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気ままにスケッチ

82歳まだ生きています、絵の制作はなかなか構想が浮かびません、思考能力が? 尚コメントは事前承認の許可制です。

滋賀県立陶芸の森陶芸館「北大路魯山人」展

2009-10-22 06:57:29 | 美術鑑賞記
昨日は母の足湯を済ませると早速信楽に車を走られました、目的地は滋賀県立陶芸の森陶芸館「北大路魯山人」展、京田辺市から信楽に向いました、沿道の紅葉はまだ早い様で、しかし陶芸館周辺には紅葉する木が沢山植えられていて綺麗に色付いていました、館内に入ると北大路魯山人の作品群陶芸は元より漆芸、書画、篆刻と優れた才能の数々の作品を鑑賞することが出来ました。
「魯山人と絵画の(日本画)説明では日本画家の作品をご覧になって感銘を受け、日本画家を志したことも、魯山人の絵はかなり即興性帯び、湧き出る興趣にまかせ自在に絵筆を走らせその筆捌きの妙に見所がある」その通りの書画が並んでいましたが中には構図・色使いも緻密に描かれた作品ものもありました、複製画の果物を描いた絵が額装されて26万円、凄いと思って監視の女性に話しますと一億円近い値がつく「大鉢」もありますと言ってその鉢の展示ケースまで連れて行ってくれました、陶器て認められれば高値が付くそうです。
帰り「狸庵(りあん)」に立寄りました、このお店が狸の陶器を始められた窯元です、現店主の奥さんが私の従妹で数年前に亡くなりましたが、店の2階が展示資料室、初代からの狸や訪れた有名人との写真が展示されていますがその中に生前の従妹が写って居るので懐かしく拝見しました、その後お茶を頂き帰って来ました。

本日もペンで描きましたコスモスです。
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アンコールワット展

2009-10-13 06:01:53 | 美術鑑賞記
昨日は午前中は母に足湯、買物を済ませて、母の調子も良さそうなのでお昼から京都の駅美術館で行われています「アンコールワット展」を観て来ました。
京都までの道中の田圃は今盛んに稲刈りが行われていました、これから暫らくすると美味しい新米が出回るのだと思いながら車窓を眺めていました。
『アンコール美術は「東南アジアにおけるギリシャ美術」と言われる図像、像容、構図抽出手法などどれも世界的な美術を作り出している。カンボジアにおける仏教美術は仏像礼拝と言う形で人々の心の中に生きている』(館内の解説文からの引用)素晴らしい仏像の数々で人は偉大な物を作り出す、古代もから現代まで技術は普遍なのではと思い鑑賞しました・・・本当に良い物を観ることが出来ました。
鑑賞が終わって屋外階段を始めて利用しました、屋上から段々に2階まで降りていきますと色々な人がいました、読書をする人、食事をするグループ、雑談、写真撮影、ノンビリ昼寝する等・・楽しいく休みを過ごしている様でした。

昨日は行きはJR、帰りは近鉄にしました、時間が殆ど同じなのに料金が違いましたJR郡山~京都は820円、京都~近鉄郡山670円でした。
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浅野 均展(日本画)

2009-10-11 06:34:11 | 美術鑑賞記
明日香の万葉文化館で開催されています浅野均日本画展~アルカイックへの遡上~12月23日までを鑑賞してきました。
氏は1955年生まれ、大阪出身、電力会社勤務の父の仕事で山深いダム建設地等転々と移り住んだ、その山深い風景が画家の原風景、近年は鍾乳洞を題材とした連作を手がけ、その作品は現在の山水画と言えます・・・・展覧会便り第40号から一部引用
本画のほか素描も展示されていました、素描の「しゃくやく」は花は勿論のこと一枚一枚の葉っぱまで描かれていました、2週間かけて素描をしたそうですと係りの方が教えてくれました。
印象に残った絵は岩山の下で一人座っている「考える人」、独特の緑色を使った大作「雲湧深処」や「山影深処」でした。
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ターナーから印象派へ

2009-09-26 06:48:40 | 美術鑑賞記
昨日は午前6時30分に実家へゴミ出しと足湯を母にする、7時30分実家出発、新大阪9時9分のぞみ9号に乗車、1~3号車が自由席、ホームで間違って16号車の方へ行き急いで2号車まで戻る、9時56分岡山到着、路面電車で城下まで100円、徒歩で岡山市立オリエント美術館(65歳以上無料)入館、考古学美術品が学術的に分類されて展示されていました、彫刻やレリーフなど紀元前に高い技術で作られていることに驚きました。
11時20分岡山県立美術館に入る65歳割引600円なり、解説で「普通なら記録にされない日常生活が描かれた作品が多い・・」と、色合いはフランス絵画と違ったどちらかと言うとオランダ風の色彩で描かれていました、でも色はイギリス風土自身が生み出す光と色彩、どの作品もデッサン力、表現力、構成力、本当に繊細にして細かく観察して丁寧に描かれていました、良い作品ばかりでした。
繰り返しになりますが私が想っていたイメージの作品が多かったです、例えば紙面の上3分の2が空、雲の重なり合いが描き込まれて下の3分の1は樹木。森、家、動物、人が細かく描き込まれて、空は茶色系統を上手く使っている、農村の風景では羊が多く描かれうたり、積み藁、海を描いた作品も良かった。
今回鑑賞して良い作品を見ることは、心が気持ち良くなって私の趣味である「描く」を楽しみたいと思いました。
素晴らしい作品でしたが館の展示に関しては照明方法に工夫を、額ガラス面に観覧者などが写って見辛い作品が数点ありました~12時50分鑑賞終了。
昼食処を美術館の案内所で「岡山名物の鰆料理のお店はないだろうか」と尋ねましたところ「御料理こにし」を紹介して頂きお店まで連れて行ってくれました。
ミニ会席料理を注文、鰆の刺身・味噌焼きが出てきました、刺身は口に入れるとトロの様な感じでした、色々な料理が出て美味しく頂きました。

その後夢二郷土美術館へ歩いて行く、日差しが強かった30度を超えていると思う、入館料700円、館内は油彩、掛け軸、屏風、冊子の表紙絵などが展示されていました、何回か夢二の作品に会っているので何か懐かしく鑑賞しました。
後楽園(65歳以上無料)岡山県立博物館(65歳以上無料)は今回入りませんでした後楽園の外周散策路を通って岡山城遠景を描きに行きました。
15時20分路面電車(100円)で岡山駅へ、15時48分発のぞみ36号で帰途に自由席はほぼ満席状態空いている席に座って一安心、その後の乗換えも全て着席出来て18時10分実家に帰りました、楽しい一日でした。

画像はオリエント美術館の館内





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浮世絵風景版画~北斎・広重

2009-09-18 06:34:08 | 美術鑑賞記
奈良県立美術館所蔵の浮世絵風景版画~北斎・広重~10月12日まで
館の出品目録から項目を抜粋をしました、下記の様に細かく分類して展示してくれています、ここ数年色々な浮世絵展を鑑賞してきましたが今回のような学術的な展示、特に構図別に分類した説明展示も珍しいと思います、興味ある方には必見です、65歳以上の方は証明するものがあれば無料です。
Ⅰ 浮世絵風景版画隆盛の下地
近世初期の名所風俗図これは室町―桃山屏風絵、地誌の挿絵に描かれた各地の風景・風俗、浮絵-遠近表現の進歩、名所風俗図・役者絵・美人画の背景としての名所風景、名所風景の付加

Ⅱ 浮世絵風景版画の隆盛へ
(1) 葛飾北斎と門人の作品、関連作品浮世絵
狂歌絵本、洋風風景画、葛飾北斎『北斎漫画』、葛飾北斎「富嶽三十六景」2点
(2)広重と歌川派の作品
歌川広重の作品、歌川広重「名所江戸百景」
①最も早い改印のある図
②各種の構図
(俯瞰構図で遠くまで続く景観を表す)、(近景を大きく描き目立たせる)、(窓の外に風景を描く)
③ 現実感の表現
(気象を表す)、(夜景を描く)
④様々な表現
広重と同時代の歌川派の作品
二代広重、三代広重の作品
外へ出ますと木々の中に紅葉が始まっていてこれからの奈良公園は綺麗になります。
お隣の文化館では武蔵野美術大学奈良校友会展も拝見しました、力作が並んでいてブラリト覗いたのに得るものが沢山ありました。
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ラウル・デュフィ展へ

2009-09-03 07:23:18 | 美術鑑賞記
昨日は何時もの通り朝は実家に行って母に足湯・買物を済ませて11時過ぎに昼食を済ませた、母に京都のデュフィの展覧会を観に行くと言って12時過ぎにJR郡山から奈良へ、奈良から「みやこ路快速」に乗換え京都へ、会場は美術館「えき」KYOTO、ジェイアール京都伊勢丹7階、デュフィは以前から筆使いや色の魔術師で好きな絵描きさんの一人でした、予想に違わず構図もよく、色は綺麗で豊か、筆運びもお見事、説明文にもありました「線と色彩そのものが持つ表現力と素早い筆致の卓越したデッサン力・・・」「躍動感を伴って透明感を繊細に・・」素描も素晴らしかった、展覧会の冊子2000円を買いました。
鑑賞を終えて帰りは大阪周りでJR郡山へ帰る事にしました、駅員さんに尋ねると途中下車しない限りOKとの事でした、京都発14時32分新快速播州赤穂行きに乗車、途中停車駅は高槻・新大阪、15時前に大阪着、何か少し人が少なくなった様な気がした、25年前此花支店に勤務した時大阪駅は通勤の通過駅で人がもっと多かった気がしましたが?元気がないのかな、15時03分発大和路快速に乗車、15時50分JR郡山へ、実家へ着くと母も異常ありませんでした。

素描は途中の駅や車内でしました。
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小磯良平記念美術館へ

2009-08-17 06:22:36 | 美術鑑賞記
昨日は午前中は母に足湯、買物、昼食後少し寝る、午後1時になって神戸市立小磯良平記念美術館へ、近鉄電車で大和郡山から大和西大寺で乗換える、丁度三宮行きが向かい側ホームに大阪難波を通って阪神魚崎駅に14時30頃着いた、本当に奈良から神戸まで便利になった、でも1時間ほど冷房の車内で居ると体が冷えて困りました。
美術館は現在「亀高文子とその周辺」展、明治末の日本洋画界草創期から活躍された亀高文子とその周辺の作家を紹介した作品展で風景からその時代を知ることが出来ることが出来てよかったです、一番印象に残ってのは満谷国四郎氏の「鷲羽山」と題する絵は瀬戸内海に浮かぶ帆船が描かれていました、亀高女子の作品では色彩や構図の取り方は勉強になりました。

午後3時半に鑑賞終了、神戸ゆかりの美術館へも行きたかったのですが遅くなるので今回は止めました、電車は行きも帰りも座れて良かったです、実家には午後5時過ぎに帰りました。
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田所 浩日本画展

2009-07-10 05:39:36 | 美術鑑賞記
昨日の午前中は母に看護師さんが来て入浴させてくれました、今回は熱もなくお風呂に入れて気持ちが良かったと言っていました、先週は微熱があったので体をお湯で拭いてもらいましたが、湯を浴びるのとは全く違う様です。
天候が回復してるものの大変気温や湿度が高くスケッチとも思いましたが、こんな時は良い作品を鑑賞する日と決めて久し振りに明日香の万葉文化館へ、65歳以上の割引制度があるので300円で入ることが出来ます、今回は奈良県出身の日本画家「田所浩」の高校から現在までの作品が展示されていました、作品の半数には本画と写生(デッサン)や小下図が並列展示されています、素描も沢山展示されていますから大変参考になりました、氏は2回の大きな病気をされてからも日展特選2回、総理大臣賞受賞、審査員と活躍されておられます、これからも健康に気を付けられて制作される事を祈ります。

今回の素描は公園の鳩、雨のあとで羽を広げて日光浴していました。
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名古屋ゴーギャン展

2009-06-06 07:11:49 | 美術鑑賞記
昨日は名古屋へ行ってゴーギャン展と小牧のメナード美術館で島田鮎子展を観て来ました
午前7時に実家に行って母の用事を済ませる、天候は雨模様、この時期名古屋に展覧会を見に行くことが多いが思い起こせば4年連続雨である。
午前8時JR大和路線郡山から乗車、車内は通勤通学の人息と雨で蒸し暑く感じた、奈良8時25分発奈良線に乗換える、普通電車でこれが京都へ先着、城陽から車内は混み合って来た、京都9時28分着新幹線に乗換えた、京都9時35分「のぞみ316号」の自由席に広々とした3列シート側に座る、滋賀に入ると最近見かけなくなった麦畑が沢山あって実りの時期を迎えているようで田植えの終わった田圃とのコントラストが面白かった、10時11分名古屋到着乗換えて金山駅へ10時24分到着、岐阜に住む高校時代の友人とボストン美術館前で10時40分再会、ゴーギャン展を見る館内は鑑賞者が沢山で通路は停滞気味である、年齢はシルバーの人が多い、私も友人もシルバー料金で入館している、やっぱり実物は画集とは違って迫力がありました。
11時40分昼食、地下鉄名鉄で小牧に移動、友人の車でメナード美術館へ島田鮎子展を初期の作品から現在までを鑑賞、作品の変遷が判って楽しく鑑賞しました。
名鉄犬山駅まで友人に送ってもらい、名鉄で名古屋、新幹線乗換え「のぞみ233号」15時45分に乗車しました、木曽川を渡る時水量が多いなあ、又伊吹山は山頂が雨で見えませんでした。
新幹線の自由席2号車に乗っていましたが、3号車の喫煙のタバコの匂いがして嫌でした、京都に着いて降りると肌寒さを覚えた、奈良線の発車待ちの車内も涼しいと言うより寒く感じた、帰ってTVでの天気予報で近畿が日本で一番低温であったようだ。
17時50分郡山駅へ雨も上がっていました、楽しい一日を過せました、母も異常なしでした。
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