そば家 白河@東近江妹町:お昼のセット

トナリの京都府では6月20日をもって緊急事態宣言期間が終わったこともあって、滋賀でステイホームを我慢大会みたいに続けているのも何だし、出かけて見ることにした。そういえば、あの辺に古民家の蕎麦屋さんがあったよなぁ…いっぺん、行ってみよかぁ…で、訪れたのがココ。もちろん初訪である。
玄関先ではタヌキのお出迎え。実に、滋賀。
店内、リアル古民家。何とも安らぎを感じる空間。
卓上におしながき。蕎麦には、一番粉の更科そば・二番粉のざるそば・二,三番粉の田舎そば(これもざるそば)の三種がある様子。で、「お昼のセット」は田舎ざるそばに揚げ出し豆腐・おこわ・香の物付きで1,550円。という事で、「お昼のセット」一択で注文。
待つ事しばし、出来上がってきた「お昼のセット」がコレ。木製の長方形の大きな器に蕎麦・かき揚げ・ネギ・わさび。
さらに揚げ出し豆腐にきゅうりの糠漬け、おこわ。これらは、なかなか素朴で素直な味。なかなかイイ。
ただし、蕎麦が独特。コレまでに訪れた蕎麦店では出会ったことのないタイプ。麺線が短い。極端に、短い。
箸でつまんで、つゆに浸して啜ろうとしてみる。しかし、この蕎麦、食べ手が「啜る」という行為を頑なに拒むが如く、短い。何故だ?何故、こうなのだ?
そばの世界には「短い蕎麦」というジャンルがあるのか?
終盤に差し掛かると、もはや箸を使うことすら困難になってきたので、揚げ出し豆腐の器にあったレンゲで蕎麦を掬って平らげる事にした。
今回、いただいたのは「二,三番粉の田舎そば」だった。極端に短い麺線だった。
さて、このお店の、二番粉のざるそばや一番粉の更科そばは、どうなのだろう?やはり、極端に、短いのだろうか?
決して一緒くたにしてはならないと思うのだが、麺を自作したときにグルテンの生成に失敗した生地を無理やり切刃に通すと、短い麺が出来てしまうものだが、アレとコレとを、同じように考えてはいけないのであろう。やはり、蕎麦の世界にはきっと「短い蕎麦」という世界があるのだろう….。

そば家 白河そば(蕎麦) / 新八日市)
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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