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龍旗信 京都店@蛸薬師麩屋町:開店レセプション
今までなかなか行けないお店だった龍旗信。一度だけ訪れたのが5年前の夏。
かねてより大阪・堺で独自のラーメン文化を開花させようという高い志をもったお店がこの春、京都にやって来るという。
この度、プレオープンへのお招きにあずかり、寄せていただいた。
玄関を入ったすぐ左に券売機。まずはココで商品を選ぼう。
開店祝いの花がお店のうちそとあちこちを飾る。店内はもともと京町家だった「うなぎの寝床」とよく例えられる間口が狭くて奥行きの深い区画を上手に用い、10席分のカウンター席と4人掛けのテーブル席2卓が配され、いずれの席も厨房の様子がよく見通せる。
メニュー一覧表。基本的には食券制だが、「追加注文はお気軽に」なシステム。
「麺」の字のバックにある家紋のようなマークは、泉州の水茄子を図案化したもの。お店の出自をさりげなく織り込んでいる。
「麺」の字のバックにある家紋のようなマークは、泉州の水茄子を図案化したもの。お店の出自をさりげなく織り込んでいる。
裏面は11:30~15:00のランチメニュー用。
まずは泉州水茄子の自家製浅漬け。店主、松原さんが「ゼヒ食べて!」と強力にプッシュされた一品。
従前から大阪府内の各店舗において泉州特産の野菜を用いた限定メニューに数知れず取り組んで来た龍旗信が、この度京都店だけのメニューとして置くのだそうだ。
基本的に夏野菜だが、1月中旬には出回っているらしい。ショウガを絡め、一緒に出されたタレにちょっと浸していただく。さっくりとした歯応え、なんともいえない瑞々しさ、ほんのりとした甘味。漬け物にウルサイ京都人に、きっとウケることだろうと思う。これから旬をむかえるにあたって、その味わいも一層豊かになっていくんじゃないだろうか。
従前から大阪府内の各店舗において泉州特産の野菜を用いた限定メニューに数知れず取り組んで来た龍旗信が、この度京都店だけのメニューとして置くのだそうだ。
基本的に夏野菜だが、1月中旬には出回っているらしい。ショウガを絡め、一緒に出されたタレにちょっと浸していただく。さっくりとした歯応え、なんともいえない瑞々しさ、ほんのりとした甘味。漬け物にウルサイ京都人に、きっとウケることだろうと思う。これから旬をむかえるにあたって、その味わいも一層豊かになっていくんじゃないだろうか。
次に、おつまみ唐揚げ。コリコリとした河内鴨の肉、サックリとした食感。また、今回は注文しなかったが「ピリ辛すじ焼」も一品にあったりで、先日オープンした京都塩元帥同様、京都発のお店にはないものがあり、お酒も楽しいお店である。
続いてメインの麺ものへ。まずは5月~9月の期間限定で提供するという「塩冷麺」から。
今回、あるラーメン好き親子に同行していただき、複数のメニューをシェアする。
今回、あるラーメン好き親子に同行していただき、複数のメニューをシェアする。
カニ身を贅沢にあしらい、そのカニ身の淡い旨味が活きるように仕上げ、ほんのり甘く、あっさりサッパリといただける。野菜の新鮮感、全体的な冷涼感、暑い季節にはたまらなくいいだろうな。そして、冷水で締めた中細麺のビシっとした強さが楽しい。
続いてメニューの基本となる「龍旗信ラーメン」。
淡麗 で、かつゆたかな旨味を称えたスープ。焦がしネギ油の香ばしさとともに、やはりアッサリとしたところに複雑で重層的な美味しさを堪能させてくれる。こういう味わいが龍旗信の特徴だろう。その奥の方に干しゴボウの繊細な味わいも感じる。それはかつて自作ラーメンで試してみて、私は結局使いこなすことができなかったあの味だ。白髪ネギの下に潜んで画像では見えないが、豚バラのチャーシューも存在感しっかりでスープとのバランスよく美味い。
「ラーメン」とひとくち言っても、龍旗信のそれは「ジャンク」という言葉から連想するような風味の対極にある味で、高校生だった頃に部活帰りに足繁く通った濃厚コッテリラーメンに代表される味わいとはとても同列に比較するようなものではないと考える。また、そういう点では、大人受けする味わいだとも思う。
「ラーメン」とひとくち言っても、龍旗信のそれは「ジャンク」という言葉から連想するような風味の対極にある味で、高校生だった頃に部活帰りに足繁く通った濃厚コッテリラーメンに代表される味わいとはとても同列に比較するようなものではないと考える。また、そういう点では、大人受けする味わいだとも思う。
さらにつけ麺をいただく。
さっきのラーメンでは白髪ネギの下に潜んでいたチャーシュー様がドォーンと、さらに艶かしい味玉ものっかる。海苔の向こうに豆苗も見える。これはラーメンともどもアッサリとしたスープと相性のいい龍旗信ならではの具材。
つけ麺も「塩ラーメン」のスープの風味を基調とし、酸味や辛みを加えず、あくまで龍旗信流のあっさりながらも深い旨味でストレートにせまって来る感のあるつけ汁。ラーメンに比して若干油感は強め。
そのアッサリな塩つけ汁に平打ちの麺を絡めて啜る。ムチャクチャウマイ。最近は京都にもつけ麺の選択肢が増え、それこそ「つけ麺がメイン」あるいは「つけ麺専門」のお店も数あるが、コレは他ではなかなか味わえないものじゃないだろうか。
「とにかくお店に来てくれたお客さんには、美味いものを味わって楽しんで帰っていただきたい」という店主に相通じる強いポリシーを感じさせてくれるお店が京都にやって来てくれたことを、とても嬉しく感じている。
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【龍旗信 京都店】
11:30~24:00
年中無休
075-256-2279
京都市中京区蛸屋町157-11
P:なし
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