てっぺん@久御山町林北畑:限定サバ中華そば並&焼き飯

「この道一途 麺一途 あなたへと 心と体に届くよに 今日も一途に 我麺道」
店内に入ると目に飛び込んでくる、織田信長を描いた壁一面の絵に添えてある言葉を紡いだのは誰?
かつての城南菱創高校前から、今の久御山高校前に移転しておよそ二年。テーブルにおいてあるメニュー表は相変わらずシンプル。
しかし、店内にはそこかしこに、メニュー表に記載してある以外のメニューが掲示されている。この光景も、相変わらず(笑)
よく見渡してみると、一時はあった鯛のメニューは無く、代わりに、というわけではないと思うがサバのメニューがあった。そのサバを、中華そば・油そば・つけ麺で味わえるという構成にしているのも、このお店ならではの特徴かもしれない。今回はイチオシっぽい「サバ中華そば」で注文。焼き飯も追加。
しばし待つ後出来上がって来たのがこの姿。鉢に盛りつけてからガスバーナーで炙ったチャーシュー、メンマ、青ネギ、白髪ネギ、刻みタマネギ、モヤシに加え、実はキャベツも潜めてある。
スープは、なるほど鯖節の香りと味わいがガツンと来る。それでいて、かなり油分も多め。この油分の多さとモヤシタマネギネギキャベツとヤサイヲヲメなもんで、あたかも二郎系のラーメンを食っているような錯覚。パツンとした細麺の食感がまた独特で、どこの麺屋さんから仕入れているのか知りたいのだが、大将はハッキリとは教えてくれない。
焼き飯もラーメンを作った後に大将おんみずからの手で中華鍋を煽って作ってくださるもの。醤油ダレの色濃く、青ネギが存在感を放つ。そしてラーメンと同様、こちらもかなり油分が多い。部活帰りの男子高校生で賑わうことの多いこのお店、味付けも若い彼らに合わせたチューニングにしているのだろうか。こんなふうに、久御山界隈で、自店舗でしっかり出汁を取っていて、かつ力強い味わいを求めるなら、このお店はピカイチだと思う。対極のあっさり味を求めるなら近くにある繁ちゃんラーメンだ。他にも大久保田原交差点から西に向かう府道15号宇治淀線に面しては、麺処森元や新福菜館久御山店、昭和レトロムード満点な特製ラーメン第一旭(元祖第一旭)久御山店もあるけれど、一歩入ったところにあるこれら個人経営店の存在は、やはり掛け替えがないところではあるまいか。

てっぺんラーメン / 大久保駅伊勢田駅新田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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