龍の鈴＠一乗寺：とんこつラーメン

去る5月に鶴はしのちょっと北のところに麺屋極鶏がオープンしたところだが、その極鶏のさらに北に行ったところに、7月7日に更に新たなラーメン店がオープンしたというハナシを聞きつけたので赴いてみた。ところで上の画像の字、なんて読んだらいいだろう？

Googleストリートビューで見てみると、この一軒家にもともとあったベランダというか物干し場というかの下にあった駐車スペースに店舗を設えたことが見て取れる。店内はカウンター6席のみの小さなお店である。

今のところ、メニューは上記の通りシンプルなもの。とんこつラーメンと長崎ちゃんぽんのみという構成は、九州で修行してきたということなのだろうか？今回は「とんこつラーメン」を注文してみた。

メニューの裏側を見てみる。「博多ラーメンの食べ方」はともかく、このお店に食材を納入している業者一覧をここで紹介しているのが珍しい。さらにそこには麺屋棣鄂と太陽製麺所とふたつの麺屋さんが名を連ねているのも珍しい。

細麺ゆえか、注文からラーメンが出てくるまでの時間はかなり短い。具はチャーシューとネギのみとシンプルだが、テーブル上に紅しょうがやゴマが置いてあるのでそれらで賑やかして見るのもよい。

今回、特に茹で加減は指定せずにおいたが、細めの低加水ストレート麺はシャキッとしていていいし、レアなチャーシューにはそれなりの気合を感じる。いっぽう、スープはかなりアッサリ＆さっぱりとしたライトな豚骨。こういう軽めの味が良いというヒトもいるのかも知れないけれど、弱いというか若いというか…もうちょっと強火で煮出した豚の出汁の特質を感じさせてほしい。
が、その点はまだ始まったばかりのお店。今後、進化してくことは十分に考えられる。
ところで、ある識者のハナシでは、とんこつラーメンの細麺が麺屋棣鄂で、長崎ちゃんぽんの太麺が太陽製麺所製とのことである。

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【龍の鈴】
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　075-703-1267
　京都市左京区山端大城田町26

龍の鈴 （ラーメン / 修学院駅、一乗寺駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.0