食べ歩きマップURL
http://tabelog.com/rvwr/000312672/rvwmap/0/0/
t_cognac's weblog
吉勝@大津市下阪本5:ラーメンセット二種
この日訪れたのは、しょっちゅう通りかかる滋賀県道558号高島大津線にある中華料理店。
長年ここで続いて来ているお店と思いきや、Googleストリートビューで確認してみたところ、この地に開店したのは2016年の頃のようで、以前はFun&Fan Cityというカフェレストラン&ダーツバーがあったようだ。で、その後に居抜きで入ったのが現在の吉勝ということになるようだ。
玄関のガラス両開き扉を開けて中に入ると、明らかに後から建て付けたような壁面に招き猫を描いたノレン。そしてケフの日替わりランチは
「ニラレバ炒め」の看板。こ、この招き猫の暖簾をくぐればいいのか?と思いきや、右側の方から「いらっしゃいませぇ〜、どーぞぉ〜」と声が聞こえてくるのでノレンをくぐらず右の方に進む。
すると、そこには広大かつちょっと薄暗い客席スペースがあり、「お好きなところへど〜ぞぉ〜」と女性スタッフさんがおっしゃるので、陽の光で比較的明るい県道558号線に面する窓際のテーブル席に着くことにした。
テーブルに置かれているメニューは、冊子になっているものも含め膨大な数。その一つ一つについてはコチラにまとめておくことにして、ここでは、ラーメンセットのメニューに的を絞る。10種類の麺類と16種類のゴハンものの組み合わせが、昼営業時間なら800円か950円。コスパは最強。さーてどれにしようか、あれこれ迷うことしばし。女性スタッフに伝えた注文内容は、厨房に伝わるときには台湾か、中国か、とにかく日本語ではない言語に変換された音声で伝達されていた。
結局、同行者は塩ラーメンと天津飯のセットを選択。
塩ラーメンは、あっさりスッキリの清湯スープ。少し味見させてもらうと、後から食べた醤油ラーメンに比べ、塩味がちょっと強かった。
天津飯はこんな感じで、カニ成分は皆無な溶き卵に、甘味酸味加減程よくチューニングした餡と、その下に潜む白飯と組み合わせていい塩梅となる。
ワタシは、醤油ラーメンと炒飯のセットを選択。あれこれ迷ったわりにはあまりに黄土ソックスな選択なのは、ハツホーゆえだ。
して、その醤油ラーメン、具材の構成は塩ラーメンと共通。キクラゲにネギ、チャーシュー代わりの煮た豚薄切り肉、この価格なのに意外に頑張る半熟煮玉子、そして、ラーメンのスープとの相性など特に考慮した様子はない業務用をそのまんま載っけたと思しきメンマw
スープの味は、まあるくやさしい感じ。流石に鶏や豚をガチで煮出したような出汁感は期待できないが、さりとて化調バチバチ後味ドヨーンな残念味でもなく、この価格にしてこの内容ならアリではないかと思えてくる。
麺がこれまた、近頃あまり出くわすことのない、黄の発色ツヨ目な少々縮れ気味の中細麺。鹹水の匂いツヨメで、啜り続けるとほんのり苦味すら感じる。が、こうした麺も、こういうお店でなればこそ味わえるものとは云えまいか。
さらに、セットの炒飯。理想的な炒め具合で、パラパラ過ぎずベチャベチャでもなく、また、油っこくもなく、ふっくらホクホク味付け程よくなかなかのもの。同行者注文の天津飯もそうだったが、この炒飯もミニとかハーフなサイズではなく、きっちり単品の一人前と変わらないと思われるボリュームなので、完食したあとの満足感と満腹感は、オネダンイジョウニトリ請け合い。廉価ゆえのチープさ加減はもちろんあるにせよ、きちんと満足させてくれるだけの量的ナカミには間違いがない。それでいて、後味に嫌な印象を残す事がない。なかなか、やるやん...と、思いましたです。
ところでこのお店、「吉勝」と書いて「よしかつ」でも「きっしょう」でもなく、「けしょう」って呼ぶそうな。って、みなさん知ってた???
吉勝 (中華料理 / 比叡山坂本駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« さぬき庵@山... | 醍ぶ@千本丸... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |