風舞（かざまい）＠暗峠

「国道沿いのロードサイド店」なうどん屋さんである。
その国道は３０８号線。
試しに「国道３０８号」で検索してみると、その「酷道」ぶりを見ていただけることと思う。

「国道沿いのロードサイド店」ながら、民家に上がり込んでホッコリとするムードは、あの綾部の「かんばやし の」に通じるものがある。

「山菜天ざるうどん」カラッとみごとな仕上がりの天ぷら。

そして、ちょっと細めながら、ビシッとこしのある麺に天然素材の風味豊かなツユ！写真では表現し切れない美味さ。（って、私が注文したものではないけど、味見させてもらった）

「くらがり地鶏なんば」。鶏肉は丹念に炭火で焼いているようだ。地鶏といっても奈良県平群町の名店「鳥喜久」で味わう地鶏のようなぷりっぷりの弾力感に一歩譲るが、なかなかどうして。

私は「山たまうどん」＝（山芋おろしに生玉子・温い麺にダシ）を注文。
シンプルな味ながら、麺、ツユ、それぞれに輪郭のハッキリした味わいを感じることができる。

本場のさぬきうどんに比べればかなり値段が高いが、そのゆったりとしたロケーションと丁寧な手仕事の味わいは、わざわざ行って味わう価値は十分にある。

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