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たけあき亭@自作ラーメン試食キット
午前中に突如クール宅急便が送られてきたので、何を注文していたわけでもなかった家内はびっくりしたという。(そういえば、荷物が届くということを言っておくのを忘れていた。)
しかし、品名を見れば「中華麺」とある。コレで、どういうことかは概ね察しがついたらしい。そう。ナカミは、HP「味探求 自作ラーメンの旅」主宰、たけあきさんから届けられた自作ラーメン試食キットであった。
合計4食分を送っていただいたが、そのうち3食分については、家族が昼に調理して食べてしまったらしく、「美味しかったでー!」という。ちょっとハードだった年度初めの残業から帰った遅めの夜に、先に食べられてしまった悔しさを少し味わいつつ、調理に取り掛かる。
調理...といっても、よくある冷蔵モノの市販ラーメンと同じように麺を茹で...
あとは備え付けのスープを温め、やはり備え付けの具を盛っただけ。試食キットの内容以外に用意したのは冷蔵庫にあった白ネギと、ウチの庭で栽培している青ネギを刻んだだけ。きわめて簡単な作業。
あとは備え付けのスープを温め、やはり備え付けの具を盛っただけ。試食キットの内容以外に用意したのは冷蔵庫にあった白ネギと、ウチの庭で栽培している青ネギを刻んだだけ。きわめて簡単な作業。
麺の様子を見ながらキモチ長めに茹でた。結果、こんな感じの艶やかな平打ち縮れ麺に。
そしてこの麺。作り手側の想定より少し長めの時間で茹で上げた結果になったかと思われるが、結果的には風味豊かなスープとともに、前回いただいた時の平打ち麺よりもしっかりとしたコシと、しっとりと伸びのあるしなやかさとモッチリ感を堪能できた。
「自作ラーメン」とは、スタート地点において、誰しも下手のヨコ好きから始めるものである。が、継続的に作り続け回を重ねていくと、当然ソコに改良や工夫を加え続けていくことになる。結果、今回の作品のような、「原価率」とか「利益率」といった数字に無縁であるがゆえのこのシンプルながらも極めて贅沢な味わいに高まることになる。
ということでコレが、器は旧「京都ラーメンマップ」主宰・武内真司氏作、ナカミのラーメンはTVや雑誌での被取材歴豊かなたけあき氏作、ネギはさっき引っこ抜いてきたばかりの超新鮮な呈蒟蒻の自家栽培モノという、どこのお店でも決して味わうことの出来ない究極のプレミアムな一杯の画像である。(自己満足)
作り手ご本人のコメントに拠れば、スープ自体はきわめてシンプルな方法で作ったとのこと。その味わいを簡単なコトバであらわせば、「魚ダシの利いた昔なつかし系中華そば」ということになってしまうのだが、煮干をボディとしたその高い香り、醤油とダシのバランスのよさ、また無化調ならではのアトに引かないさっぱりとした自然なキレのよさ...が一体となったそれはそれは豊かな味わい。
また、今回のキットに付属のメンマ、形状自体は平凡なものであるが、味付けされた挽肉を身にまとって袋詰めされたその味わいと、薄めにスライスされながらも口にしてみるとサクっポリっと口の中で食感を主張するその仕上げ方は、メンマ本来のラーメンの具としての存在感を再認識させてくれるものであった。
また、今回のキットに付属のメンマ、形状自体は平凡なものであるが、味付けされた挽肉を身にまとって袋詰めされたその味わいと、薄めにスライスされながらも口にしてみるとサクっポリっと口の中で食感を主張するその仕上げ方は、メンマ本来のラーメンの具としての存在感を再認識させてくれるものであった。
「自作ラーメン」とは、スタート地点において、誰しも下手のヨコ好きから始めるものである。が、継続的に作り続け回を重ねていくと、当然ソコに改良や工夫を加え続けていくことになる。結果、今回の作品のような、「原価率」とか「利益率」といった数字に無縁であるがゆえのこのシンプルながらも極めて贅沢な味わいに高まることになる。
このような書きぶりになってしまうのがちょっと申し訳ないようにも思うのだが、こればかりは、本当に、お店のラーメン食べ歩きでは味わえない高みなのだ。...今回、私自身がこのところ自作から遠ざかっているところに若干ヒケ目も感じながらも、そんなことを実感させてくれる一杯だった。
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【HP「味探求 自作ラーメンの旅」】
http://www.jisakuramen.com/
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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急な送付申し訳ありませんm(_ _)m
このくらいシンプルに試食して頂けるのが一番ありがたいです。
この麺は茹で時間を一定時間過ぎると驚くほど劣化します。(ビロビロにのびます)
実はしっかりと茹で上がり、コシがありつつモチモチ感を残すベストタイミングは2分半ほどです。
但し、湯量や麺の投入する沸騰具合(温度)により微妙に異なるため、少し早めの時間をアナウンスさせて頂きました。
その辺を見極めて、少し長めに茹でて頂いたのは麺を作った側からすると自作冥利に尽きます。
最近は、特選素材を!というより与えられた食材の強みをどう生かすか?と考えるようになりました。
t_cognacさんの自作ラーメンが見れる日を心待ちにしています~!