麺場田所商店 城陽店＠城陽市寺田：夏季限定 信州味噌冷やしタンタン麺

この日の晩、丁度いい機会を得たので寄ってみた。
先月、城陽の地に新規開店後、この界隈の地域住民にとっては物珍しさもあってか、よく行列になっていたりするという話も聞くところだが、桃山御陵前にある伏見店には一度訪れているので田所商店というお店について、概ね察しはついている。

店先のポスターカンバンでは信州味噌と北海道味噌が二本の柱となるような表現だが...

券売機のボタンでは北海道・信州に加えて「江戸前味噌」なんてのが加わっている。「江戸前」って、魚のことだと思っていたけど味噌があったとは知らなかった。（あとで調べてみたらどうやら「江戸甘味噌」を「江戸前味噌」と称しているようだ）

それにしても暑い日だったし、できるならなんか冷たい品物はないかなぁ...とボタンを探すと、ありましたよ。今日はコレにしておこう。

カウンター席に通され、スタッフに食券を渡すと、しばらくしたら「江戸前味噌の試食です」とキャベツとともに持って来てくれた。
塩加減スクナメで甘めの味噌。とろっとした感触。味噌は味噌らしく、大豆の風味とほどほどの塩加減があった方が好きかな。まあそこは好みの問題。（そういう点で京都の白味噌もワタシャあんまり好きではない）
夕方6時頃、それなりにお客は入っている。それにしても厨房に3人、ホールに5人と、この時間にしてはスタッフの数が多い。

キャベツにつけた江戸前味噌をなめているうちに注文の品がやって来た。

トッピングの、たてに刻まれた白ネギの多さ。

さてどうやっていただいたものかと白ネギをひっぺ返してみると、今度はピンポン球より少し大きめサイズの肉味噌のカタマリが。これは、そのままを齧っていただく類いではなさそうに見えた。

さらに下の方から麺を引っ張り出してみる。多加水で捩れ気味の中太麺。いかにも味噌ラーメンには相性の良さそうな麺。

結局、和え麺よろしく天地返しにしてさっきの肉味噌玉も担担麺風のツユと麺になるべく溶かし込んでいただく。
...一応、器も冷やしてあるし氷も入れてはあるが、部分部分に冷やし切れずにぬるい状態のままところがあったりで、肝心の冷や冷や感が感じられない。加えて、肉味噌の中にある脂がベタァ～と纏わり付いてくる感触がよろしくない。

「こだわりの新感覚ひんやりタンタン麺」と銘打つのであれば、「こだわりの新感覚」というキャッチフレーズに、さらなるこだわりを持っていてほしいと感じた。

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【麺場田所商店 城陽店】
11:00～23:00(L.O.22:30)
年中無休
0774-57-5020
城陽市寺田高田48-1
P：あり
  

田所商店 城陽店 （ラーメン / 城陽駅、寺田駅）
夜総合点★★☆☆☆ 2.5