山展示されていました、児島虎次郎の作品も展示されていました、岡山県倉敷の大原家から支援を受けた児島虎次郎もベルギーに留学されたそうです、その後大原美術館の作品の買い付けなどにも尽力されたそうです。

残念なのが修復の覆いが掛けられて姿が段々見えなくなった姫路城でした、しかし、途中に砂で作った姫路城のイベントが開かれていました。

昨日は母の調子もマズマズだったのですが観て置きたいと思ったので姫路市立美術館へ行きました、コースは行きは午前8時30分発JR郡山から快速で天王寺へ、天王寺で紀州路快速に乗り継ぎ大阪駅へ(この時だけ座れず)、大阪からは新快速姫路行きに「運良く座れました」午前10時半ごろ着、姫路について入場の前売り所を観光案内所で教えてもらいました、ついでに地図も、帰りは姫路発新快速長浜行きで京都へ、京都から「みやこ路快速」で奈良へ乗り継いでJR郡山へ17時に帰りました、楽しい一日でした、母も異常なし


奈良県立美術館所蔵品展

2010-08-01 05:47:31 | 美術鑑賞記
昨日は午前7時過ぎに喜光寺の睡蓮と蓮の素描に行きました。
曇り空で助かりましたが9時に終わって、実家の母の世話に、母はクーラーが効き過ぎて寒いと言っていました、着る物で対策をする様に話しました。

午後から奈良県立美術館の所蔵展を観に行ってきました、65歳以上は無料なので助かりました館内は冷房が効いていて暑さ知らず、主題は大和路を描いた作品が展示されていました、杉本健吉、須田 剋太、平山郁夫、絹谷幸一等良い作品にめぐり合いました、ヤッパリ構図が素晴らしい作品ばかりでした。

画像は睡蓮の素描です。

万葉文化館へ

2010-07-12 07:35:16 | 美術鑑賞記
昨日は明日香の奈良県立万葉文化館へ万葉日本画展を鑑賞にいって行きました。

万葉歌を材題に描かれた絵が落ち着いた雰囲気の会場に展示されています、本当に絵が好きな方にはお勧めの絵画展です、静かに堪能するまで会場で過ごす事ができます。
北側のロビーから耳成山・香具山を眺める事が出来ます。

昨日の母は息苦しくならずに済みました。

ボストン美術館展へ

2010-07-11 06:53:38 | 美術鑑賞記
昨日は午後から京都市美術館で開催されています「ボストン美術館展」を観て来ました。
今回展示されている作品の多くは20号から30号の大きさが多く、また大変親しみやすい絵が沢山あって楽しく鑑賞できました、特にモネの連作の一つ「ジヴェルニー近郊のセーヌ川の朝」は良かった、「ジヴェルニー近郊のセーヌ川の朝」は先月「ひろしま美術館」で同じ大きさで構図もほぼ同じ、色が少し朝の光が当たり始めた色で描かれた作品を見ていましたので一瞬びっくりしました。「積み藁」も連作のひとつでパステルカラーの色調が印象に残りました。
ミレーの「馬鈴薯植え」も「ひろしま美術館」で展示の「刈り入れ」の農夫の姿とよく似て素晴らしいと思いました。

館内は大変込み合っていました夏休みに入るとモット人が多くなるのではと思いました。
昨日は行きがJRを利用、奈良での乗換え時間が上手く行かず、東福寺で京阪電車に乗換えも時間がかかり、下車した神宮丸太町駅から南東へ徒歩約20分と大変でした、帰りは地下鉄東山駅から途中乗換えて近鉄電車で帰って来ました。

帰ると母は息苦しくなったと言って薬を飲んだと言う、少し回復したので一安心しました。

全関西美術展鑑賞

2010-07-09 06:04:27 | 美術鑑賞記
早速大阪市立美術館に行って来ました、市美術館自体も主催者なので1階2階を使っての展示、日本画・洋画・彫刻・書道外の公募展で、洋画は30~150号で大作が多く、入選作も抽象・具象が殆どでした、私が出展した当時に比べるとハイレベルの作品で素晴らしかったです、最近写実的な作品を見ることが多かったので新鮮な感覚を憶えました。
今作風を変更しようと思っているので絶好の機会で気分を好くして会場を後にしました。

竹下夢二展

2010-06-05 06:48:02 | 美術鑑賞記
昨日実家に行くと母「耳と歯が痛い」と言う、9時歯医者へ、左奥歯が化膿しているようだ、歯の掃除と可能止めの薬をもらって帰宅、少し楽になったと言う、買物を済まる。
11時実家を出発、滋賀県守山市の佐川美術館に「竹下夢二展」と追悼展「平山郁夫」~平和の祈り~を観に行く、昼食は車の中で御握りを頬張る、13時前に到着した。
竹下夢二展~憧れの欧米への旅~素描は丁寧に描かれていました、沢山の夢二作品を見ることが出来てよかったです。
平山作品は何回も見ていますがヤッパリ心が落ち着きますね、薬師寺の玄奘三蔵院伽藍のミニチュア版が一ヶ所にまとめられて観る様になっていました。
その後守山市のバラ園によって帰って来ました。
高速は栗東から京滋バイパス~第二京阪道路~門真~近畿自動車道~阪神高速東大阪線~第二阪奈道路を利用しました、そんなに車の量も多くなく快適なドライブでした。

実家に帰ると母の歯痛も大分好くなっていました。

画像は大安寺の素描を元に描きました私流の増長天です。

ルノアール展と白日会展

2010-05-09 06:45:36 | 美術鑑賞記

午前中に母の用事を済ませる、11時前に実家を出発、大和路線でJR難波へ、地下鉄四つ橋線で肥後橋下車、丁度12時過ぎ土佐堀川沿いの遊歩道を歩いて国立国際美術館へ向う、途中ベンチで昼食のおにぎりを川を眺めながら頬張る、以前より空も綺麗でおにぎりが美味しく食事をしました。

国立国際美術館では奈良国立博物館の「友の会員証」をチケット売り場で提示して団体料金で入場券を購入、前売券より100円安くなる、入場すると先ず一巡して作品目録に見たい作品をチェック、二順目は時間をかけて鑑賞、作品の中には日本国内で所有されている作品も多く、過去の展覧会で見た作品も数点あった、素描もあって気楽に鑑賞出来ました。


館を出て土佐堀川沿いを地下鉄淀屋橋駅方向歩く、途中小さなクロッキー紙「中ノ島中央公会堂」や日銀大阪支店を素描する、ここは昭和38年ごろ「橋と中央公会堂」を油彩F50号で美術学校の卒業制作したことを思い出しました。



地下鉄で天王寺へ移動、白日会展は近鉄百貨店阿部野橋店9回アート館で開催されていました、今回一般の部で入選された方から案内状を頂いて鑑賞することになりました。

先ず会場に入って感じたことは人物画についてはオランダ等の宮廷絵画を見ている様で芸術と言うより技術職人の作品が正しいのでは、ルノアールの自由な色使い、筆使いの印象派の作品を観た後のためか、何かノビノビとした生命力を感じさせてもらえず返って息苦しく感じました、宮廷画家と同じ古典を感じました、誤解のない様に言って置きたいと思いますが全ての作品は作家の力作ですので。

途中に具象風の作品が数点あり気に入った作品もありました。

楽しい一日を過しました、母は異常なしでした。


大唐皇帝陵展

2010-04-27 06:50:57 | 美術鑑賞記
昨日は午後から奈良県立橿原考古学研究所付属博物館で開催されています平城遷都1300年記念春季特別展「大唐皇帝陵展」~6月20日までを観て来ました。
御陵から出土した「俑」は素晴らしい物で特に「ひざまずく文官の俑」は見事なものでした、鑑賞されている方は結構考古学に興味や造詣の深い方が多いみたいで私の様な美術鑑賞的な人は居なかった、他に「加彩胡人騎駝俑・駱駝」と「加彩人面鎮墓獣」もお気に入り、でメモはOKと言うことなので「俑」を何点か素描して帰って来ました。
他に古墳の出土品も展示されています、今回は素通りしてしまいました、次回は埴輪も素描したいと思っています。

特別展入館料は大人1200円で少し高い様な気がしましたが、それだけの価値はあったと思います。

シルクロード ― 奈良への道 平山郁夫展

2010-04-18 06:27:23 | 美術鑑賞記
4月17日展覧会初日の午後に奈良県立万葉文化館に行って来ました、展示会場は大きいので大変観やすくゆっくり鑑賞する事が出来ます、昨日は来観者で混雑するほどではありませんが結構な来観者がありました、平山画伯の人気の高さだと思いました。

奈良の薬師寺、法隆寺など風景画はどの方向から描かれていたか興味があり楽しく拝見しました、今回の展覧会の為に生前描いておられた「平城京大下図・下図」も展示されています、完成されていれば素晴らしい作品であったのにと思うとお亡くなりになったのが残念でなりません、今頃天国から眺めておられるのかな、合掌。